終い天神
天神さんに行ってきました。12月の市は東寺の弘法さんと同様に「終い天神」と言います。
入り口の鳥居の脇の「初詣」の幟は、ちょっとフライングですね(笑)。楼門には来年の干支のイノシシの大型絵馬がかけられていました。
やっぱり、終い天神だけあって平日でも人が多かったです。チリメンジャコが、今日はものすごい行列でした。
今日は絵馬堂前で猿回しをやってました。見物客が多く、横から撮ったので、あまりいい写真ではありませんが。お猿さんはまだ若いようで、小ぶりで可愛かったです。
いつもの金社長の店で、弘法さんで見た黒釉の徳利と口縁が注ぎ口のようになった鉢を見に行ったのですが、黒釉の徳利は売れて無くなっており、鉢の方だけ残っていました。この鉢は片口として使える面白いものなのですが、結構長く深いニュウがあり、直しに出さないと使えないので、買いませんでした。
今日は縁起物の「大福梅(おおふくうめ)」を買ってきました。北野天満宮の境内で育てた梅の実を塩漬けし、土用干ししたものです。元旦にこれを入れたお茶を飲み、1年の無病息災と長寿幸福を願います。
その起源は、平安時代に当時の村上天皇が病に伏された際、梅入りの茶を飲まれたところ、たち所に平癒されたことから、王服(おおふく)と称して毎年元旦にこの茶を服されるようになったことにあるとのことです。天神さんでもらった「招福の梅支度」というチラシにそう書いてありました(笑)。