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昨夜の晩酌(濁ってないマッコリの巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(濁ってないマッコリの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年05月08日(日)

20220508①昨夜は久しぶりにマッコリで晩酌しました。しかし、写真のように片口の中のマッコリは白く濁っていません。

前回マッコリを飲んだ時もそうでしたが、今回もボトルに入ったマッコリを冷蔵庫に立てて置いて、飲む際にも振らずに上澄み部分だけを注いだものです。ドロドロの濁った部分は底に溜まりますので、それは捨てます。

何故このようにするかというと理由は二つあります。まず1つは、こうすることでカロリーを低く抑えることができます。もう一つは、甘さの緩和です。マッコリは甘いものではあるのですが、日本で売られているものは甘すぎるのです。この方法は、90年代にソウルで下宿していた時に、当時の主人のアジュンマがやっていたのを見て真似して以来、時々やってきたものです。日本で売られているマッコリだと上澄みだけでもまだ結構甘いです。なので私は、さらに氷を入れて薄め冷やしたりもします。

李朝片口はアジ付き過ぎな程ですが、いい感じに味がついてます。ここまでのシミですと油染みでないか心配ですが、嬉しいことに全く油臭はありません。注ぎ口の周りに鉄砂がかかっているのがいいです。容量は注ぎ口の穴の少し下あたりまで入れて2合程度です。

今回のマッコリ用盃は高麗青磁の大振り盃であり小鉢でもある器です。実際、今までこちらでも酢の物やお浸しなどを盛る小鉢として主にご紹介して来ました。この手のサイズの青磁や三島は、このように広い用途に使えて便利です。ちなみに、金継ぎは昔私が自分でしたものですので、あまりいい出来ではありません。

お料理の方はチャプチェを作ってみました。作ったといっても、冷凍ものを温めて炒めた豚肉とネギに合わせて、さらに軽く炒めただけなんですけどね(笑)。冷凍食品も温めてそのままではなく、ちょっとひと手間加えてみるだけで雰囲気が変わりますよね。

キムチは李朝初期白磁の小皿に盛り付けております。この初期の小皿も平盃としても使えるサイズですね。キムチも日本で売られているものなので、やっぱり結構甘かったです(笑)。

最大10連休という今年の長かったゴールデンウィークも今日で終わりです。3年ぶりの新型コロナによる規制のない連休でしたので、全国の観光地は賑わったようですね。私は通常通り店を営業してますから、あまり関係ないですけどね(笑)。

それよりも、今年は夏8月下旬頃にソウルに行けるようになってたらいいんですけどね。まだちょっと無理ですかねえ。だったら年内には何とか行きたいですね。

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