昨夜の晩酌(初登板紙縒膳の巻)
昨夜は豆腐キムチで一杯やりました。豆腐キムチを作るためにソウルで本場のキムチを買って来たのですが、昨夜やっとそれがかないました。日本のキムチは激甘なので、やっぱり本場物で味わいたいんですよね。今回買って来たキムチは、酸味の強いお味でしたので、炒め物や鍋物にいい感じでした。
豆腐キムチを作る時に必要なのは、豆腐とキムチはもちろんですが、豚肉、野菜は玉ねぎとネギがあるといいでしょう。豆腐は絹ごしではなく木綿豆腐を選びましょう。
切ってよく水切りした豆腐は大皿の周りに並べておきます。同時に具材を、豚肉、玉ねぎ、キムチ、ネギの順に炒めていきます。日本の激甘キムチの場合は何も加えなくていいですが、韓国のキムチの場合は、少しだけ甘みを付けるために焼き肉のタレを少々加えます。入れすぎると甘辛くなってしまうので気を付けましょう。最後の火を止める直前にごま油を回しかけます。炒め終わったら豆腐を並べた大皿の真ん中にドサッと盛り付けます。写真ではわかりにくいですが、これ結構な量です。2人前は充分にある量です。
お酒はいつもはマッコリなのですが、また日本の激甘マッコリでは悲しいので、スーパーに眞露チャミスル(焼酎)がありましたので、今回はそちらにしました。眞露焼酎といえば昔はガマガエルのマークの入った赤い蓋もので、アルコール度数も20度以上でしたが、今のチャミスルfreshはアルコール度数16~17度になってますね。
今回は焼酎での晩酌となったので、徳利は使わずそのままいただきました。ガラスの徳利に移し替えようかとも思ったのですが「참이슬(チャミスル)」のラベルそのままの方が、絵的にもいいかなと思いましたので。
盃は李朝初期の小ぶりの堅手盃を使ってみました。以前にも1度ご紹介したことがあったと思います。口径も高さも5.5cmほどのかわいらしい盃です、このサイズですから元は明器だったのかも知れません。
酒器が盃だけでさみしいので、今回は膳を紙縒の膳にしてみました。こちらでご紹介するのは今回が初めてですが、これは今回のソウルでの収獲ではなく随分前に(15年ぐらいになるか?)入手していたものです。この手の物で晩酌に使えるサイズのものは貴重です。
いつも豆腐キムチやチャプチェ、大きな焼き魚などを盛る時に活躍してくれている堅手の大皿も今回はお料理を盛っていない状態の写真を載せておきます。こんな感じなんですよ(笑)。
最後の写真は身内がくれた5周年祝いの花です。ありがたいです。
今月は5周年感謝月間 2023年6月
既に「お知らせ」欄でもご案内させていただきました通り、お陰様を持ちまして、6月で「韓国骨董 李好」は5周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様方のお支えによるものと、感謝いたしております。
そこで、6月(期間:6/1~6/30)は5周年感謝月間といたしまして、各種サービスをご提供させていただきます。
ここ2年は新型コロナ禍で開店月の感謝サービスを自粛しておりましたが、5月8日より新型コロナの感染症分類も季節性インフルエンザと同等の5類になりましたので、本年は3年ぶりに実施することにいたしました。
詳細につきましては「お知らせ」欄よりご確認ください。該当の「お知らせ」へはこちらをクリックの上、ご確認ください。
今月京都の骨董関連イベントは下記のとおりです。
4日(日) 東寺ガラクタ市
13日(火) 平安蚤の市(会場:京都市左京区 岡崎公園内平安神宮前広場)
21日(水) 東寺・弘法市
25日(日) 北野天満宮・天神市
30日(金) 京都アンティークフェア(会場:京都パルスプラザ 伏見区竹田)※~7/2(日)まで
※京都アンティークフェア今月でした。追記いたしました(2023.6.2)。
感謝月間中(6/1~6/30)にぜひご来店ください。お待ち致しております。
今回は李朝木製台等の木製品を多めに出品しております。
また、酒器をご購入いただいた際の日本酒プレゼントも引き続き実施中です。
※水曜日は通常通り定休日です。
昨夜の晩酌(訪韓帰国後第1弾の巻)
お伝えしている通り、22日~24日までソウルに行って来ました。帰国後は気合い入れた晩酌はしばらくお休みにしようと思っていたのですが、昨日は祇園 川上さんの立派なお弁当をいただきましたので、飲みとなりました。
お弁当のお刺身は鯛と鱧の湯引き、隣の焼き鱧もおいしかったですね。鱧大好きです。ミニステーキも入ってました。これもらったら絶対に飲みますよね(笑)。
盃も徳利も90年代ソウルに住んでいた時に入手し、現地での晩酌にも活躍してくれた奴らです。
盃の方は、口径が6.5cmほどのサイズ小さめですが、見どころの多い盃です。見込みや胴部に出た赤み、口縁から見込みへの釉垂、薄めなので写真では分かりづらいですが貫入もあり、口縁に並んだ火間、底部の縮れ釉と、この一つの盃に景色が詰まっています。残念ながら無傷完品ではなく口縁部にニュウが1か所にあります。上からガチンとものを当てた時にできる典型的なキズですね、これは。写真ではなく実物を見るともっと赤みが深く、貫入もわかりやすいんですけどね。
徳利の方は高麗青磁ですが、色が米色青磁というには釉薬が若干緑色なんです。大きな盤口ですが、私なんかはこの大きな盤口、徳利に酒を注ぐ際に溢れこぼれの防止になってありがたいですけどね。この徳利が面白いのは、片面は表面がザラザラとした粗い伊羅保のような肌なのですが、反対面はツルっとしたきれいな肌なんです。きれいな肌の面の方には、丸いひっつきと剥がれが1か所ずつあり、徳利を持つ際にそこに指をかけると安定しますね。高台内に窯割れがあり、金継ぎが施されています(写真9番目(最後))。購入時に窯割れがあることは気付いていたのですが、細ーい割れでそこまで深くないだろうと思って、持って帰って洗っていたら、駄々洩れでしたね(笑)。それでその当時自分で金継ぎした物です。懐かしいですね。
帰国第1弾で、立派なお弁当をあてに懐かしい酒器たちでの晩酌は至極のひと時でした。
【ソウルお食事処】 남영골(ナミョンゴル)
2日目の晩はこちらも以前にご紹介したことのある、地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)でテジワンカルビ(豚のカルビ)をいただきました。以前紹介したことのある所ばかりで申し訳ございませんが、やはりコロナ禍で3年半ぶりになじみのある店に行ってみたかったことと、現地ソウルに在留している訳ではないので、新しいお店を開拓するのはなかなか勇気がいりますね。2泊3日の短期間の旅行で知らない店に行ってみて、期待外れだったら、やっぱりイヤですからね(笑)。
骨の付いた豚のカルビを炭火で焼き、写真のようにハサミで適当な大きさに切ります。スライスしたニンニクも一緒に焼きます。韓国人はニンニクを焼かずに生のままで肉と一緒にサンチュに巻いて食べますが、私は胃が悪くなるので焼いたものしか食べません。生のまま食べると翌日に臭いも強く残りますからね。ブレスケアぐらいでは対応できませんからね、生のニンニクは(笑)。
テジワンカルビ(豚のカルビ)1人前が、今回17,000ウォンでした。コロナ禍前の2019年に来た時は、1人前12,000ウォンでしたから、こちらも結構値上がりしてましたね。もう韓国の食事が安いとは言えなくなってしまいましたね。
それと今回気になったのは、こちらのお店、以前はいつもお客さんがいっぱいで賑わっていたのですが、今回はガラガラでした。当日入店したのが午後6時頃でしたので、少し時間は早かったのですが、最初お客さんは私だけ。帰るまでに3組のお客さんしか来ませんでした。特に味やサービスの内容が変わったようにも感じなかったのですけどね。どうしたのでしょうか。あの日だけのことだったらいいんですけどね。
ナミョンゴルの場所は、地下鉄1号線南栄(ナミョン)駅を出て右へ20mほど先の横断歩道を渡り、右へ15mほどのところです。地下鉄4号線の「淑大入口(숙대입구 スクテイプク)」駅からも徒歩3分程と近いです。最後写真のように店の入り口は狭いですが、中は広く200席あるようです。
【ソウルお食事処】고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)
初日の晩御飯は、定宿の地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くのHOTEL RAINBOWホテルから徒歩約3分の고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)で食べました。
こちら고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)は、これまで미성회관(ミソンフェグァン)の店名で、こちらで2度ご紹介して来ましたが、今回店名が고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)になっていました。店の場所も作りも全く変わっていませんでしたので、全く違和感はなかったのですが、食べ終わって店を出て看板を見てから店名が変わっているのに気づきました。また、店の外のガラスに「65년 전통의 미성 숯불갈비 소갈비*왕갈비*돼지갈비 새롭게 태어난 미성 고유의 고기맛을 느꺼보세요(65年伝統のミソン炭焼きカルビ 牛カルビ*王カルビ*豚カルビ 生まれ変わったミソン固有の肉の味を感じてください)」との掲示があるのを見つけましたので、経営者が変わったのかも知れません。次に行った時には確認してみましょう。
この日はカルビタンで焼酎を一杯やりました。個人個人で好きな食べ方があると思いますが、私の場合はカルビタンやソルロンタンを食べる時は、まず中に入っている春雨か素麵のような麺を先に食べてしまいます。そのあと肉を食べ、最後に残ったスープにご飯をぶっこんで混ぜて食べます(写真6番目、7番目)。サムゲタンの時も同様に1羽丸ごとの鶏を崩して、鶏肉を先に食べてしまってから、スープにご飯をぶっこみます。最後が雑炊風で終われるのが胃にやさしい感じがして、私はこの食べ方が好きですね。
こちら以前は10,000ウォンまでのメニューが何点かあったのですが、今回行ってみたらその値段のものはネンミョン9000ウォンだけで、他は全て10,000ウォン以上でしたね。カルビなどの牛肉類のお値段も結構上がってましたね(写真8番目)。
場所は、地下鉄4号線「淑大入口 숙대입구(スクテイック)」駅(ソウル駅の次の駅です)の6番出口を出て、そのまま歩くとすぐに左に曲がる道があり、その道を左に入って20mほど先の道の右側にあります。
最後の2枚の写真はおまけです。夕食後ホテルから徒歩10秒ほどにある본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)で、マヌル(ニンニク)チキン반마리(半羽、1人前の半分)をテイクアウトしてホテルで食べました。こちらも過去に何度もご紹介して来ましたが、マヌルチキンがニンニクソースたっぷり掛けでうまいです。반마리(半羽)が10,000ウォンでした。こちらも少し値段が上がっていたようです。写真は半分ぐらい食べてから写真撮ってなかったのに気付いて撮ったものです(笑)。見た目の良い写真は過去の記事でご覧いただけますので、下記よりご確認ください。
Borntobe Garlicchiken Hof(ソウルお食事処)作成日:2019年03月15日は、こちらをクリック
踏十里古美術商街と仁寺洞 2023.5
22日(月)から24日(水)の2泊3日の短期間ですが、ソウルに行って来ました。今回は3年半ぶりの久々の訪韓とあって、現地で個人的に処理しなければならないことがあり、それに結構時間をとられてしまいまして、骨董街に行く時間を十分にとることができませんでした。そんな訳で、ソウルには主に、仁寺洞、踏十里(タプシムニ)・長安坪(チャンアンピョン)古美術商街、黄鶴洞(ファンハクトン)の3か所の骨董街があるのですが、今回は仁寺洞と踏十里古美商街だけしか回れませんでした。仁寺洞については写真も撮れていません。
その仁寺洞の方ですが、付き合いのある店数件を回って挨拶して来ました。街の様子は大きく変わった感じではありませんでしたが、ところどころに賃貸お問い合わせの掲示のある空き店舗が見られましたね。しかしながら、平日にもかかわらず人の出は多かったですね。外国人観光客の姿が結構目につきました。敦化門路(トンファムンロ)の方にも2件ほどお店があるのですが、今回そちらには行けなかったですね。
踏十里古美術商街は2棟・5棟・6棟の3つ建物から成ります(写真1番目・3番目・4番目参照)。建物の1階部分が古美術店の店舗になっており、上階はアパート(日本でいうマンション)です。最寄り駅は地下鉄5号線の「탑십리(タプシムニ)」駅です。こちらは仁寺洞に比べ、お値段の安価な商品を探すことができます。写真のように商品が店の外の通路にまで溢れています。踏十里古美術商街の方も、極端に店の数が減っているというようなことは無かったです。ただ、新型コロナで3人程のご高齢の店主が亡くなったという話は聞きましたが。今回付き合いのある店の方にはすべて挨拶だけは、して来ることができました。
料理の写真は踏十里古美術商街6棟の向かいにある食堂のファンテクイ(干し鱈焼き)です。6棟の向かい側に3軒ほど並んで海鮮料理の食堂があるのですが、そのうちの1軒です。写真撮ってなかったので店の名前は分かりません。ごちそうになったものなのに、こう言っては申し訳ないのですが、あまり美味しくなかったです(笑)。日本の干物の魚とは違い、パサパサに乾燥させた干し鱈にヤンニョムをつけて焼いてあるので、やっぱり味はパサパサでかたかったです。チゲやタンなどの汁物で食べる方がいいですね。
次回は長安坪と黄鶴洞にも行きたいと思っています。ソウルの骨董街の場所や行き方等については、下記の過去の記事をご参照ください。
黄鶴洞(ファンハクトン)作成日:2018年12月11日は、こちらをクリック
仁寺洞(インサドン)作成日:2018年12月10日は、こちらをクリック
踏十里(タプシムニ)古美術商街 2018年09月02日は、こちらをクリック
3年半ぶりのソウル
今日は25日で北野天満宮・天神市の開催日です。本来なら開店前に行ってくるのですが、今日はお休みしました。「お休みしました」というと出店しているようですが、出店ではなく見に行くのをお休みしたといいうことですので(笑)。朝起きられなかったという訳ではなく、昨日の夜の時点で決定済みでした。実は22日(月)からソウルに行ってまして、昨日の夜に帰って来ました。なので、もうしんどくて朝早く起きるのを考えてだけでも辛かったんです(笑)。
コロナ禍で3年6か月、ソウルに行けていませんでしたが、ようやく行って来ました。去年の夏頃からでしたか、検査受ければ行く事は出来るようになっていましたが、新型コロナが感染症分類5類になって、全ての水際対策が無くなってから行こうと決めていましたので、5月になってようやく決行となりました。
これまで通り2泊3日の短い旅行期間でしたが、今回は特別に疲れました。ソウルの街がどう変わったかや、利用していた宿の周辺も店などは今回もまた利用できるのか?そもそもホテルも存在するかさえ予約をする時までは分からない状態でしたので、不安いっぱいでした。これまで私はソウルに行く際に不安など感じることは全くなかったのですが、今回は特別でした。
しかし、今回実際に行ってみると思ったほど大きくは変わっていませんでしたので、少しホッとしました。ホテル周辺の利用していた食堂などもほとんどそのままでしたし、骨董街の方も店の数が極端に少なくなっているという感じでもありませんでした。
明日からまた、今回のソウルでのことを少しずつご紹介していこうと思っています。よろしくお願いいたします。
東寺・弘法市 2023.5
今日は21日で東寺・弘法市の日です。朝から見に行ってきました。
9時過ぎに現地到着しました。本当はもう少し早く、9時10分か15分前には着きたいと思っていたのですが、少し遅れてしまいました。ここ数年のことですが、朝起きるのがつらいです。原因は分かっているんです。夜寝るのが遅いんです(笑)。それと、朝出るまでに以前よりも時間がかかってしまいます。起きた時間からすると余裕なはずだったのが、気が付いたら「もう時間ないわー」みたいなことに、いつもなってしまってます。
今日は日曜日、お休みでしかもいいお天気ですので、やっぱり人は多かったですね。露店もそこそこよく出てましたしね。コロナ禍前の弘法さんに戻った感じでした。それでも市バスは以前のような混雑状態にはならないので助かりますね。来客の構成が、観光客中心に変わったように思います。以前はもっとご高齢の方が多かったように思います。敬老乗車券で市バスに乗車する高齢者のお客さんが以前のように多くないので、市バスが混雑しないのかなと推測しています。
今日も収獲なしです。事情があって今日は食品類も買えませんでしたので、はじめから収獲がないのは分かっていたようなもんなんですけどね(笑)。
東寺の東側、大宮通側の工事が完了したようでした(写真6番目)。元々お寺の周りはお堀でぐるりと囲まれていましたから、こちら側にもいつ頃までかは知りませんが、東堀があったんですね。結構長いこと工事してましたが、ようやく完了したんですね。
今日は弘法さんの後に、京都駅に寄ったり百貨店で買い物したりして店に着いたら11時を少し過ぎてましたね。最近は、朝に骨董市に行ってから店に出ると、もう何か1日の仕事が終わったかのような疲れに襲われてしまいます(笑)。まだこれからなんですけどね(笑)。
既に「お知らせ」欄でご報告のとおり、本日は都合により17時閉店とさせていただきます。さらに明日からは臨時休業と定休日で3連休とさせていただきます。勝手致しますが、何卒ご了承の程よろしくお願いいたします。
平安蚤の市 2023.5
今月は今日16日が平安蚤の市の開催日でしたので、店を開ける前に見に行ってきました。
平安蚤の市は、基本毎月10日またはその前後数日に開催されるのですが、今月は16日と約1週間遅い開催日でした。先月は2回開催の予定だったのですが、2回とも悪天候による中止となっていましたが、今日はお天気にも恵まれ無事開催されました。予報では今日の京都は最高気温が28℃と予想されていますので、午後からは暑いでしょうね。
先月開催されなかったこともあってか、今日も朝から人の出が多かったですね。骨董の会でご一緒のNさんご夫婦は、今日はいつもと違う場所での出店でしたね。いつもの場所に出店されていなかったので、今日はお休みかと思っていたところ、帰る直前に出店を確認しました。ワインの木箱を数個並べてられましたが、1個売れていましたよ。よかったですね(写真3番目と4番目)。今日はお天気も良く来客も多いので、露店はみんな売り上げがよいでしょう。
今日もいつも通り収獲はなく、暑いので早々に店に向かいました。夏場の7、8月が紫外線が強いように思われますが、実は5月が1年で1番紫外線が強いのです。私は肌が弱いので、日差しを受けるとすぐに皮膚が真っ赤になり、ひどいとヤケドのようになってしまいます。なので早々に退散です(笑)。今日は店に出る前だったので、ワイシャツにスーツ着てたのでまだいいのですが、Tシャツだと特に首回りがひどく焼けてしまいます。
平安蚤の市は、開催地の岡崎公園内の平安神宮前広場に多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まる骨董市です。基本毎月10日開催です。平安蚤の市は京都の骨董市の中では新しいもので、始まって4年ぐらいになるでしょうか。次回は6月13日(火)開催予定です。
昨夜の晩酌(奇跡の一点の巻)
ここのところ気候の変動が激しくて体がしんどいです。気温の高い日が続いたかと思ったら、また低い日が数日続き、その後また熱くなりと。昼間暖かかった時期でも、いまだに朝晩は結構冷えます。体がついていきませんし、外出時に何を着ていけばいいか判断に困ります。夜寝る時もそうです。5月中旬になりましたが、寝具は冬物のままです。服の衣替えもできません。例年なら今の時期には、冬物をクリーニングに出して夏服を出すのですが、今年はまだできないでいます。今日からまたしばらくお天気の方も崩れるようですからね。なんか週末雨が多いですね。
昨夜もまた、いただいたものをあてに晩酌しましたよ(笑)。
ゴリっとしたぱっと見に唐津のようにも見える李朝盃は、昨夜久しぶりに使いましたね。90年代ソウルにいた時に現地で入手した物です。この盃、最初に見た時は無傷だったのですが、煮沸してみたら共直しが現れたという李朝古陶磁器を購入した際によくあるヤツでした(笑)。しかしながら、姿かたち、サイズもよく気に入っていましたので、当時自分で金継ぎした物です。口縁のほかに見込みの方にも欠けがあり、結構苦労したのですが、うまく出来ちゃいました(笑)。金継ぎはなかなかうまく行かないので、もう今は自分ではやらないのですが、当時時々奇跡的にうまく行くことがありましたね。その中の一点でした。まあ専門家が見れば全然ダメなのかも知れませんけどね(笑)。ソウルにいた時は、結構これで飲んでましたね。懐かしいです。
徳利は大きめの高麗青磁の徳利です。高麗青磁から三島への過渡期のものと思われ、製作された時期は李朝初期に入ってからではないかと思います。首の下の胴上部に輪線紋2本、その下の3面に菊花紋が象嵌されています。無傷で油臭もなく安心して徳利として使えます。ただ容量が大きくて2合を少し超えます。昔よく飲んでいた頃は、寝酒にこれでおかわりして飲んでましたからね。日本酒の前にはビールのロング缶2本を必ず飲んでました。それが毎晩でしたからね。今考えると恐ろしいですよね(笑)。
お料理の方ですが、イカ・貝柱と筍・ブロッコリーの炒め物は李朝初期の金海手の皿に、湯葉入りおぼろ豆腐は李朝後期分院の白磁皿に、水菜とお揚げの炊いたんは李朝初期の白磁小皿に、筍と蕗の佃煮は李朝初期の堅手豆皿に、それぞれ盛り付けてみました。