久しぶりの東寺・弘法市 2024年10月
今日は21日。東寺・弘法市の開催日です。行って来ましたよ。久しぶりに(笑)。調べてみると弘法さんは今年5月に行ったのが最後ですから5か月ぶりになるんですね。その間、天候不良や個人的事情などでずっとお休みしてました。こう言うと出店のことのようですが、そうではなくてただ見に行っていなかったということです(笑)。出店はしてませんのでね。ただ久しぶりに行っても特に何か変わったことがあるという訳でもありません(笑)。
今日は朝からお天気が良かったですね。一昨日の晩あたりから急に涼しくなってようやく秋らしくなってきましたので、今朝も涼しくて歩いて回るのにはちょうどいい感じでした。露店の出店も割と多かったですね。人の出の方は、まあそこそこといったところだったですね。平日ですしね。それと以前、多分コロナ禍以前だと思うのですが、その頃は東門を入って真っ直ぐ西へ向う道は、特に休日などには結構人が多くて歩きにくい感じの時が多かったのですが、今はもうそこまで人が多いことは無くなりましたね。市バス207系統もその頃は、ぎゅうぎゅう詰めの満員になることが多かったんですが、今は座って行って帰って来られますからね。
やっぱり外国人観光客の姿が、ここでも多いですね。先週こちらに来た韓国の業者も京都は外国人だらけだと言って驚いてましたからね(笑)。
いつも通り今日もまた収獲がありませんでした。10月になってまた干し芋が出るかと思っていたのですが、残念ながら今日はいつも買うお店が出ていませんでしたね。
今週はまだこの後、24日(木)平安蚤の市、25日(金)北野天満宮・天神市、25日(金)~27日(日)京都アンティークフェアと京都では骨董関連イベントが続きます。
第26回 寺町美術まつり
本日(10/19)と明日(10/20)、寺町美術通りで第26回寺町美術まつりが開催されますので、今朝開店前に見に行って来ました。
「寺町美術まつり」は寺町通りの丸太町から御池にかけて約1kmの「寺町美術通り」で毎年1回、秋の時代祭の前後のこの時期に開催されます。当日は各店で「無料鑑定会」、下御霊神社で「入札会」「下御霊陶楽市」などの企画があります。
今日天気予報では、午前中は雨は降らず午後から雨ということだったんですが、朝から降りましたよ(笑)。それも結構な本降りでした。カサ持って出てたからよかったですけどね。なんかこのイベントの時は雨が降ってることが多い印象がありますね。
案内では今日・明日とも開始時間が10時からになっているんですが、お店の方は10時台にはほとんど開いていません。下御霊神社で開催される入札会や陶楽市などは10時から開催されています。その辺の事情を知っておられる方が多いのか、人の出は少なかったですね。なので午後からは店が開店するにつれて人の出も増えてくるのかも知れません。写真は主に下御霊神社内のもので5番目~8番目の写真が入札会の会場の様子です。
第26回寺町美術まつりの詳細につきましては「京都 寺町美術通り」の公式ホームページでご確認りください。
京都 寺町美術通 公式ホームページ http://teramachi-art.jp/
レストラン菊水(四条通 南座向い)
昨日、俳優の西田敏行さんがお亡くなりになりましたね。私がこの方を初めて拝見したのは、もう半世紀近く前になりますが、当時のNHKのドラマ「新・坊ちゃん」で教員の「山嵐」
役で出ておられた時でした。いかにも「山嵐」らしい風貌だなというのがその時の印象でした。ちなみにその時の「坊っちゃん」役は柴俊夫さんでした。個人的に特に印象深いのは「探偵ナイトスクープ」で上岡龍太郎局長の後を受け、2代目局長として19年務めていただいた時のほぼ毎回の涙でした。感動的なVTRが終わった後、画面が涙する西田局長に切り替わるというのが期待どおりで、特にこちらも先にお亡くなりになられた落語家の桂ざこば師匠が顧問の時はお二人で大泣きされていたのが思い出されます。ご冥福をお祈りいたします。
昨日の晩ですが、久しぶりに韓国の業者の方が来てくれましたので、四条川端北東角のレストラン菊水へ行ってきました。
こちらは大正5年(1916年)創業で、今年108周年を迎える京都祇園の老舗洋食レストランです。建物は国登録文化財に指定されています。1階がレストラン・パーラー、2階がレストラン、3・4階が宴会場、5階(屋上)がビアガーデン(夏期のみ)となっています。また、1階のガラス張りのテラスでは、夜間に月4回弦楽四重奏の生演奏が行われています。
本当は川端四条下ルの一平茶屋(大正時代から続く京料理のお店で「かぶら蒸し」が名物)に案内したかったんですが、あちらは木曜定休なので今回は洋食にしました。
建物の外観も店内2階もその調度品も歴史を感じさせる雰囲気があります。南座の真向かいに位置していますので、観劇後の食事に利用される方も多いと思います。
お料理の方ですが、菊水ディナーというコース(税込7,700円)をいただきました。写真のような物でしたが、正直なところ何がメインだったのかよく分らなかったという印象でしたね。もっと高いコース選んだらよかったんですかね(笑)。写真の他にご飯(パンも可)と紅茶(コーヒーも可)が付いていました。
4番目の写真の絵葉書に写っているのは戦前の四条大橋です。もちろんオリジナルではなくオリジナルをプリントした物です。多分、四条大橋を橋の向かい側にある東華菜館(大正時代から続く西洋建築の中華料理店)から撮った写真によるものと思われます。今と変わりない菊水の建物が見えますね。
冬季限定洋酒使用チョコレート発売中
今年もこの季節になりましたか。
ロッテの冬季限定の洋酒使用チョコレート Rummy(ラミー)とBacchus(バッカス)を昨日スーパーで見つけましたので購入しました。季節はまだまだ冬には程遠いですけどね(笑)。
生チョコとラムレーズンをとじ込めたRummy(ラミー)。ブランデーをチョコでとじ込めたBacchus(バッカス)。
私はRummy(ラミー)の方が好きなので昨日はRummy(ラミー) 2箱、Bacchus(バッカス) 1箱を購入しました。
確か来年の2月頃までは店頭に並ぶはずだったと思います。その間は自宅の冷蔵庫にRummy(ラミー)を切らさないようにスーパーで買い続けます(笑)。
明日から3連休ですね。京都はまた人であふれますね。まあ連休でなくてもいつでも外国人観光客であふれてますけどね(笑)。
「袴田事件」袴田巌さんの無罪確定
死刑判決が確定していた「袴田事件」の再審で9月26日に被告人袴田巌さんに対する無罪判決が出ていましたが、昨日検察が上訴権を放棄したことにより袴田さんの無罪判決が確定しました。
本当によかったです。再審判決で捜査機関による証拠の捏造を断じられていたことから、自らの組織のメンツを守るために検察が控訴するのではないかと心配していましたから。
1966年6月静岡県清水市の味噌製造会社専務宅で4人が殺害される放火殺人事件がが発生しました。警察は味噌工場の従業員であった元プロボクサーの袴田巌氏を犯人であると決めつけて捜査を進めた上で逮捕しました。
この件について、実は私は1980年からこの事件および裁判について知っていました。この事件について初めて知ったのは「ボクシング・マガジン」というボクシング専門誌で郡司信夫さん(日本最初のボクシング専門誌の創刊者で、戦後昭和期のボクシングのTV解説者として知られる)という方が獄中の袴田さんから届いた救いを求める手紙を受け取ったことを紹介されたのを見た時でした。
その後、高杉晋吾という方の著書『地獄のゴングが鳴った』(写真)という書籍が紹介されたため、すぐに購入して読んでみたところ驚愕の内容でした。弁護する側からの文書とは言え「こんな捜査や裁判で人が死刑に処せられるのか」と怒りがわいてきました。
長時間の取り調べによる自白の強要。公判中の証拠の変更(自供では袴田さんのパジャマが犯行着衣とされていたが、5点の血染めの衣服(今回の判決で捜査機関の捏造とされた物)に変更された。事件から1年2か月後に社内のみそタンク内から発見されたとされる。その中のズボンについては装着実験で太腿の辺りまでしか上げられず履けなかった。
公判途中で証拠物の犯行着衣が変更されるということは、自供の信用性は無くなりますし1年2か月後になって味噌タンクから新証拠が発見されたということは、それまで味噌タンク内は捜査されていなかったのか、ということになると思いますが。そんなことはあり得ないでしょう。
また、侵入口とされる裏木戸には上部に鍵がかかっており人が通れる隙間が無いことから、捜査機関の実験では鍵をはずした上で通り抜けの実験を行っていたと考えられ、袴田さん有罪のために虚偽の実験を行っていたと考えざるを得ないのです。
こういったことからも、もっと早く再審が開始され袴田さんに対する無罪判決が出るものと信じていましたが、こんなにも時間がかかるとは思ってもいませんでした。
袴田さんは長年の拘禁の影響によって起きる拘禁症状(幻覚や妄想などの症状が起きる)により意思の疎通が困難な状態となられている。弟の無罪を勝ち取るために頑張って来られたお姉さんのひで子さんには頭が下がります。袴田さん逮捕から58年。弟を支える活動中、死刑囚の家族ということでいろいろとおつらい目に遭われたこともあったのではとお察します。
袴田さん88歳、お姉さんのひで子さんは91歳。失った58年は帰って来ませんが、どうかお二人が余生を平穏にお過ごしいただけることを願います。そして国には充分な保障をお願いしたいです。
平安蚤の市 2024年10月9日
今日は水曜日で定休日ですが、平安蚤の市の開催日でしたので見に行って来ました。
平安蚤の市は、基本毎月10日に京都市左京区岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される骨董市ですが、今月のように10日でない場合も度々ありますね。弘法さんや天神さんに出店する業者とは違った比較的若い業者の出店が多く見られます。150店舗近くの骨董店、古道具店、古着屋等が全国より集まります。歴史は浅く、まだ始まって5,6年しかならないのですが、すっかり京都の骨董市として定着していますね。
気候の方も今日のようにお天気のよい日の日中はまだ少し暑いですが、もう気温が30℃を上回るようなことは無くなりましたので、お出かけしやすくなりましたね。そのせいもあってだと思いますが、今日は平日にもかかわらず人の出が多かったですね。それと今日は現地到着がいつもより遅い12時前頃でしたので、そのせいでもあったのかも知れませんね。
骨董の会で一緒だったNさんご夫婦が今日も出店されてましたね(写真6番目)。いつものように木箱や木の棚などを並べてられました。今月25日(金)~27日(日)に開催される京都アンティークフェア(会場:伏見区竹田 京都パルスプラザ)に出店されますね。奥様が器の直しの方をしてられまして、もう長くそちらにはお直しのお店を出店されています。
今日もいつも通り収穫はありません(笑)。こちらは骨董以外の食品等の店はありませんので、その他の収獲も無しです(笑)。
今日一つ気になったのは、カセットテープを売っていたお店です(写真13番目)。昔はラジカセで好きな歌をカセットテープに録音して、それをウォークマンで聴いたりしてましたね。語学のヒヤリング教材もカセットテープでした。韓国語の勉強にもカセットテープには随分お世話になりました。懐かしいですね。近頃は見かけることの無くなったカセットテープですが、まだ生産はされているようですね。
平安蚤の市は今月2回開催です。次回は10月24日(木)に同じ岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される予定です。但し、雨天の場合中止になることがあります。
昨夜の晩酌(初めての李朝酒器コンビの巻)
しばらくこちらのブログの投稿が途絶えておりました。久しぶりの投稿になります。シンプルにネタが無かったんです(笑)。
岡田監督の退任が決まったタイガースはレギュラーシーズン2位で終わりましたので、3位のDeNAと12日(土)からクライマックスシリーズで対戦します。勝ち上がって2年連続日本一達成してほしいですが、なんかDeNAにボコボコに打たれて負けそうな気がしてます(笑)。
昨夜はおでんをいただきましたので、晩酌となりました。大分暑さは和らいで来たとは言え、まだちょっとおでんや鍋物には少し早い感じの気候ですが、もう10月ですから本来ならいい季節だったんですけどね。
盃は李朝分院末期の作でしょう。肌の色はグレーで高台の砂付きも粗い感じですね。これは私が初めて手に入れた李朝の盃です。ソウルの長安坪古美術商街の店で見つけたものです。もう25年以上前の話になりますね。今はもうその店は無くなりましたね。まあ四半世紀前の話ですからね(笑)。当時から現地でも盃はあまり無かったんです。店で「盃あるか?」と尋ねても「無い」という返答がほとんどで、たまに「ある」というから見てみると小鉢にしかならないサイズの物を見せられたりということが多かったです(笑)。なのでこの盃も色々ある中から気に入った物を選んで買ったというのではなく、見つけたから買ったという感じでした。しかしながら、見込みが渦巻きになっていたり、やはり見込みに釉垂れがあったりとなかなか楽しい盃で、当時は喜んで使っていました。
徳利と言っていいもんかどうかという代物なんですが、これも私が初めて入手した李朝の徳利?でした。今はあまり徳利を使わないという人が増えたため徳利は値崩れしていますが、盃に比べ徳利はかなり高額でしたので当時なかなか手が出せないでいました。そんな時、仁寺洞のとあるお店でこの徳利?を見つけました。まあちょっと、普通はこれを徳利にして酒を飲むということを思いつく人もなかなかいないと思うんですが、当然お値段も安かったんで喜んで買いました。肌の色もダークグレーでサイズも大きいし、さらに入手時は相当内部も汚れていましたので、酒が飲める状態にまで内部を洗浄するのが、かなり大変でしたね(笑)。これを購入したお店も今はもう無いですね。
はじめて入手した酒器でこうして晩酌してみると、ソウルの骨董街を週末ごとに巡って酒器ばかりを探し歩いていた頃のことが懐かしく思い出されますね。今はもう無くなったお店が多いですけどね。
お料理の方ですが、おでんは李朝初期の堅手の深皿に、納豆は三島の盃に、ほうれん草ともやしの胡麻和えは李朝初期の白磁小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
今日から10月です 2024
今日から10月です。しかしながら相変わらず暑いです。さすがにもう猛暑日ということは無く、夜もエアコンつけずに寝られるようになってきましたが、昼間はまだ30℃超えです。確か去年もこんな感じでしたね。しかしまあ、来週ぐらいからは昼間も30℃超える日は無くなるようです。
そんな気候のよくなる今月の京都は骨董関連のイベントが多いですよ。今月は下記の通りです。19日(土)以降の下旬に集中しています。
10月 6日(日) 東寺ガラクタ市
9日(水) 平安蚤の市(開催地:京都市左京区岡崎公園内平安神宮前広場)
19日(土) 第26回寺町美術まつり(開催地:寺町美術通り)
20日(日) 第26回寺町美術まつり(開催地:寺町美術通り)
21日(月) 東寺・弘法市
24日(木) 平安蚤の市(開催地:京都市左京区岡崎公園内平安神宮前広場)
25日(金) 北野天満宮・天神市
第90回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)
26日(土) 第90回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)
27日(日) 第90回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)
『第26回寺町美術まつり』は年に1度この時期に、寺町通りの丸太町から御池にかけて約1kmの「寺町美術通り」で開催されます。当日は「無料鑑定会」「入札会」「下御霊陶楽市」などの企画があるようです。詳細は公式ホームページをご参照ください。
※「寺町美術通り」公式ホームページ http://teramachi-art.jp/
第90回京都アンティークフェアも25日(金)~27日(日)の3日間開催されます。以前は全国各地か300店舗以上の出店がありましたが、コロナ禍以後出店数が減りましたので、今は300店舗は出ていないと思います。それでもやはり西日本最大規模の骨董市です。詳細は公式ホームページでご確認ください。
※京都アンティークフェア公式ホームページ http://www.gomoku-do.com/
平安蚤の市は今月9日(水)と24日(木)の2回開催の予定です。
また、骨董市ではありませんが、嵐山のMuseum 李朝で10月5日(土)~12月8日(日)の期間「秋季 文房具展」が開催されます(写真最後)。詳細は公式ホームページでご確認ください。http://museumricho.jp/
気候の方も涼しくなってくると思いますので、今月はぜひ京都で骨董関連イベントをお楽しみください。遠方からご旅行でいらっしゃるのでしたら、18日(金)~21日(月)か23日(水)~26日(土)の日程で来ていただきますと、複数のイベントをお楽しみいただけますね。
昨夜の晩酌(阪神 アレンパの夢潰えた夜の巻)
昨夜、巨人が勝ち、阪神が負けたためアレンパへの道がついに途絶えました。こういう時に、阪神戦TV中継が無いんですよね。私が生きている間に阪神の連覇が見られるかと期待していた今シーズンでしたが、残念な結果となりました。まだ次に連覇があり得るとしたら来年と再来年に優勝した場合となりますが、そううまくも行かんでしょうからね。まだクライマックスシリーズで勝ち上がって日本一になる道は残されています。仮にそうなったとしても、その場合は連覇とは言わないんでしょうね。リーグ優勝してないんですからね。クライマックスシリーズという制度は個人的にはおかしな制度で、廃止か見直しすべきだと思いますが、まあそれでも少しでも長く阪神戦を観たいですから、頑張って勝ち上がって欲しいですね。それと関西全ての地域で観られる局でTV中継してほしいですよね。
そんな残念だった昨夜の晩酌です。
盃は伊羅保手の平盃です。以前にも1度はこちらでご紹介しています。店に置いていたものですが、昨夜は持ち帰って使ってみました。平盃とは言いますが、口径が9.8㎝~10.0㎝とベストなサイズで深さもありますので、よく見られる小皿のようなものとは違い、盃らしい平盃です。この手の盃は分厚い作りの物が多いのですが、こちらは薄い作りである点も魅力ですね。写真では分かり難いのですが、緑釉がなかなかきれいで見込みに薄っすらとしたものですが釉だまりがあり、側面には釉流れも見られます。高台周辺には陰刻も施されており、見どころの多い盃です。口縁に2箇所小さい欠けの金継ぎがあります。
初期堅手の徳利は民窯の作でしょう。残念ながら高台内に直しがあります。入手したのは20年ぐらい前になるかと思いますが、高台と高台内に窯キズがあるのは認識していました。高台内の窯キズからは漏れるなと思いましたが、当時はまだ自分で口欠けなど簡単なものの金継ぎはやってましたので、これぐらいなら自分で何とかなるなとその時は思いました。ところが、煮沸・洗浄してみると高台内が窯キズだけでなく、その全体がものすごく薄くなっていることが分かりました。逆さにして口の穴の方から部屋の照明に照らしてみると透け透けな感じでした(笑)。これは自分の手には負えないということで、高台内全体を漆で埋めるように直してもらいまして、こんな感じになりました(写真8番目 最後から2番目)。高台部分の窯キズは頼んでなかったんですが、銀継ぎされてました(笑)(写真最後)。
お料理の方ですが、焼鮭は李朝初期の堅手皿に、ニシンの昆布巻は李朝後期分院の白磁小皿に、茄子と厚揚げ、蕨とオクラの煮物は李朝初期白磁の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
北野天満宮・天神市 2024.9
今日は25日で北野天満宮・天神市の開催日です。21日の東寺の弘法さんはお墓参りのためお休みしてしまいましたが(ご先祖の供養は大事ですからね)、今日はちゃんと朝早起きして行って来ましたよ。今日は天気予報では最高気温が30℃ということでしたので、それでは多分午前中は25℃ぐらいで涼しいのかなと思い、Tシャツの上に1枚羽織って出たのですが、お天気がよく日差しが強かったのでメッチャ暑かったです(笑)。明日はまた暑くなるようですね。もうさすがに猛暑日ということは無いようですが、今月いっぱいは30℃も超える日が続くようです。秋よ来いですね。
来月10月1日~5日に北野天満宮の祭礼である「ずいき祭」が行われますので、毎年の9月の天神さんの風景なんですが、その際の巡行に出る山車や馬車、牛車などが絵馬堂や楼門のところ、宝物館の前などに置かれていました(写真2番目~6番目)。神幸祭が10月1日、還幸祭が10月4日という日程のようです。秋の五穀豊穣に感謝する御祭で、野菜や乾物で飾られた「ずいき御輿」が還幸祭で巡行します。
私は見た記憶は残っていないのですが、幼稚園に上がるかその前ぐらいの幼少期に連れて行ってもらったことがあるようです。でも全く覚えてませんね(笑)。
まあまだ暑いんですが、7・8月の本格的な猛暑の時期に比べると露店の出店の方は大分増えましたね。平日で暑かったにもかかわらず、人も多かったですね。やっぱり外国人と修学旅行生の姿が目に付きましたね。なんか今日の修学旅行生は小学生みたいな子たちが多かったですね。
今日もまた収獲は無しでした。骨董も食料品もです。楽しみにしてたちりめんじゃこの店も出なくなって久しいですし、キム社長も5月に来ていた時に「これが最後」と言ってましたからね。骨董市で韓国の物を見つけるのはもう難しくなりましたね。「だったらお前が出店しろ」ってところなんでしょうけどね、それはもう考えただけでもしんどいのでイヤなんですよね(笑)。