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昨夜の晩酌 - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(お久しぶり再登板の井戸手と甕器の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年07月12日(月)

DSC 4404 2昨日11日(日)は、平安蚤の市が開催予定だったのですが、既に「お知らせ」欄でご案内のとおり、前日に雨天予報のため中止が決定していました。実際のところの昨日のお天気はと言いますと、朝から午後4時頃までは割といいお天気で、午後4時過ぎ頃から雷が鳴って少し強い目の雨が短時間降りましたが、その後は6時前頃まで時折パラパラと来たぐらいで、大したことはありませんでした。結果的には十分に開催できたお天気でしたので、残念なことでした。

次は、こちらも「お知らせ」欄で昨日ご報告したとおり、21日(水)の東寺・弘法市の開催が決定しましたので、そちらを楽しみにしておきましょう。今年2月以来の開催になりますね。久しぶりです。

昨夜は、祇園の鰻料理 松乃さんの鰻弁当をいただきましたので、それを肴に晩酌しました。松乃さんの所在地は、四条通南座の2軒東です。このようないいお弁当を度々いただけるようになり、ありがたい限りです。新型コロナ禍で、鰻をいただく頻度が人生最高になりました(笑)。コロナ禍も悪いことばかりではありませんね(笑)。

酒器の方ですが、甕器(オンギ)製の徳利は店に置いているものです。昨日持ち帰り、今日また店の棚に戻っています。甕器(オンギ)とは、韓国でキムチや味噌などを保存するのに用いられてきた、土製の甕のことです。店に置いていると、よくお客さんから「これは黒高麗ですか?」と訊ねられることがありますが、時代的にはそれほど古い物ではなく、李朝末期頃のものでしょう。

甕器(オンギ)製の徳利は珍しく、このように容量1合1勺程度の独酌サイズのものとなると、なかなか目にすることはありません。胴に線刻紋がぐるりと2本配されているのが、また魅力的です。こちらは、以前2019年9月15日作成の記事で1度ご紹介しています(2019年9月15日作成の記事へはこちらをクリック)。

小ぶりな井戸手盃も、2019年12月にこちらで1度ご紹介しています。ソウルの踏十里古美術商街で購入し、こちらに持ち帰ってから、側面と高台のあたりの欠けを金継してもらいました。割と大ぶりなものが多い印象の井戸手の盃ですが、こちらは大変小ぶりです。口径は6.5cm程です。貫入とカイラギがしっかりと出た、分かりやすい井戸手らしい盃です(2019年12月19日作成の記事へはこちらをクリック)。

お料理の方は、だし巻は李朝末期分院の染付小皿に、タコと胡瓜、ワカメの酢の物は三島の小鉢に盛り地けてみました。

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昨夜の晩酌(想定外の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年06月29日(火)

DSC 4229 2昨夜は京料理のはり清さんの季節の折詰弁当で晩酌しました。いつも「もらいメシ」の私が普段お世話になっている方々にご馳走させていただいたものです。まあ、年に2、3度のことなんですけどね(笑)。

はり清さんは、これまでもこちらでご紹介したとおり、創業360有余年の老舗京料理店で、東山区大黒町通五条下ル(南に行く)にあります。私はこちらの1階奥のはなれが好きで、新型コロナ禍以前は、お昼に何度か伺ました。はり清さんの詳細につては下記よりお店ホームページと過去の紹介記事をご参照ください。。

(ホームページ https://harise-kyoto.com/ 最新の紹介記事へはこちらをクリック

お弁当の方は、写真のように、お刺身、煮物、焼き物、錦糸卵の上に鰻とイクラを配したちらし寿司といった内容になっています。お弁当の内容が、最初の頃のに比べるとやや落ちるかな、といった感じです。揚げ物が無くなりました。最初の頃はあられをつけて揚げた天ぷらが入っていました。それとだし巻が多いと感じました。まあ、ふわふわでおいしいのですが。四切れは多いので、二切れにして揚げ物があった方が嬉しいですね。折左上の葉っぱに隠れているのがだし巻です。

酒器の方ですが、高麗青磁の徳利は、今回で多分こちらでは三回目のご紹介になると思います。翡色と言っていいレベルの青磁釉の美しさです。写真はちょっと青みが強く出ています。胴に石ハゼのような小さい穴と高台付近の釉溜りにカセが見られるだけで、無傷完品です。(過去の紹介記事へはこちらをクリック)。

無地刷毛目の平の盃は、今回こちらでは初めてご紹介します。店にある物で昨日持ち帰って久しぶりに使ってみました。使い込んでよくアジが付いているため、パッと見では無地刷毛目であることが分かりません。裏を見ると何とか、白泥が掛かっている部分と掛かっていない部分の境目が分かります。もう、白泥と言えるような色はしていませんけどね(笑)。

アジもそうですが、口径10cm以下と無地刷毛目の平盃としては、なかなかお目にかかれないサイズです。さらにこの平盃の魅力は、裏面に見える乳白色の釉溜りで、たいへんよい景色となっています(写真4枚目をご参照ください)。残念ながら、深さが無く浅いので「これで深さがあったら」等と考えてしまいますが、たられば言っても仕方ないですよね(笑)。

さらにいいアジになれと昨夜使ったのですが、今朝になって見てみると見込みのあちこちに、逆に色が薄くなっている部分が見られるようになっていました。正確に言えば、その部分が薄くなったのではなく、その周辺のシミが色濃くなったために白くまだらに見えるようになったのです(最後の写真をご参照ください)。もう少し全体的にシミが濃くなってくれることを期待してたんですが。うーん、これは想定外でした(笑)。時々このように、こちらが期待するのとは違ったアジのつき方、育ち方をしてくれることがあり、その辺はなかなか難しいですね。

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昨夜の晩酌(初登板の丸っこい堅手盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年06月16日(水)

DSC 4117 2昨日は夕方、ものすごい雨が降りました。横殴りの大雨で雷も鳴ってました。午後5時頃から本格的に降ってきましたので、6時に店閉めて帰れるか心配しましたが、幸い6時ごろには小降りになってましたので助かりました。梅雨の雨という感じではなく、熱帯地方のスコールのような感じでしたね。ビックリでした。京都は今日も一日、雨が降ったりやんだりのお天気のようです。

で、昨夜の晩酌です。

刷毛目徳利は、以前にも一度こちらでご紹介したことがあります。口部の1か所と胴部に数か所、最初共直しがされていたのですが、金継にしてもらったものです。詳細につきましては、2019年4月16日作成の記事をご覧ください(2019年4月16日作成「おかえりなさいの巻」へはこちらをクリック)。口が小さいので、口部がスリ落とされているのかと思われるかもしれませんが、これがオリジナルです。容量は約1合半ほどです。

李朝初期の堅手盃は今回が初登板です。口径が5.5cm、高さ4.5cmと小ぶりな盃です。写真では青く写っていますが、実物はこんなに青くはありません。グレーです。最初の写真の色が現物に近いです。一応高台が形成されていますが、底はベタ底の砂付きになっていますので、明器であったのかも知れません。肌の色はよくありませんが、丸っこくて可愛らしく、口がぴっと外に反っているので、お酒がスルスルと入って来て飲みやすい盃です。今まであまり使ってなかったのですが、昨日久しぶりに使ってみて、結構気に入ってしまいました(笑)。

お料理の方ですが、牛肉の野菜巻は後期分院の白磁皿に、胡瓜とタコの酢の物は高麗青磁の小鉢に、茄子のお浸しは李朝初期堅手小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。高麗青磁小鉢の金継は、随分前に私自身がしたものです。こちらは大ぶりの盃としても使えます。牛肉がちょっと焦げましたが、私はこれぐらいの方が好きです。

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昨夜の晩酌(三島徳利と唐津のような李朝盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年06月06日(日)

DSC 3995 3緊急事態宣言の延長で、既にお知らせのとおり今日(第1日曜日)の東寺ガラクタ市は開催中止となっています。10日(木)の平安蚤の市は開催予定ですので、そちらの方はチラッと見に行って来て、ご報告できると思います。21日の弘法さんと25日の天神さんが今月も中止になると、また今月もネタが無くなってしまいますね。

そんな中、昨夜の晩酌です。今回の酒器は徳利、盃共にこちらには初登板になります。三島の徳利は、容量がちょうど1合入りますので、独酌によいサイズです。口縁にスレがありますが、他にはキズや直しはありません。小ぶりで可愛らしい徳利です。柳紋が白黒象嵌で描かれているのですが、釉薬の全体に薄っすらとカセがありますので、絵柄が鮮明ではないのが残念です。ただ、カセと言っても、表面がガサガサした感じの酷いものではなく、釉薬に濁りが出ている程度のものなので、手触りは悪くはありません。店の方に出している商品ですが、昨日は持ち帰って久しぶりに使ってみました。

盃の方も徳利に合わせて小ぶりのものを使ってみました。こちらも久しぶりに使う、というよりはほとんど使っていなかったものです。サイズが口径5.8cmと小ぶりのため、ちょっと小さ過ぎるなという感じでしたので、入手後は必ず1、2回は使うのですが、その後は使っていなかったように思います。写真では青っぽく映っていますが、実物はそんなに青くはありません。今のスマホで撮ると、なんか青っぽく映ることが多いんですよね。口縁に金継ぎが2箇所あります。何かぱっと見には唐津のようにも見える盃です。

今回の徳利も盃も小ぶりなため、以前の私の酒量からすると頼りなく感じ、当時はあまり手が伸びなかったのですが、昨日使ってみたら今の自分にはこれぐらいがいいなと感じました(笑)。

お料理の方ですが、シシャモの天ぷらは李朝初期官窯の白磁皿に、筍と蕗、ぜんまいの煮物は高麗青磁菊花紋八角小鉢に、アスパラのバター炒めは李朝初期堅手小皿にそれぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(複数登板コンビ酒器の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年05月27日(木)

DSC 3889 2今年は西日本の梅雨入りが早かったですね。5月中旬に梅雨入りなんて聞いたことありません。今日も朝から結構な雨です。天気予報では、近畿は今日夕方ごろには止むようなんですけどね。梅雨も早く梅雨入りした分、早く開けてくれるといいんですけどね。そうはいかないんでしょうね。明日以降はしばらくいいお天気が続くようですね。

昨夜の晩酌です。徳利は、今回で4度目の登板となる三島徳利です。この「昨夜の晩酌」の記念すべき第1回目(2018年9月27日作成)でご紹介したものです。その後、2020年4月19日と2020年11月13日にも登板しています。ソウルの黄鶴洞で10年以上前に購入した物で、口縁2箇所の共直しを、こちらに持ち帰ってから金直しにしてもらいました。私の好きな徳利の一つです。これまで、この徳利が好きな理由としてカセもなく肌がきれいという点を挙げていましたが、さらにもう1点挙げるなら穴が大きいことです。三島や李朝初期の徳利などを探しますと、穴の小さめのものが多いのですが、この大きさですとお酒を注ぎ易いですし、徳利にお酒を入れる時にも入れ易いです。容量1合3勺程度と独酌にピッタリのサイズなのが嬉しいですね(2018年09月27日作成の記事へはこちらを、2020年4月19日作成の記事へはこちらを、2020年11月13日作成の記事へはこちらを、それぞれクリック)。

盃の方は、今回が2度目の登板になります。こちらも10年以上前に踏十里古美術商街の骨董店で購入したものです。以前の記事にも記していますが、この盃、最初購入した時はただの白い盃でしたが、これは育つと思って購入し、しばらくはほぼ毎日使っていたところ、このようにしっかり育ってくれました。貫入が深くなり見込みと底の周辺には赤みがさしています。本当に一時はほぼ毎日、半年ぐらいの間こればっかり使っていましたからね。期待した以上によく育ってくれました。まだこれからも育つでしょう。

お料理の方ですが、チャプチェは李朝初期の堅手大皿に、ピリ辛キュウリは分院末期染付小皿に、黒ニンニクは李朝初期の白磁小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

緊急事態宣言の発出が多くの自治体に広がっていますし、今月末までの予定だった東京・近畿3府県の宣言も延長されるようです。期間は6月20日(日)までの延長になるようです。毎年6月は開店月ということで、周年の感謝月間として、粗品の進呈・お値引き・5,000円コーナー設置などのサービスのご提供をさせていただいてきましたが、今年は緊急事態宣言発出中となりましたので、ご来店のお願いをできる状況ではなくなりました。

今年3周年を迎えるにあたり、大変残念ではありますが、感謝月間は延期させていただく所存です。ただ、7月、8月の京都は猛暑日が続きますので、今後の感染拡大状況を見ながら、9月にも感謝月間のサービスのご提供ができればと思っております。その節は、何卒よろしくお願いいたします。

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昨夜の晩酌(雨漏り堅手平盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年05月16日(日)

DSC 3833 3昨日は鯛のお刺身をいただきましたので、晩酌することにしました。いただいた鯛のお刺身などを持って家に帰って来たのですが、玄関のカギが開かない!カギが鍵穴の奥まで入らない!こういうことは時々あるのですが、何度か試みるうちにカギが入って開けられることが多いのですが、昨夜はダメでしたね。

生ものもありましたので、時間をかけてもいられないため、鍵屋さんに救援をお願いしつつ、引き続き自力でも開錠を試みていました。15分以上やり続けたら、もう手が痛くなって限界が来てしまい、大人しく救援を待つことにしました。しかし、20分位過ぎても鍵屋さんが来てくれないので、最後の自力での試みをしてみたところ、なんと!開きました!直ぐに鍵屋さんにキャンセルの電話を入れて、その後、慌てて生ものを冷蔵庫に仕舞いました。

鍵屋さんに電話する前にも、多分15分ぐらいは自力での開錠を試みていましたので、45分ぐらいは締め出し食った状態でした(笑)。そんな苦労の後の昨夜の晩酌でした(笑)。

李朝初期堅手の徳利は、今回が3度目の登板になります。前回が2020年3月13日でしたから、ほぼ1年ぶりの登板になりますね。下膨れの形のいい徳利で、胴に釉垂れと線刻があります。容量は2合ほどです。口に3箇所「白金(シロキン)」による直しがあります。こちらの徳利の以前の記事をご確認いただくには2020年3月13日作成の記事と2019年08月2日作成の記事をご覧ください(2020年3月13日作成の記事へはこちらをクリック。2019年08月2日作成の記事へはこちらをクリック)。

盃の方は、今回が初登板の李朝初期堅手の平盃です。平盃は口径が10cm超えるようなサイズのものですと、膳の上で場所をとってしまうのですが、これは直径が9.2cmと大変良いサイズです。何よりも見込と裏面にも、ぽつぽつと雨漏りが出ており魅力的です。お酒を注ぎますと、さらに雨漏りがくっきりと出て、見込の中心部にも赤みが出て来てよい景色となります。さらに嬉しいことには無傷完品です。

お料理の方は、鯛のお刺身は三島菊花紋の深皿に、鶏の肝煮は三島の小鉢に、大豆ひじき煮は李朝末期の染付小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

昨夜はテレビで巨人・阪神戦を観戦しながらの晩酌でした。今年は阪神が強いですね!昨日は負けましたけどね(笑)。最近、かつて阪神の助っ人外国人選手として活躍した、ハル・ブリーデンさんの訃報がありました。70年代後半にラインバックさんと一緒に来日され、1年目から40本のホームランを放たれたバッティングは豪快でした。しかし、私の中ではホームランよりも、多分後楽園球場での巨人戦でのこと、チャンスで三振した後に悔しがってバットをたたきつけたら、バットがバシッと折れたというシーンが頭に残っています。まさに、怪力ブリーデンでした。ご冥福をお祈り致します。

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昨夜の晩酌(井戸手片口の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年05月06日(木)

DSC 3802 2ゴールデンウイークも昨日で終わりましたね。期間中、京都の観光地の人出は少なかったですね。と言っても、私はその間清水寺近くの自宅から古門前の店舗までの往復しかしていませんので、東山地域限定の話ではありますが。しかしながら、全国の観光地の人出は、昨年と比べるとかなり多かったようですね。新型コロナウィルスの感染者数は、ここ数日は減少傾向にあるようですが、これは連休中でPCR検査の被検者が少なかったからだと思いますね。明日以降にまた感染者数が急増しなければいいんですけどね。

京都を含む4都府県の緊急事態宣言は延長されるみたいですね。2週間か5月末までの延長になるようです。この連休中にまん延防止措置の適応を政府に要請した自治体もありますが、なんで連休前に全国を対象に緊急事態宣言を発出しなかったんでしょうね。それでもオリンピックは強行するんですかね。有事にオリンピックやるべきですかね。世論調査で国民の7割以上が、オリンピックの中止または延期を望んでる中で、どうしてやるんでしょうかね。この件については、まだまだ言いたいことは山ほどありますが、話がどんどん骨董から離れて行きますので、これぐらいでやめときましょう(笑)。

ゴールデンウィーク最終日の昨夜の晩酌です。

井戸手の片口は、店に置いていた物を持ち帰って使いました。割れたものを継いであります。元々は、共直しがされていたのですが、プロにお願いして銀で継いでもらいました。全体に貫入が張りめぐらされ、見込と高台周辺にはカイラギが見られます。李朝の片口自体が貴重ですが、井戸手の片口となるとさらに貴重度は増します。それでも唐津の片口ほど高価ではありません。口径がおよそ16.0~16.5cm、高さも約9cmありますので、大きいしお酒が入り過ぎる感じがするかも知れません。しかしながら、実際にはお酒をいっぱいいっぱいまで入れるのではなく、注ぎ口の穴の下までですので、1合半~2合までになります。酒の出も切れもよいので、使い易いです。

盃の方も井戸手ですが、こちらは以前に一度ご紹介したことがあります。まだこの「昨夜の晩酌」に副題の無かった2018年10月08日の記事でご紹介しています。その時は追加写真が無く、見込しか映っていませんでしたが、この盃の本当の魅力は裏の高台周辺のシミなんです。今回は追加写真でそちらをお見せしています。実にいいアジになっています。口縁に金継ぎが2箇所有ります。

お料理の方ですが、鯖の味噌煮は李朝初期の堅手小鉢に、白和えは伊羅保の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。鯖の味噌煮は缶詰なのですが、前回の海鞘のオリーブオイル漬けと前々回の牡蠣のオリーブオイル漬けと一緒に、ソウル留学時代初期に一緒だった東北の方から送っていただいたものでした。ありがとうございました。

酒の肴が2品と少ないようですが、もちろんこれだけではお腹一杯になりませんので、この後追加で食べてます(笑)。膳の上の酒器とお料理のバランスを考えて、これだけにしたものです。コロナ禍の影響による売り上げ減少で、食べるもの買えなくなった訳ではございませんので、どうぞご心配なく(笑)。

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昨夜の晩酌(美白肌の白磁盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年04月24日(土)

DSC 3680 2明日(4/25)から、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県を対象に、緊急事態宣言が発出されることになりましたね。期間が5月11日(火)までというのは、東京の「まん延防止等重点措置」の期間に合わせたのとゴールデンウィーク期間中の短期集中措置ということなんでしょうが、さすがにちょっと短すぎませんかね。対象地域も全国にしないと連休中の人の移動は止められないですよね。

気の毒なのは百貨店です。休業要請で協力金1日当たりが20万円とのことで、全くお話になりませんよね。そもそも、私の子供の頃なら百貨店は入り口付近から人が溢れていましたが、今は食品売り場、食堂街、催し場以外はガラガラで密な状態ではありませんので、全館休業の必要なんかなく、食堂街と催し場の休業だけで十分だと思いますがね。そんなことより、期間中に旅行をしないようにと、もっと強く国民に訴えるべきだと思いますが。出張や帰省は別ですが、旅行は不要不急の外出ですからね。これで、特に大阪の感染拡大が少しは収まってくれるといいんですけどね。

そんな中、昨夜の晩酌です。

李朝初期白磁の徳利は、以前にも一度ご紹介しましたが、青みがかった釉薬が大変美しい徳利です。残念ながら口に結構大きめの金直しが2か所有りますし、高台には窯キズもありますが、容量1合半程度と独酌用の徳利として大変良いサイズです。久しぶりに使ってみましたが、やっぱり穴が大きくてお酒の出やすい徳利は、使い易いですね。(前回の紹介記事(2019年06月11日作成)へは、こちらをクリック)

李朝初期白磁の盃は、今回が初登板です。これ、店の方に置いていたのですが、昨日持ち帰って使ってみました。段々と初めてご紹介する酒器が無くなってきました(笑)。こちらの盃は、なんと言っても白い肌の美しさが半端ないです。私が持っている白磁の盃の中では断トツで美しい白い肌です。残念ながら写真では分かりづらいですが。状態の方も、無傷完品で申し分ないのですが、サイズの方が口径6.2cm、高さ3.3cmと小ぶりです。ちょっと残念なサイズですが、チビチビやりたい方にはこれで十分だと思います。そういう私は、このサイズのため、これまであまり使ってきませんでしたね(笑)。でも、今の酒量ならこれでいいかも知れません。

お料理の方は、鯛のアラ煮は李朝後期分院の白磁大皿に、竹の子とゼンマイ、高野豆腐の煮物は李朝初期の堅手茶碗に、海鞘のオリーブオイル漬けは李朝初期の堅手小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

明日の天神さんは開催中止になりましたので、明日の朝はゆっくり寝てられます(笑)。

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昨夜の晩酌(迫力のヌシ様刷毛目平盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年04月15日(木)

DSC 3580 3新型コロナウィルス感染者数、大阪ではついに一昨日から1,000人を突破してしまいましたね。兵庫県でも500人超え、京都も100人超えました。東京も今日は700人超えたようですし、これはもう、来週中に全国を対象に緊急事態宣言を発出して、ゴールデンウィークの人の移動を抑えないと、とんでもないことになりそうです。オリンピックとか言ってる場合ではないと思うんですけどね。

そんな状況下だからこその家飲み、昨夜の晩酌です。

金海手の初期堅手の徳利は、以前にも一度ご紹介したことがあります。口と高台に直しがあります。よく育つ手のもので、前回の時よりもさらにいいアジが付いていましたね。購入した当時は、頑張ってこれで毎日飲んで育てていました。本当によく育ってくれました。最近では前回(2019年09月29日)以来の使用でしたが、ここまで使い倒した酒器というのは、箱の中でさらに育つんです。日ごろ使っていなくても、久しぶりに箱から出してみると、見違えるように立派に育っていることがあります。こいつも、そんな類の一本です。容量は2合を少し超えます(前回2019年09月29日の記事へはこちらをクリック)。

刷毛目の平盃は、店から持ち帰って来たものです。こちらは開店当初から店の棚のいいところに置かれている、所謂ヌシ様です。たっぷりとした白泥で力強く描かれた刷毛目が迫力です。口径が10cmを少し超える程度の良いサイズで、深さもしっかりあって小皿の代用といった感じではなく、立派に酒盃に適した刷毛目の平盃です。口縁に欠けとみられるところがありますが、これは窯キズです。見込みの口縁部に若干の釉薬の剥がれが見られる程度で、ほぼ無傷です。これまでの使用により、いい感じにシミが出て大変よいアジになっています。久しぶりに使ってみたら、さらにいい味が付きましたね。今日、店に戻す予定だったのですが、持って出るのを忘れてしまいました(笑)。明日は忘れないように、持って来なければ。

お料理の方ですが、ローストビーフはこちらも金海手の李朝初期堅手皿に、ゼンマイ煮は李朝初期の堅手小鉢に、牡蠣のオリーブオイル漬けは三島の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(ダブル一時帰宅の初登板の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年03月30日(火)

DSC 3437 3京都の桜はもう満開を過ぎ、散り初めになって来ています。今週末まで何とかお花見を楽しめるでしょうか。桜の開花に合わせるように、京都は他府県からの観光客が増えています。20代の若い人の2、3人~5、6人ぐらいの小グループが目立ちますね。卒業旅行なんでしょうかね。

新型コロナウィルス感染者数がまた増加していますね。もう下げ止まりとは言えない状態ですね。大阪の感染者数も東京のそれを上回る時もありましたね。京都もこれだけ人が移動すると、感染者急増は時間の問題でしょうね。このままでは、ゴールデンウィークの前に、また緊急事態宣言を発出しなければならないのではないでしょうかね。困ったことです。いつまで続くのでしょうか。多分、治療薬ができるまでは収まらないのでしょうね。

個人的にできることは、これまで言われて来たとおり、とにかく大人しくしていること。マスク着用、手洗い・手消毒、移動・会食を控える。ということで、私の感染対策としての家飲み、昨夜の晩酌です(笑)。

高麗青磁の徳利は、無傷完品です。青磁釉の色もよく、丸っこい愛らしい形をしています。私は個人的には、もう少し高さのある真ん丸な徳利の方が好きですが。この徳利も、開店当初から店にあるのですが、売れずにあるヌシ様です。今日、また店の棚に戻してあります。高さ9.5cm、容量は約1合半と独酌サイズです。

盃の方も店から持ち帰ったものですが、こちらはヌシ様ではありません。去年の年末に店に来ました。状態は、口縁に金継ぎが1箇所、ニュウが2本あります。しかしながら、見込にも器体の側面にも、使用によりシミが出ており、いいアジになっています。高台内や周辺には、釉薬がカイラギ状になっているところが見られ、見どころが多く、口径が7cmとサイズも大変よい盃です。使用により、まだまだいいアジに育って行くことが期待できる、楽しみな盃です。こちらも既に店のケースに収まっていますので、あとはご購入いただいたお客様に育てていただきましょう。

料理の方ですが、海鮮チヂミは李朝後期分院の白磁皿に、オクラとモロヘイヤの長芋和えは三島の小鉢に、すぐき漬けは李朝分院末期の染付皿に、それぞれ盛り付けてみました。

「すぐき漬」はかぶらの一種のすぐきと塩だけで漬け込まれ、乳酸発酵による酸味が特徴の京都の漬物です。

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