「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(久しぶり日本酒の味の巻)
線状降水帯による集中豪雨で各地に被害が出ていますね。これ以上被害が広がることなく、1日も早く復旧作業が進むといいんですがね。それにしても、ここ10年ぐらいの間に日本の気候は、温帯から亜熱帯に完全に変わってしまったようですね。2000年代頃までは、夏場にここまでの集中豪雨やゲリラ豪雨というのは経験がなかったと思います。それこそ数十年に一度の災害だったと思いますが、ここ数年は毎年どこかの地域で数十年に一度規模の雨量とか言われてますからね。それはもう数十年に一度ではないですよね。
新型コロナ感染拡大の方も全く収まらず、医療崩壊状態です。これが第7波ですか。これまで波が来るたびに、医療崩壊して同じことの繰り返しですね。新規感染者数が落ち着いている間に、政府はどうして十分な準備をしないんでしょうかね。第5波の時でしたか、普段は多目的に使用し感染拡大時には大型の診療施設として利用できる野戦病院型の診療施設を各地に設置するという話があったと思うのですが、あの話はどこに行ってしまったんでしょうね。
前振りが長くなってしまいましたが、ここからは昨夜の晩酌です。晩酌の記事の投稿は久しぶりです。先月は結局1回しか出来ませんでした。晩酌は毎晩してたんですけどね。ビールで。私が飲むのはサッポロの「麦とホップ」ですので、正確には新ジャンル(第3のビール)と言われるものですが。連日の猛暑の中、自宅まで30分近く歩いて帰ってますので、家に着いたらもうぐったりしてしまい、酒器や肴を盛る器を考えて日本酒で晩酌するだけの気力も体力も無くなってしまってるんです(笑)。
しかしながら、昨夜は久しぶりに日本酒で晩酌しましたよ。いつも通り頂き物を肴に、お酒も頂き物でしたね(笑)。
鶏龍山刷毛目の平盃は、こちらでご紹介するのは初めてのようです。大変アジのよい鶏龍山の刷毛目平盃で、裏面にもたっぷりの白泥でしっかりとした刷毛目が施されています。銀継ぎされていますが、呼び継ぎではなく割れ継ぎで、4つ全てが元のパーツです。口径が11㎝超えで大きめですが、このいいアジですから酒器として使うしかないですよね。これ、割れ継ぎでなかったら私の手元に来るようなものではなかったでしょうね。
三島の白黒象嵌徳利は以前にもこちらで2度ほどご紹介していると思います。口に金直しはありますが、形もサイズよく大変使いやすいです。容量は1合2勺程度で独酌にちょうどいいサイズです。
頂いたお弁当は東山区末吉町の貴久政さんのお弁当でした。もずく酢は高麗青磁の小鉢に、しし唐としめじとお揚げのお浸しは李朝初期堅手の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。