「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(「ニコニコにっごり」の巻)
昨日21日は東寺・弘法市の開催日でしたが、欠席しました。元々7月、8月の夏場は露店があまり出ませんし、前日の時点での天気予報が雨が降る、しかも豪雨がという予報でしたので、どうしようかなと思っていたのですが、朝起きてみてやっぱり天気が悪いのでやめました。25日の天神さんには行こうと思ってます。
その代わりという訳でもないのですが、昨夜は晩酌しました。いただいたお酒で(笑)。マッコリのように見える白いお酒は、商品名を「ニコニコにっごり」といいます。にごり酒なのですが、甘酒と日本酒を合わせている物なので、品目としてはリキュールとなっていました。見た目はマッコリよりも真っ白な感じで、さらに濃厚です。アルコール度数が7%と表示されていましたので、ビールに近いアルコール度数で、マッコリとも同程度ですね。
お味の方はと言いますと、甘みがあまり強くなく、濃厚ですが酸味があり飲みやすかったです。マッコリの場合、特に日本で売られている物は甘みが強過ぎでいけませんね。キムチなどもそうですし、どうして韓国の食品は日本に来るとああも激アマ食品に変わってしまうのでしょうかね。
三島の盃は、日本酒を飲むには少々大きいのですが、マッコリ(今回の「ニコニコにっごり」はマッコリではありませんが)を飲むにはちょうどいいサイズです。胴部分にだけ白象嵌が施された実にシンプルなデザインです。見込みに輪線紋の象嵌ぐらいあってもよさそうなもんなんですけどね(笑)。本当にシンプルです。
アジのいい片口は自宅でマッコリ系での晩酌時に登板します。注口の周囲に鉄絵がかかっています。7番目(最後から2番目)の写真が分かりやすいと思います。李朝の片口となると、注口が欠けていて直しのあるものが多いのですが、これは珍しく無傷です。
お料理の方ですが、チャプチェは李朝初期堅手の大皿に、ナムルの盛り合わせは高麗青磁の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。
今回のお酒は埼玉県上尾市のCafe燈現郷さんよりいただきました。寺田本家というところのお酒でこの他にも2本、計3本のお酒をいただいていたのですが、昨夜でやっと3本ともいただくことができました。最初にいただいてみたお酒は、商品名は忘れてしまいましたが、米麹の風味が強いお酒でした。今風に言うと「クセが強い酒!」という感じでしょうか(笑)。次にいただいてみた「五人娘」という純米酒は、さっぱりとした口当たりのいいお酒でした。そして昨夜の「ニコニコにっごり」と3種類のそれぞれ全く違ったお味を楽しませていただきました。ありがとうございました。