「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(久々のダブル初登板の巻)
11月に入ってから昨日まで、こちら関西では雨の日が無かったように思います。一転して今日は朝から雨降りのお天気です。店に出て来る時も結構な本降りでした。予報ではこちらは夕方まで降るようです。11月に入り朝晩は寒くなって来ましたが、まだ昼間は汗ばむような日が多かったです。しかしながら、この雨が上がって明日からは気温は大幅に下がり平年並みになるようです。
白木みのるさんが2年も前にお亡くなりになっていたという報道があり大変驚きました。「てなもんや三度笠」では小坊主のちんねん役であんかけの時次郎役の藤田まことさんとのコンビで、人気を博されました。晩年は不動産業に転じられて事業家として成功されたようですが、その後体調を崩されて施設で暮らしておられるとのことを、数年前にネットの記事で読んだ記憶があります。遅ればせながらご冥福をお祈りいたします。藤田まことさんもお亡くなりになってますしね。てなもんやに出演されていらした方で、今もご存命なのは財津一郎さんだけになってしまいましたかね。ヒジョーにさみし~い!
昨夜の晩酌ですが、ホッケをいただいていましたので、それをメインの肴にして一杯やりました。ホッケは大きいのでお皿から大きくはみ出てしまいましたね(笑)。この堅手の大皿は、日ごろから焼き魚や煮魚の他、炒め物、トゥブキムチなどを盛る時に活躍してくれていまして、直径が20㎝強でうちの李朝の皿の中では一番大きいんですけどね。私は魚の生焼けが嫌いなので、ガスコンロの魚焼き機でかなりの時間をかけて焼きました。お陰でしっかり焼けておいしくいただけましたが、家の中が魚臭くなってしまって大変でした(笑)。煮豆は李朝初期堅手の小皿に、ほうれん草の胡麻和えは同じく李朝初期堅手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
酒器の方は久しぶりに徳利、盃とも、こちらでは初めてご紹介するものでした。
李朝初期の黒釉徳利は、今の私には大き過ぎる容量のため、長く出番がありませんでしたが、本当に久しぶりに引っ張り出してきました。2合半近くは入りますので、昨夜は半分ぐらいだけお酒を入れました(笑)。流れ落ちる黒釉がよい景色となっています。これでお代わりして飲んでた頃もありましたからね。
盃の方は見込の釉溜りが魅力的な小ぶりの盃です。時代は李朝の後期から末期の民窯でしょう。家の2階のケースに2軍として置かれていたものを、こちらも本当に久しぶりに使ってみたものです。はっきり言って、見込の釉溜りが無ければ特になんということもない盃です(笑)。9月18日にこちらでご紹介した盃の釉溜りとは比較の対象にもなりません(2022年09月18日作成の「昨夜の晩酌」へはこちらをクリック)。あの盃は今直しに預けているんですよね。早く帰ってきて欲しいんですけどね。