「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(新年一発目の巻)
今日から新年の営業開始です。本年も何卒よろしくお願いいたします。
街には外国人観光客が溢れる京都ですが、特に若い韓国人の観光客が目に付きますね。私の場合正しくは目より耳の方で感じるのですが、韓国語がとにかくよく聴こえてきますね。最近の若い韓国人は日本で着物を着て楽しむ人が増えましたね。ひと昔前は絶対着なかったですからね。着られなかったでしょうね、周りの目があるから。本人は着てみたいと思っていても、それが知れると「お前は親日か」みたいなこと言われるような圧力がまだ強かったでしょうからね。
新年最初の晩酌です。実際のところは三が日にはおせち料理で日本酒を少しだけいただきましたし、ビール(正確には発泡酒のサッポロ「麦とホップ」)を毎晩飲んでましたが、李朝の酒器・膳・器を揃えての晩酌は、昨夜が始めということですので。
昨日は祇園末吉町の喜久政のお弁当をいただきましたので、飲みとなりました。まあ、そうでなくても昨日あたりはそろそろかなとは思ってたんですけどね(笑)。
李朝初期堅手の徳利は、これまでに何度かご紹介しています。口に2か所大きめの金継ぎと高台には窯キズもあります。しかしながら、青みがかった釉薬がきれいで、サイズも容量1合3勺程度と独酌用に最適です。穴が大きいのも使いやすくていいですね。こういうのが普段使い用に1本あるといいですよね。
白磁の盃は、こちらでご紹介するのは初めてです。口縁のニュウに金継が施されてはいますが、サイズ良く、白い肌もきれいですし、お酒が入った際に見込みの渦巻きがよい景色となります。ずいぶんと昔から持っていたものですが、これまであまり登板機会が無かったものです。どうも私は、アジが付いてくれそうな手のモノを使って育てるのが好きで、このようなきれいなものはどうしても使用頻度が低くなりますね。
小松菜とお揚げの炊いたんは三島の小鉢に、終い弘法で買ったすぐきは李朝白磁祭器台皿にそれぞれ盛り付けてみました。李朝の白磁祭器台皿は皿部の直径が11㎝程と超小ぶりなもので、ここまで小さいものはあまり見ません。
当店では年末からの李朝酒器の追加出品を新年も継続中です。日本酒(銘柄:菊正宗)のプレゼントも引き続き実施中です。詳細につきましてはこちらをクリックの上、ご確認ください。