「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(お久しぶり分院白磁盃の巻)
もう明日で2月も終わりですね。2月は28日までしかないので早いですね。
祇園石段下の餃子の王将が閉店しました。先日前を通ったら工事してましたので、改装かな?閉店かな?と思ってたら、2月19日をもって閉店でした。私はここが「祇園店」だと思ったいたのですが「八坂店」だったんですね。コロナ禍以前は、帰りによく寄ってビール一杯飲んで帰ってたのですが、ここ3年ぐらいは前を通ることはあっても入らなかったですね。もう外食でカウンターで食事したいとは全く思わなくなってしまいましたね。こちらは2階にテーブル席もありましたが、大抵帰りに1人で行ってましたからね。さすがに1人でテーブル席は使えないですからね。
王将も変わりましたね。味を意識するようになりましたからね。失礼ですね(笑)。私たちの世代は王将に味など求めてませんでしたけどね。「安い!早い!○○い!王将!」だったんですけどね(笑)。餃子なんか今みたいに注文訊いてから焼いたりしてませんでしたよ。注文したら10秒以内に出て来ましたから(笑)。値段も安かったですよ。焼き飯(200円)とラーメン(150円)に餃子(110円)で460円!焼き飯とラーメンの値段は逆だったかも知れませんが、それぞれ単品で注文してですよ。消費税も無かったですから。70年代後半~80年代前半頃の話ですけどね。その当時でも驚きの安さでした。中学の時、よく校門の前で王将の人が餃子の無料券配ってましたね。懐かしいです。
なんか昔の王将を懐かしむ話が長くなってしましましたが、ここからは昨夜の晩酌です。いつも通り、もらい物をあてに晩酌しました(笑)。
昨夜は久しぶりに後期分院の白磁盃を使ってみました。分院の白磁盃もなかなか入手が難しくなってきましたね。これも入手したのは10年ぐらい前になるかと思います。口に欠けがあったのを金継してもらっています。サイズもよく、形状も筒状で深さがあり、光が強くて画像ではちょっと分かり難いですが、高台内は兜巾になっています。この手の磁器のものは、使ったからと言って育つものではないので、使用頻度としては私の場合下がりますね。まあでも、ひとつは持っておきたいものですね。画像では青が強く出ていますが、現物はここまで青くはないです。
三島の徳利はよく登板してくれています。口に2か所大きめの欠けが金継されたキズ物です。しかしながら、容量が1合2,3勺とサイズがよく、穴も大きくて使いやすく内部が見やすいので、汚れの確認などの管理がしやすいです。この徳利、キズはあっても釉薬が生きていてカセが無くつやつやしているので好きです。触った時の感触がよく清潔感があるので、迷った時にはつい選んでしまう徳利です。
お料理の方ですが、イカのバター焼き七味掛けは李朝初期の堅手中皿に、水菜とお揚げの炊いたんは李朝初期の堅手小鉢に、キムチは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。