「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(お雛祭り2023の巻)
昨日3月3日は桃の節句、お雛祭りでしたね。昨夜もおひな祭り用のちらし寿司を実家からいただきましたので、これらで晩酌しました。毎年おひなさんの時には、いろんなところのちらし寿司をいただいて、それで晩酌を楽しませていただいています。大変ありがたいことです。というか、私の場合は毎日いただいたものを食べてますけどね(笑)。日々感謝ですね(笑)。
その他おかずの菜の花と豚バラ煮は李朝分院末期の染付小皿に、アサリ煮は李朝初期堅手の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。当然これらのおかずも頂いたものです(笑)。ありがたいことです(笑)。
酒器の方はと言いますと、李朝初期堅手の徳利はここ数年ひな祭り用の徳利として登板してもらっています。本来なら1年ぶりの登板となるところですが、実は1月に祇園石段下のいづ重さんの上箱寿司をいただいた時の晩酌にも登板してもらってましたので、1か月半ぶりぐらいの短い間隔での登板となりました。容量が約8勺程の小さな可愛らしい徳利です。以前は容量が1合に満たない徳利は、酒徳利とは見做さなかったので、この徳利の登板機会はほとんどなかったのですが、今ではこれもありかなと思うようになって来ました(笑)。登板間隔の短さにそれが表れていますね(笑)。
初期白磁の盃は、多分こちらで紹介するのは初めてではなかったかと思います。現物の色は写真程は青みが強くはありません。ただしグレーな感じではなく、きれいな白です。初期白磁、形状が椀形でこの発色のよさは貴重ですね。ただ口径6.2cmで高さ3.3㎝のサイズは、正直なところ盃としては少し物足りないかなという感じではあります。以前の私なら小さ過ぎるとして、使おうとは思わなかったのですが、徳利と同様に小さい盃に対しても寛容になって来ましたね(笑)。