「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(ゴールデンウィーク始まりの巻)
昨日からゴールデンウィークに突入しました。今年のゴールデンウィークは平日の5月1日と2日に休暇をとった場合、9連休になるという長期休暇です。ここ3年は新型コロナ禍で移動の制限がありましたが、今年のゴールデンウィークは国内外ともにそれらの制限もなくなりましたので、コロナ禍以前の状態に戻るものと思われます。京都は既に外国人観光客で賑わっていますが、この期間中はさらに国内の観光客も増えるのでしょうね。
海外への出国もコロナ禍以前の水準にまで増えるのでしょうね。ただ行先としては、欧米やオセアニア地域より近場のアジア圏が人気のようですね。私ももう3年以上ソウルに行けていませんので、ゴールデンウィークが過ぎて少し落ち着いた5月下旬頃には、またソウルに行きたいと思っていますが、まだ今のところは未定です。
昨夜は久しぶりの晩酌でした。と言うか、毎晩ビール(正確にはサッポロの「麦とホップ」です)で一杯やっているのですが、日本酒で李朝・高麗の酒器と器を使っての晩酌は久しぶりとなります。2週間ぐらい空いたのかも知れませんね。
盃の方は前回に続き平盃を使いました。李朝初期の堅手平盃です。平盃は口径の大きいものですと膳の上で結構場所をとってしまうので、あまり好きではないのですが、この平盃は口径が9.5cmほどですので、カサ張らず持ちやすいのでいいですね、このサイズのものは。写真ではなかなか分かりずらいのですが、青白色の釉薬がとても美しいです。さらに無傷であるということも嬉しいですね。店にあったものですが、久しぶりに使ってみたくなって昨日持ち帰りました。今日また持ってきてケースに戻しておくつもりだったのですが、持ってくるのを忘れてしまいましたね(笑)。明日は忘れないように持って来ましょう(笑)。
徳利の方も李朝初期の堅手です。こちらも青白色の釉薬が美しいのですが、残念ながらキズ物で口に2か所、大きめの欠けの金継ぎがあります。また、高台には窯傷もあります。しかしながら、容量は1合2勺ほどで独酌には最適なサイズです。よく使う徳利の一つですので、これまでもこちらで何度かご紹介しています。
お料理の方ですが、焼き鳥は李朝初期の堅手大皿に、ナムルは伊羅保手の小鉢に、胡麻豆腐は李朝末期分院の染付皿にそれぞれ盛り付けてみました。