「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
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昨夜の晩酌(上手の堅手盃再び?の巻)
MLBエンゼルスの大谷翔平選手の先月の活躍ぶりがすごいですね。ホームラン29本でうち6月に15本打ってますからね。投手としても7勝を挙げています。このペースでいくとホームラン50本以上、投げては15勝が期待できそうですね。さらには俊足で盗塁もできるのですから、これはもう異次元のレベルですね。
一方、阪神からアスレチックスに行った藤浪投手は、リリーフに回ってからも抑えたり、四球から崩れたりといった内容を繰り返しながらも、メジャーで出場し続けていますね。何だかんだで4勝も挙げてますしね。チームの投手力が弱いので、藤浪投手を使い続けるしかないのでしょうけど、そういう意味ではいい球団に行ったということでしょうね。投手力のいい球団だったらとっくにマイナー落ちしてたでしょう。このままもし1年間メジャーで登板できたとしたら、来年以降のいい経験になるのではないでしょうか。ぜひ、そうなるように頑張ってほしいですね。
前置きが長くなってしまいましたが、昨夜は和久傳のいいお弁当をいただきましたので、それをあてに飲みとなりました。写真のような立派な2段弁当です。ご飯の方は鯛のお寿司でした。多分、黒酢を使ったと思われる寿司飯の上に、薄切りの鯛のお刺身が並べられていました。
盃は以前こちらで1度だったか2度だったか忘れてしまいましたが、ご紹介したことのある上手の堅手盃です。画像では青が強く出ていますが、現物はそんなに青くはなくグレーです。とにかく薄手で高台も小さいながら、薄くかっちりと作られています。口径が7.5cm程と大変サイズもいいです。李朝初期の盃というと、平盃でも口径10cm未満のものとなると出会うのはなかなか大変ですが、この盃の作りとサイズは「うちに来てくれてありがとう!」と言いたくなるレベルです。これで色さえよければなどと贅沢なことを思ったりもしますが、それだと私のところには来なかったでしょうしね(笑)。無傷というのも嬉しいところです。
白磁の徳利もこちらで何度かご紹介したものです。口縁部の金継ぎは以前自分でしたものですので、あまりいい直しとは言えません。自分としては失敗もなく1度でやり終えたましたので、よかったと思ってはいるのですが、専門家が見たら酷評されるかもしれません(笑)。容量がちょうど1合ですので、今の私にはぴったりなサイズです。
膳はまた紙縒り製の物を使ってみました。この紙縒り膳は、普段の木製の12角膳よりサイズがやや小さいので、おかずを盛った器を3つ4つと置くには向いていませんが、今回のようにお弁当や大皿盛りのお料理の時にはちょうどいい感じです。今後もこんな感じで使っていこうと思っています。