「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(忘れ三島の巻)
昨夜も阪神戦をTV観戦しながら晩酌を楽しみました。昨夜阪神は巨人に連勝!これで6連勝ですか。マジックも21にまで減りましたね。来月中旬ごろには「あれ」が決まるかもしれません。
阪神から米メジャーに行った藤浪投手も、先日オリオールズに移籍後初勝利をあげましたね。今後もセットアッパーとしてチームの地区優勝に向けて頑張ってほしいですね。
ハンガリーのブダペストで開催中の世界陸上では、北口榛花さんがやり投げで金メダル獲得という快挙がありましたね。やり投げ大国のチェコに単身で修業に行っての成果なんですよね。最初は言葉も分からない国に一人で行って大変だったでしょうね。日本の女子選手が投擲競技で金メダルを捕るなんて、この方が現れるまでは想像もつきませんでしたからね。
でも、この世界陸上のTV放送はいけません。体に悪いです。競技が放送されるのが夜中の2時3時、時には4時台のことのありますからね。起きていて観られればまだいいんですけど、大抵はそれまでに寝落ちしてしまいますので、只々寝不足で翌日がしんどいだけという日が続いています(笑)。
前置きが長くなってしまいましたが、昨夜の晩酌の話に移りましょう(笑)。
三島の平盃ですが、これはまだ私がソウルにいた90年代に入手した物です。若干ゆがみがありますので、口径が10.0cm~10.3cmという三島の平盃としてはなかなか出会うのが難しいよいサイズのものです。よく焼けていて釉薬もしっかりしておりカセも無くよい状態です。口縁部にヒッツキと剥がれの様な箇所がそれぞれ見られ、欠けの金継ぎが1か所あります。この金継ぎはその当時に私が自分でしたものですので、あまり良い直しとは言えません。あと見込みにフリモノが一つあります。
このようなよい三島の平盃なのですが、実は少し前までその存在を忘れておりました。一月ほど前でしたか、整理をしている時に見つけて「ああ、これあったなあ」って感じでした(笑)。またこれから、ちょこちょこ登板してもらうことにしましょう。
伊羅保手の徳利は、以前にも何度かこちらでご紹介したことがありました。この手の物は盤口のものが多いのですが、これはそうではないんですね。穴が大きいので徳利としては使いやすいです。胴部にはくるくると線刻が施されているのもいいですね。底部は高台の無いベタ底になっています。キズや直しはなく無傷です。容量が2合ちょいぐらいなので、今の私には少し負担になるサイズです(笑)。
お料理の方ですが、エビチリは李朝初期堅手の皿に、季節の野菜煮は高麗青磁の平茶碗に、おぼろ豆腐は李朝分院末期の染付皿にそれぞれ盛り付けてみました。
既にご案内の通り、明日から3日間(8/28~30)は夏期休業とさせていただきます。