「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(エビー クリスマスの巻)
昨日はクリスマスでしたね。世間は盛り上がってたんでしょうかね。
くだらない副題を付けましたが、私はクリスマスの晩に車海老をいただきました。生きたやつです。一昨日の晩にもらった時にはゴソゴソと結構動いてましたが、一晩冷蔵庫のチルドルームに入れておいたので、昨夜はさすがに大人しくなっていました。もう息絶えたかと思ったのですが、水洗いしていたら急に数匹が暴れだしましてビックリしましたね(笑)。半冷凍にされて仮死状態になっていたのが、急に冷水に入れられてエビの方もびっくりしたんでしょうね。
ガスレンジの魚焼き器で焼いている時もバタバタと暴れまくっていました。塩をかけられて生きたまま火で焼かれて、さぞかし苦しかったことでしょうね。そう思いながらも毎年いただく度に、こうしてありがたくいただいております(笑)。
これは私の個人的な暮れの風物詩なんですね。例年はこの時期ではなく、もう1週間か10日ほど早くいただいていたのですが、お陰様で今年はクリスマスに楽しむことになりました。焼いた色も赤白になって、なんとなくクリスマスっぽいですよね。そんなことないか(笑)。
そんな訳で、前回からあまり日にちが空いていませんでしたが、こうなった以上は飲むしか無くなってしまいましたね(笑)。そりゃそうでしょう(笑)。車海老の塩焼きは李朝初期堅手の大皿に、カボチャ煮は伊羅保手の小鉢に、ほうれん草と卵のバター炒めは李朝後期分院の白磁小皿に、それぞれ盛り付けてみました。
酒器の方ですが、盃の方は最近仲間に入って来てくれた初登板の白磁の盃です。なんて言うことのない、李朝の後期~末期民窯の作ですが、見込みの青い釉溜りが魅力です。写真ではちょっと分かり難いのですが、見込みが渦巻になっています。サイズは口径6.5cm、高さ4cmの可愛らしいサイズで、釉薬が艶々としてよい手触りです。無傷です。
徳利の方は、もうこちらで何度もご紹介していますが、盃に合わせて小さい李朝初期白磁の徳利にしました。こちらも無傷で大変可愛らしい徳利です。容量は7~8勺程です。小さくてかわいいのですが、1合を切るためほとんど登板機会のない徳利でした。しかしここ数年はお雛さんの日(3月3日)限定で使おうか等と言ってましたが、何だかんだとここ1年ぐらいで登板機会が増えて来てますね(笑)。
当店の年内の営業は今日が最終日となります。新年は6日(土)から営業開始の予定です。皆様どうぞよいお年をお迎えください。そう言いながら年末年始休業中も何かあればブログの方は更新していく予定でおります。