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昨夜の晩酌(新年一発目2024の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(新年一発目2024の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年01月07日(日)

20240107 12024年は年初から災害・事故が相次ぎ大変な年明けになってしまいましたね。能登の方ではまだ被害の全容が把握しきれていないようで、孤立状態になってる地域もあるようですね。主要な道路が寸断されているため、人も物資も送り込むのが難しいようで復旧までに時間を要しそうですね。冬の寒い中の避難生活がもう1週間になりますからね。早く必要な支援物資が届けられればいいんですけどね。

羽田での航空事故の方は、海保の飛行機は被災地に支援物資を届けるための便だったんですね。6名中5名に方が無くなられて、お悔やみ申し上げます。日航機の方は乗客・乗員全員が無事脱出できて本当によかったですね。まさにJALの乗務員の皆さんの日頃の訓練の賜物でしたね。それと乗客の人たちも我先にと前方に押し寄せたり、荷物を下ろそうとしたりする人なく、CAさんの指示に従って冷静に対応できたからでしょうね。

大変な年明けとなってしまいましたが、それでも昨夜は今年初めての日本酒で李朝酒器・食器での晩酌となりました。お正月も元日の昼と晩だけは実家で少し飲んだんですが、4日に検査があったため3が日の残りは酒断ちしていました。

三島の平盃も最近仲間入りしてくれた盃です。三島の盃というとどうしてもサイズの大きなものを何か無理して酒盃として使わなければならないようなことが多いです。まあ元々酒器として作られたものではないものを勝手に見立てで使っているのですから、そこは仕方のないところなんですけどね。こちらの三島は口径が最小10.0cm、最大でも10.3cm、高さが3.8cmというよいサイズです。サイズもそうですが、青い釉薬にカセなど無く艶々としてきれいで大変状態がいいです。口縁部に擦れで釉薬が落ちたようなところが僅かに見られますが、キズや直しはありません。側面には輪線紋があるのもいいですね。

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刷毛目の徳利の方はこちらで何度かご紹介したことのあるものです。白泥を厚掛けにした刷毛目に輪線の二重線が首部と胴部の真ん中よりやや上の2箇所に彫られていて、引き締まった感じになっています。残念ながら、口部の欠けと胴部の白泥が剥落した個所数か所に金継ぎが施されています。元々はこれら全部が共色直しにされていました。容量も1合3勺程で独酌によいサイズです。口部の開きがあまりないのが特徴です。このタイプは、お酒を盃に注ぐにあたっては特に問題無いのですが、お酒を徳利に注ぐ際に入れ過ぎてあふれ出ないように気を付けないといけません。

お料理の方ですが、おでんはいつもの李朝末期の陶器の鉢に、鱈子煮は李朝初期白磁の小鉢に、ごぼうサラダは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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