「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(ゴールデンウィーク終盤の巻)
ゴールデンウィークも後半の4連休に入り、今日を入れてあと3日となりましたね。間の3日は平日とは言えやっぱり長いですね。今回のゴールデンウィークは。
昨日は鰻弁当をいただきましたので、また急遽飲みとなりました(笑)。いただいたのは「うなぎ 徳」の鰻弁当でした。京都店は京都高島屋7階の食堂街にあるようです。
昨夜も東京ドームの巨人vs阪神戦のTV中継を観ながらの晩酌でした。昨日5月3日は長嶋茂雄デーだったようで長嶋さんご本人も登場されてましたが、今は車いす生活なんですね。私は阪神ファンですので、少年時代は王さん、長嶋さんは大嫌いでしたね(笑)。特に長嶋さんは「なんでそこで打つねん」ていうような場面でよく打たれてましたね。特に忘れられないのは、70年代の初め頃だったと思います。当時阪神に上田次郎さんというアンダースローのピッチャーがいたんですが、この人が巨人戦で9回までノーヒットノーランだったんですよね。ところがツーアウトあと一人のところで長嶋さんがいきなり初球を打ってレフト前ヒットですよ。「も~、何で打つねんここで!」ってメッチャ思いました(笑)。記憶に残る方でしたよね。お身体お大事になさってください。
試合は阪神負けましたが、長嶋デーですから相手に花もたせておけばいいでしょう。今日明日勝てばいいです。なんせ首位にいますから余裕余裕です(笑)。
野球話が長くなってしまいましたが、ここからは昨夜の晩酌です。
緑釉のかかった可愛らしい盃は昨年末に一度こちらでご紹介しています。盃の胴部が両側から押しつぶされたようにひしゃげているのですが、どうもその形が写真になると分かり難くなります。5番目のお酒を注がれた写真がまだ現物に近い感じですかね。この形は盃を持ちやすいですし、お酒を飲みやすいです。高脚盃という程ではないのですが、高台部が細く高く作られているのもいいですね。見どころがあって使いやすく楽しい盃です。口径が最大6.5cm、最小5.8cm。高さが5.0cmとかわいいサイズです。
高麗青磁の徳利も、これまでこちらで何度かご紹介していますが、もう何回目になるかは分かりません(笑)。青磁釉の色はまあそこそこですが、丸っこい形状のベタ底で安定感のある徳利です。口縁の4箇所の欠けに銀継ぎが施されていますが、全て小さい欠けで銀の色も黒っぽくなっていて、よく馴染んでいるので気にはなりません。容量は1合半を少し超える程度の独酌サイズです。
おかずを足しました。若竹煮は三島の小鉢に、ほうれん草と水菜の胡麻和えは李朝初期堅手の平盃に、金時豆煮は李朝初期白磁の平盃にそれぞれ盛り付けてみました。
初期堅手と白磁の平盃は、それぞれ口径が9.5cmと10.0cmでともに無傷です。