「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(大型台風東日本接近中の巻)
大型の台風7号が関東に接近中です。先に東北地方を直撃した台風5号とは違い、暴風域を有する非常に強い台風なので被害が心配されますね。既に新幹線や航空便の運休なども決まってますしね。しかし、この台風が発生した当初の予想進路よりも進路が東側にそれて来ましいたので、幸い関東に上陸ということは無さそうですね。それでも、進路にあたる地域の方はご用心ください。
こちら京都はここまで台風直撃の心配はありませんでしたが、相変わらず毎日暑いです。猛暑日が続いていることも問題ですが、雨が降らないですね。線状降水帯による集中豪雨なんかはご免被りたいですが、夕立みたいな雨が何日か続いて降ってくれないと気温下がらないですね。渇水も心配になって来ますしね。
そんな台風の襲来や首相の退陣表明などで大騒ぎのお盆ですが、私はやはり晩酌です。昨夜の酒器もこれまでに何度かご紹介した物です。
盃は李朝初期の上手の堅手盃です。これもやっぱり何度目のご紹介になるか忘れてしまいました(笑)。薄手でちょっと他の器にカチンと当ててしまうと、パリんといってしまうのではないかと扱いがちょっと怖いぐらいです。高台も薄い作りで端正に作られています。口径が7.5cm程とサイズも申し分無いです。しかも無傷です。これで肌の色が白ければと思うんですが、そこは残念ながらグレーなんですね。2番目の写真は少々青みが強く出過ぎていますね。しかし、この端正なつくりとサイズは間違いなく私がこれまで入手したこの手の盃の中では最高ですね。
小振りな黒高麗の徳利も登板頻度が高い徳利のうちの一つです。容量が一合に満たない八勺程の徳利ですので、以前酒量が多かった頃は出番が少なかったんですけどね(笑)。その頃は1合に満たない物は徳利として見ていませんでしたからね(笑)。ここ数年はこういったサイズの徳利の登板回数が増えましたね。ちなみに状態は無傷です。
お料理の方ですが、ホタテフライは李朝初期堅手中皿に、かぼちゃ・茄子・しめじ等の煮物は李朝初期白磁の小鉢に、高野豆腐・麩煮は高麗青磁の小鉢に、もずく酢は李朝後期~末期の白磁盃にそれぞれ盛り付けてみました。