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昨夜の晩酌(初めての李朝酒器コンビの巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(初めての李朝酒器コンビの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年10月08日(火)

20241008 1しばらくこちらのブログの投稿が途絶えておりました。久しぶりの投稿になります。シンプルにネタが無かったんです(笑)。

岡田監督の退任が決まったタイガースはレギュラーシーズン2位で終わりましたので、3位のDeNAと12日(土)からクライマックスシリーズで対戦します。勝ち上がって2年連続日本一達成してほしいですが、なんかDeNAにボコボコに打たれて負けそうな気がしてます(笑)。

昨夜はおでんをいただきましたので、晩酌となりました。大分暑さは和らいで来たとは言え、まだちょっとおでんや鍋物には少し早い感じの気候ですが、もう10月ですから本来ならいい季節だったんですけどね。

盃は李朝分院末期の作でしょう。肌の色はグレーで高台の砂付きも粗い感じですね。これは私が初めて手に入れた李朝の盃です。ソウルの長安坪古美術商街の店で見つけたものです。もう25年以上前の話になりますね。今はもうその店は無くなりましたね。まあ四半世紀前の話ですからね(笑)。当時から現地でも盃はあまり無かったんです。店で「盃あるか?」と尋ねても「無い」という返答がほとんどで、たまに「ある」というから見てみると小鉢にしかならないサイズの物を見せられたりということが多かったです(笑)。なのでこの盃も色々ある中から気に入った物を選んで買ったというのではなく、見つけたから買ったという感じでした。しかしながら、見込みが渦巻きになっていたり、やはり見込みに釉垂れがあったりとなかなか楽しい盃で、当時は喜んで使っていました。

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徳利と言っていいもんかどうかという代物なんですが、これも私が初めて入手した李朝の徳利?でした。今はあまり徳利を使わないという人が増えたため徳利は値崩れしていますが、盃に比べ徳利はかなり高額でしたので当時なかなか手が出せないでいました。そんな時、仁寺洞のとあるお店でこの徳利?を見つけました。まあちょっと、普通はこれを徳利にして酒を飲むということを思いつく人もなかなかいないと思うんですが、当然お値段も安かったんで喜んで買いました。肌の色もダークグレーでサイズも大きいし、さらに入手時は相当内部も汚れていましたので、酒が飲める状態にまで内部を洗浄するのが、かなり大変でしたね(笑)。これを購入したお店も今はもう無いですね。

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はじめて入手した酒器でこうして晩酌してみると、ソウルの骨董街を週末ごとに巡って酒器ばかりを探し歩いていた頃のことが懐かしく思い出されますね。今はもう無くなったお店が多いですけどね。

お料理の方ですが、おでんは李朝初期の堅手の深皿に、納豆は三島の盃に、ほうれん草ともやしの胡麻和えは李朝初期の白磁小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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