「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(今季初蟹の巻)
既にお知らせ欄やTOPページにて掲示させていただいておりますが、11月1日付の記事「もう11月です2024」で古裂會第139回オークション下見会の開催日を11月12日(火)・13日(水)であるところを、誤って11月15日(金)・16日(土)と記載しておりました。ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。再度お詫び申し上げます。
単なる記入のミスという訳ではなく、私自身がその開催日だと思い込んでいました。多分前回の開催日は金曜日と土曜日だったことが頭に残っていて、勝手にその日だと思い込んでしまったのかと思います。来月以降の月初めの記事を作成する際には十分に注意を払うようにいたします。
昨日はカニをいただきましたので、また飲みとなりました。産地とかは何処のものか分かりませんが、大変立派な松葉ガニ(ズワイガニ)でしたね。こんな立派なカニはいただいてしか食べられませんからね(笑)。今シーズン初のカニでした。
赤上がりで小ぶりの盃は、20年以上前に入手した当初には気に入っていてよく使っていたものです。その後2軍落ちしていたのですが、4年ほど前でしたか再び1軍に昇格した盃です。1軍は自宅1階のケースに、2軍は2階のケースに、3軍は地下のケースに仕舞っています。赤上がりで、貫入、見込みに釉溜りもあり、なかなか見どころの多い盃です。このような、李朝の後期から末期にかけて民窯で焼かれた盃は、グレーっぽい色の堅い感じものが多いのですが、このような赤上がりの柔らかい感じものは数が少なく、人気がありますね。サイズは口径約6.5cmです。私は個人的にはこれぐらいのサイズの盃が好きです。
高麗青磁の徳利も、これまでこちらで何度かご紹介しています。私の好きな丸っこい形状でベタ底になっており安定感のある徳利です。青磁釉の色はまあそこそこですかね。口縁の4箇所の欠けがあり銀継ぎが施されています。しかしながら、全て小さい欠けで銀の色も黒っぽくいぶし銀なっていて、よく馴染んでいるのであまり気になりません。容量は1合半を少し超えるぐらいですかね。独酌によいサイズです。
お料理の方ですが、カニは堅手の大皿に、にしん茄子は李朝初期白磁の小皿に、高野豆腐の含め煮は伊羅保手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。器の写真をあげておりますのでご参照ください。
今日もまた、カニを取りに来るようにと連絡がありました。ありがたいことです(笑)。今夜は日本酒ではなくビール(正確には発泡酒「麦とホップ」)で軽くやっとこうと思います。今夜の分はもう明日にはもう報告いたしません。カニ自慢のコーナーじゃないですからね(笑)。