「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(1年ぶり鶏すき焼きの巻)
2日前でしたか、ソウルで大雪が降りましたね。自動車の事故もあったようですし航空便にも影響があったようですね。ソウルは冬場に雪が多いということもないですが、降り積もると大変です。先に述べた車の事故や渋滞といったこともありますし、ソウルって結構坂道の多い町ですので、道歩くのも大変です。メッチャ滑ります。雪景色の様子などがTVやSNSなどで見かけますが、実際に現地で生活してると大変でした。
大変といえば、能登の方でまた地震が頻発してますね。ご心配でしょうね。元旦の地震からもう11か月が過ぎようとしていますが、復興が進んでる様子が見えないですからね。もうすぐ1年になります。何とかならないもんでしょうかね。
昨夜はすき焼き用のかしわ(鶏肉)をいただきましたので、飲みとなりました。去年も同じころにこのかしわをいただいて鶏すき焼きで一杯やったんですね。むね肉・もも肉・肝・ミンチとありまして白ネギも付いていました。鶏ミンチはつくねにしてからすき焼き鍋に投入しました。スーパーに半丁の焼き豆腐があれば買って帰って足そうと思ったんですが、残念ながら普通サイズ(一丁)しかありませんでしたので、家にあった玉ねぎを足して作ってみました(写真10名目・11枚目参照)。
酒器の方ですが、深い貫入が魅力の盃は李朝後期から末期の民窯の作でしょう。また測るのを忘れてしまったんですが、口径が6㎝から6.5cmの間ぐらいだったと思います。写真では分かり難いかもしれませんが、底部に近い胴部に赤みが出て来ています。見込みの方にも少し赤みが出てはいるのですが、こちらの方はまだ薄いです。もっと使い込んでいけば、より赤味が増していくとは思うのですが、残念ながらもうそこまで頑張って育てるだけの体力がありません(笑)。これはまだ入手して10年にはならないと思います。ソウルの踏十里だったと思います。過去にもご紹介したことのある盃です。
初期堅手の徳利もこちらで何度もご紹介しています。青みがかった釉薬がきれいです。高台近くの胴部にはこの青い釉薬の釉溜りが見られ、景色となっています。サイズもよく、容量はちょうど一合入ります。昔だったらこのサイズで飲むと3回ぐらいおかわりしなくてはならなくなるので、めんどくさいと思い使わなかったのですが、今はこれぐらいが私にとってのベストサイズになりました(笑)。口部に極小のホツの銀継ぎが1か所あります。
最後の写真は締めの鶏の出汁で作ったラーメンです。鶏ミンチをつくねにした際の煮汁を使ったものです。煮汁に塩を少しだけ加えて味を調え、インスタントラーメンの乾麺を投入して3分煮ただけです。これが鶏の出汁がよく出ていてびっくりするぐらい旨かったんですよね(笑)。スープの色もいい感じでしょ(笑)。ひらめきの勝利でしたね(笑)。
王将の丼鉢は50周年の時の記念品で、当時ポイントを貯めてもらった物でした(笑)。