「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(久々のトゥブキムチにマッコリの巻)
寒くなりましたね。今日は日中の最高気温が10℃を超えるようですが、ここ数日は最高気温が一桁の日が続いてました。京都市内は今のところ雪は降ってないからまだいいですけどね。
先々週にソウルに行った時も、その前週には大雪が降ったんで心配してましたが、私が行った時にはもうどこにも雪は残っていませんでしたし、日中の気温がマイナスになることもありませんでした。結局向こうでは雨にも降られませんでしたので、本当に天候には恵まれてました。ただ韓国ではまだ政治的混乱が続いており、そこが心配なんですけどね。
そのソウルで買って来たキムチなんですが、そろそろ味に酸味が出て来て賞味期限も近づいて来ましたので、昨夜は久しぶりにトゥブキムチ(豆腐キムチ)を作って、マッコリで一杯やりました。トゥブキムチ(豆腐キムチ)の時は豆腐は木綿豆腐でなければならないのですが、実はその前日に間違って絹ごし豆腐を買ってしまっていたので、昨日また改めてスーパーで木綿豆腐を買って来ました。絹ごし豆腐は今夜お鍋にして食べようと思ってます(笑)。そんな訳で、ソウルの報告は1回お休みです。
今回盃には三島の小鉢を使いました。マッコリはアルコール度数が6%ぐらいでビールより少しだけ高い程度なので、日本酒のようにお猪口サイズの器で飲むものではありません。なのでお湯飲みや蕎麦猪口サイズかそれより少し大きいぐらいのものでやるのがいいですね。胴部にはシンプルな縄簾紋のみが施され、見込みには象嵌で輪線が2重に施されています。おかずを盛る器としても使えますし、日本酒をコップ酒で飲みたいときにも使えて大変重宝します。高台に欠けが1箇所ありますが、がたつきはありません。
アジのよい片口はこちらでも何度かご紹介しています。マッコリの時は大徳利では無く、大体片口を使っています。今店の方に片口を4点出しております。こんな風にトゥブキムチ(豆腐キムチ)などでマッコリをやる時に必要ですので、この一点だけは自宅にキープしております(笑)。とにかくアジがいいというかアジ付き過ぎの片口です。これだけのシミだと油染みではないかということが心配されますが、油臭は一切ありません。注口の付け根の周りに鉄砂が掛けられているのが希少でありこの片口の魅力ですね。
トゥブキムチ(豆腐キムチ)は堅手の大皿に、ナムルは李朝初期白磁の小鉢にそれぞれ盛り付けております。