「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(祇園 川上 テイクアウトの巻)
予告通りの昨夜の晩酌です。
昨夜は、その前日に予告したとおり、西花見小路にある京料理のお店、祇園の川上さんのテイクアウト弁当での晩酌です。
川上さんについては、昨年12月の法事の際に利用した時のことを、2019年12月01日作成の「祇園 川上」で紹介しておりますので、そちらをご参照ください(2019年12月01日作成の「祇園 川上」へはこちらをクリック)。
お弁当の内容の方はご覧の通りですが、煮物を中心とした京風弁当といったところで、海老天、出し巻、焼き魚、穴子寿司等も入ってました。ご飯の方は、こちらもタケノコご飯でしたね。この季節のお弁当のご飯となると、たいていがタケノコご飯になりますね。お店に行った時にもいただける川上さんの手ぬぐいと感謝のお手紙付きです。お手紙見ると「折詰弁当 2,800円」とあります。結構いい値段なんですねえ!私はいただいたんですけどね(笑)。今電話があって、今日はまた鯖寿司いただけるみたいです(笑)。ああ、でも今日は晩酌しませんよ。GW明けにまた検査ですからね。次の晩酌までは、また10日ぐらい空けないと。
今日の器は酒器だけですが、徳利はこの「昨夜の晩酌」の第1回目(2018年09月27日作成)でご紹介した三島の徳利です。口縁に2箇所の金直しはありますが、容量が1合3勺程度で独酌にピッタリのサイズです。ソウルの黄鶴洞でずいぶん昔に買った物で、最初は2箇所に共直しがあったのですが、こちらに持って帰って来てから自分で共直し部分を外し、金直しをしてもらいました。直しはありますが、カセもなく肌がきれいなので、私の好きな徳利の一つです。
盃の方は、今回が初登場です。李朝末期の盃ですが、見込みが渦巻きになっていて面白いものです。釉薬の色が青いのも魅力的です。入手した当初は、こんなに貫入も深くは入っていなかったのですが、しばらくこれを集中的に使っていると、すぐに見込みのあたりにシミが出てきました。しばらくお休みさせてケースに仕舞っておいたのですが、久ぶりに見てみると一段といいアジに育っていました。酒器というのは、もちろん続けて使って酒を滲み込ませることによって育ちますが、その後しばらく箱などに仕舞っておいて、忘れた頃に取り出して見てみると、驚くぐらいにいいアジが付いていたということが、時にあります。この盃は、まさにその例ですね。
ここ数日、いただき物ばかりで晩ご飯を済ませています。こんなご時世ですから、大変助かってます(笑)。さらに、昨日は長野のNさんからもお米を14㎏ほど送っていただきました。主食があるというのは、本当に心強いです。ありがとうございます。