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昨夜の晩酌(忘却の赤上がり盃の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

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昨夜の晩酌(忘却の赤上がり盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年08月26日(水)

DSCN4653 3「暑いですね」と毎日その言葉しか出てきません。8月も下旬だというのに今週もずっと猛暑日が続くようです。もう最近は、朝からご飯を食べる元気がなく、そうめんや冷や麦を流し込んでます。夜もお弁当もらった時にはそのご飯を食べますが、それ以外は焼きソバなどの麺類をビールで流し込んでます(笑)。次の検査は、間違いなく数値上るなあ(笑)。

そんな猛暑の中、昨夜の晩酌です。

李朝初期の堅手徳利は、もう15年ぐらい前でしょうかね、入手したのは。写真で見るより、現物はもう少し薄いグリーンがかっていて、細かいごまふりのようになっています。購入する時に高台と高台内に窯キズがあったのは分かっていましたので、穴を下にして照明に照らして内部を除いてみたところ、光の漏れがなかったので、少し値切って購入した記憶があります。

底の窯キズが抜けている場合、もちろん水が漏りますので、確認のため、底を照明にかざして穴から中をのぞくと、抜けている場合はそこから光が漏れるのが分かります。それで、漏れはないであろうと判断したのですが、自宅で煮沸して取り出してみると漏れるではないですか!発掘品のため、内部にまだ土が残っていてそれで穴が塞がれていので、のぞいてみても光の漏れがなかったのです。それだけではなく、高台内には底が薄くなっている部分が数か所あり、光が透けているではないですか!これでは、窯キズだけをふさいでも、他の薄くなった部分から酒がじわじわと滲み出て来てしまいます。

そんな訳で、直しのできる方に方法はお任せで、とにかく漏れないようにして欲しいとお願いしてお預けして、戻って来たのが写真のとおりの高台内でした。漆を塗った上に軽く金を撒いて、乾いた後にさらに漆を塗って固めてあるように見えます。お蔭様で、問題なく使用できるようになりました。容量は2合ちょうどです。

盃の方は、一時気に入っていてよく使っていた時期もあったのですが、その後に入手した盃に押され2軍落ちしてしまい、存在すら忘れかけていました。我が家では、頻繁に使うであろう1軍の盃は1階居間のケースに、あまり登板機会の無い2軍の盃を2階のケースに、今後使うことはほとんどないであろう3軍の盃を地下のケースに仕舞っています。

昨日、2階の2軍ケースからこれを見つけ出して、久々に使ってみました。サイズは口径約6.5cmと私の好きな小ぶりのサイズ。まあ、ぐいぐいやりたいという方には、少し小さ過ぎると思われるかもしれませんが。赤上がりで、貫入、見込みに釉溜りもあり、なかなか見どころの多い盃です。見込みにピンホールも多く見られ、使い込んでいくと、まだまだいい味が付いていきそうです。このような、李朝の後期から末期にかけて民窯で焼かれた盃は、グレーっぽい色のものが多く、赤上がりのものは数が少なく、人気も高いですね。グレーよりも柔らかい印象がありますからね。

昨日は、こいつを長く忘れていて、申し訳ない気持ちになりました。なので、これを機会にまた1軍に昇格させることにしました(笑)。代わりに2軍に降格させる盃は特に考えてはいません。そこまで厳格なものでもありませんのでね(笑)。

お料理の方ですが、鱧の落としは三島菊花紋の深皿に、オクラの胡麻和えは李朝初期の堅手皿に、卵豆腐は三島の小皿にそれぞれ盛り付けてみました。鱧の落としは梅肉で食べるのがいいですね。

来月は10日(木)に検査がありますので、次回の晩酌はそれ以降になります。次回の検査ヤバいですね(笑)。

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