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昨夜の晩酌(ダブルユウの巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(ダブルユウの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年09月13日(日)

DSCN4981 2今月10日に検査も終えましたので、久しぶりの昨夜の晩酌です。

検査結果の方も先にご報告いたしましたとおり、以外にも数値が大幅に下がっていましたので、気分良く飲めますね(笑)。でも、まだまだ正常値には程遠いので、調子に乗らないように、晩酌は今後も月3回程度のペースを守っていきたいと思っております。今月も東寺・弘法市の開催中止が決まりましたので、多分北野天満宮・天神市も中止になる可能性が高いと思います。ここは晩酌でブログの記事を埋めたいところなんですがね。健康第一ですから。今月も後半はヌシさんに登場してもらいましょうかね(笑)。

晩酌の方ですが、李朝初期の堅手徳利は、入手したのがもう15年ぐらい前になるでしょうか?「朝鮮白磁徳利」と書かれた古めの桐箱に入っています。2枚目の写真のように、高台の周りに青色の釉溜りが並んでいるのが良い景色です。口縁に欠けが2箇所並んで有ります。また、3枚目の写真のように欠けた部分があり、欠けたパーツが接着剤か何かでくっ付けられています。店に出すには、まず金継ぎしてからでしょうね。

盃は、朝鮮王朝の最後の官窯であった分院が19世紀末に民営化されますが、その李朝末期に民営化された分院で焼かれたものでしょう。この時代の物になると白磁とは言っても、グレーがかった色のあがりになりますね。この盃は、見込みの釉溜りがとても美しいです。副題の「ダブルユウ」は、この盃と徳利のダブルの釉溜りのことですのでね、昔のモーニング娘の辻ちゃんと加護ちゃんのユニットの「W(ダブルユー)」ではありませんよ。そっち知ってる人が少ないか(笑)。

私が最初に李朝に手を出したのは、酒器でも盃からだったのですが、買い始めはこのような分院末期の盃でした。踏十里・長安坪の骨董街に通い始めの1か月ぐらいの間に5個ぐらい買いましたかね。その中の1つです。90年代末の話ですが、その頃はこの手の盃は結構拾えたんですがね。最近ではソウルの骨董店でも、あまり見かけなくなりましたね。なんか以前にも同じようなこと書いたような気がしますね(笑)。

お料理の方ですが、鶏手羽の塩焼きは李朝初期の堅手皿に、厚揚げは李朝初期の堅手茶碗に盛り付けてみました。鶏手羽の塩焼きは、中までしっかりと火を通さないといけないので、弱火で何度も火の当たる面を変えながら、時間をかけてガスレンジの魚焼き機で焼くのが結構大変です。

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