「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(ヌシ様一時ご帰宅の巻その2)
1週間ぶりの昨夜の晩酌です。もう少し感覚を空けようと思っていたのですが、昨夜の晩ご飯に祇園末吉町の貴久政さんのお弁当をいただけることになりましたので、急遽、昨夜を飲みに変更しました。ご覧のとおりこちらのお弁当は、本当に日本酒のあてにピッタリなおかずばっかりなんです。これもらうと、やっぱり日本酒で一杯やりたくなっちゃいますよね(笑)。
海老や西京漬け、鱈の子やお野菜の煮物なども美味しいですが、特にこちらの出し巻は、ふわふわであっさりした京風のお味付けでいいですね。ご飯はもっと少なくていいから、その分おかずがもっと多いとさらに嬉しいんですけどね(笑)。
お弁当の手前の三島小皿に盛り付けたのは、軽井沢のお土産に頂いた帆立貝ヒモの酢漬けです。リンゴ酢で漬けてあって、いい香りがしました。写真に写っているのはそのままなのですが、それを食べた後に追加で食べた時、炙ったら美味しくなるんじゃないかと思いやってみたところ、大正解でした。香ばしく、歯ごたえもよく、リンゴ酢の甘みも引き立てられていました。
昨日はヌシ様の酒器に一時ご帰宅していただきました。前回は盃でしたが、今回は「李好のヌシ 第四話」(2020年09月19日作成)でご紹介した、いいアジのついた堅手徳利に一時ご帰宅いただきました。こちらの堅手徳利の詳細につきましては、9月19日作成の「李好のヌシ 第四話」に詳しいので、そちらをご参照くださいね。画像もたくさんあります(「李好のヌシ 第四話」(9月19日作成)へはこちらをクリック)。
容量が2合をほんの少し超えますので、昨夜はいっぱいいっぱいまではお酒を入れず、2合分ほどを入れていただきました(笑)。久しぶりにこれで飲んでみると、やっぱり懐かしいですね。口造りが、よくあるラッパ口ではなく穴も大きいので、注ぐ際にチョロチョロではなく、結構ドバドバとお酒が出るんですが、口のとある位置を下にして注ぐと程よく出るのだということを思い出しました。入手した当初、ソウルで一人飲んでた時にこれに気付いたのでした。「そうそう、こうやって飲んでたなあ」と懐かしく思い出しましたね。ヌシ様徳利は、本日はもう店の棚にお戻りになっておられます(笑)。
盃の方は、以前にこちらでご紹介したことがある物です。調べてみたら2019年8月17日でしたから、1年以上前ですね。今は昔にソウルの踏十里古美術商街で購入したもので、購入した当時は薄い貫入の入った白っぽいお大振りな盃でした。それが現在は、貫入も深くなり、見込から底の周辺にまで赤味が出て、素晴らしい景色となりました。よく育ってくれたものです。2019年8月17日作成の記事の時より、さらにいいアジになっています。底の内側が縮れ釉になってるのもいいですよね(2019年8月17日作成の「昨夜の晩酌(肝育盃の巻)」をご参照いただくにはこちらをクリック)。
盃単独の写真をあげていますが、どうも気に入りません。特に最後の写真が、現物とは程遠いです。先月機種変更したスマホで撮ったのですが、パソコンで見ると違う写真ぐらいに画像が違います。大丈夫な時も多いのですが、何が原因なのか分かりません。スマホの画像だと拡大して見ても鮮明なのですが…。現物(盃)が自宅にありますので、帰宅後撮り直してみて、うまくいくようなら写真を差し替えるかもしれません。(追記:写真差し替えました。現物はこれよりも赤いです)