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昨夜の晩酌(久々のダブル初登板の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(久々のダブル初登板の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年03月14日(日)

DSC 3040 2昨夜の晩酌です。

鶏竜山の刷毛目平盃は、口径が11cm超え(最大径11.3cm)です。このサイズですと、本来は盃としては大き過ぎるのですが、このたっぷりと白泥を使った刷毛目、よいアジのつき方を見れば、酒盃として使わずにはいられませんよね。口縁に金継ぎが2箇所、呼継ぎが1箇所有ります。金継ぎも呼継ぎも大変良くできています。呼継ぎも全く違和感がありません。釉薬にはカセもなく、それどころか酒を吸って艶さえ出ています。一つだけ残念な点を挙げるとすれば、呼継ぎの陶片の方に小石のフリモノがあるということぐらいでしょうか。これでサイズが口径10cm未満だったとしたら、私の手元に来ることは無かったでしょうね。

高麗青磁の徳利は、多分まだ私がソウル在住であった90年代末に仁寺洞の骨董店で入手したものです。青磁の色はそれほどいい訳ではありませんが、サイズがよく(1合2勺程度か?)、形も可愛らしい徳利です。この徳利、高台内に突起があって、膳の上に置いた時に安定が悪いんです。倒れるようなことは無いんですが、突起部分を機軸に少し揺らぐような感じです。口縁に2箇所、金継ぎがあるのは私がしたものなので、うまくはありません(笑)。うまく行かなかったパターンのもので、何度かやり直したのですが、イヤになってしまいそままの状態で放棄してしまいました(笑)。また、プロに整えてもらおうかなとも考えています。

昨夜は久しぶりに、盃と徳利ともに初めてご紹介する品でした。

料理の方ですが、鮭の西京漬けは李朝初期の堅手皿に、茄子と三度豆の胡麻和えは三島の小鉢に、もずく酢は李朝初期堅手の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

今日が14日ですので、3月も半ばになりました。毎年この時期にはソウルに行っていたのですが、新型コロナ禍で、一昨年の12月以来行けていません。毎年、3月・8月・12月と年3回はソウルに行っていたのですが、今年も行けずに終わってしまうかもしれません。悲しいです。また、ソウルに行って、懐かしい人たちと会って、本場の韓国料理を食べたいです。今年中に行けたらいいんですけどね。まあ、それまでは李朝酒器と食器を使っての晩酌で我慢します(笑)。

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