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昨夜の晩酌(井戸手片口の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(井戸手片口の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年05月06日(木)

DSC 3802 2ゴールデンウイークも昨日で終わりましたね。期間中、京都の観光地の人出は少なかったですね。と言っても、私はその間清水寺近くの自宅から古門前の店舗までの往復しかしていませんので、東山地域限定の話ではありますが。しかしながら、全国の観光地の人出は、昨年と比べるとかなり多かったようですね。新型コロナウィルスの感染者数は、ここ数日は減少傾向にあるようですが、これは連休中でPCR検査の被検者が少なかったからだと思いますね。明日以降にまた感染者数が急増しなければいいんですけどね。

京都を含む4都府県の緊急事態宣言は延長されるみたいですね。2週間か5月末までの延長になるようです。この連休中にまん延防止措置の適応を政府に要請した自治体もありますが、なんで連休前に全国を対象に緊急事態宣言を発出しなかったんでしょうね。それでもオリンピックは強行するんですかね。有事にオリンピックやるべきですかね。世論調査で国民の7割以上が、オリンピックの中止または延期を望んでる中で、どうしてやるんでしょうかね。この件については、まだまだ言いたいことは山ほどありますが、話がどんどん骨董から離れて行きますので、これぐらいでやめときましょう(笑)。

ゴールデンウィーク最終日の昨夜の晩酌です。

井戸手の片口は、店に置いていた物を持ち帰って使いました。割れたものを継いであります。元々は、共直しがされていたのですが、プロにお願いして銀で継いでもらいました。全体に貫入が張りめぐらされ、見込と高台周辺にはカイラギが見られます。李朝の片口自体が貴重ですが、井戸手の片口となるとさらに貴重度は増します。それでも唐津の片口ほど高価ではありません。口径がおよそ16.0~16.5cm、高さも約9cmありますので、大きいしお酒が入り過ぎる感じがするかも知れません。しかしながら、実際にはお酒をいっぱいいっぱいまで入れるのではなく、注ぎ口の穴の下までですので、1合半~2合までになります。酒の出も切れもよいので、使い易いです。

盃の方も井戸手ですが、こちらは以前に一度ご紹介したことがあります。まだこの「昨夜の晩酌」に副題の無かった2018年10月08日の記事でご紹介しています。その時は追加写真が無く、見込しか映っていませんでしたが、この盃の本当の魅力は裏の高台周辺のシミなんです。今回は追加写真でそちらをお見せしています。実にいいアジになっています。口縁に金継ぎが2箇所有ります。

お料理の方ですが、鯖の味噌煮は李朝初期の堅手小鉢に、白和えは伊羅保の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。鯖の味噌煮は缶詰なのですが、前回の海鞘のオリーブオイル漬けと前々回の牡蠣のオリーブオイル漬けと一緒に、ソウル留学時代初期に一緒だった東北の方から送っていただいたものでした。ありがとうございました。

酒の肴が2品と少ないようですが、もちろんこれだけではお腹一杯になりませんので、この後追加で食べてます(笑)。膳の上の酒器とお料理のバランスを考えて、これだけにしたものです。コロナ禍の影響による売り上げ減少で、食べるもの買えなくなった訳ではございませんので、どうぞご心配なく(笑)。

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