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昨夜の晩酌(偶然一致の組み合わせの巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(偶然一致の組み合わせの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年02月27日(日)

20220227①もう明日で2月も終わりです。まあ、2月は28日までしかないということも勿論あるんですが、今年に入ってから何か月日が過ぎるのがすごく早く感じます。どうしてでしょうかね。

ただ、冬季オリンピックでごまかされてたようなところもありましたが、今年に入ってから世の中はいいことがないですね。国内の新型コロナウィルス感染状況の方は少し落ち着いてきましたが、死者数がこれまでの波の時とは比較にならない程多いですね。塩野義製薬の飲み薬が25日に承認申請されましたので、これが早く使えるようになればいいですね。そうすれば感染者を隔離することなく自宅で療養できるようになりますから、医療のひっ迫を防ぎ経済も回せるようになって来るんですけどね。期待しましょう。

その他には、ロシアのウクライナ侵攻による戦火も拡大していますし、今日は北朝鮮がまたミサイルを発射したようで、本当にロクなことがないですね。こんな毎日、酒でも飲んでないとやってられませんので、昨夜は晩酌しました。

盃も徳利もこれまでにご紹介したことのある物です。井戸手の盃は口径が6.5cmと小さめですが、貫入が深く使用により見込にほんのりと赤みも出て来て、いいアジに育ってきています。底部にはカイラギも見られます。口縁に2箇所欠けの金継ぎがあります。この金継ぎは昔私が自分でしたものですので、あまり出来は良くないですが(笑)。これは私がまだソウルにいた時に購入したものだったと思います。90年代末頃ですね。これぐらいのサイズの盃がお膳の上で場所をとらないので好きですが、実際にはなかなか出会えませんね。このサイズは。

青みがかった釉薬が大変美しい李朝初期白磁の徳利は、容量が1合半程度で独酌用の徳利としてベストなサイズです。しかし残念ながら口に結構大きめの金直しが2か所有ります。金直しが古いので金が落ちて地の漆が露出している部分もあります。高台に窯キズもあります。しかしながら、キズ物であるがゆえにお安く購入できています。穴も大きく酒の出もよいので大変使い易いです。キズ物と言ってもへんな共直しがされているものと違って、ちゃんと金直しや銀直しがされているものだと、直しをお願いすることなくそのまま使えますので、そういった意味でも経済的ですよね。

過去の記事を確認してみたところ、今回の盃と徳利は以前にこちらでご紹介した時にも同じ組み合わせで使っていましたね。全くの偶然なんですけどね。

お料理の方ですが、鶏の手羽揚げは李朝初期堅手の皿に、菜の花のごま和えは三島の小鉢に、キムチ納豆は李朝末期の染付小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。それと、今回お膳を変えてみました。いつものお膳と違いますが、お気付きだったでしょうか?

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