「京のお食事処」
こちらでは、京都のお食事処をご紹介しております。
京都の骨董街にいらっしゃった方々のお役に立つよう、骨董街や骨董市への行き帰りなどに、ご利用していただきやすい地理的条件のお店を中心にご案内しております。
1,000円以内のランチから懐石やコース料理まで幅広くご紹介しておりますので、京都へお越しの折には、ぜひご参考になさってください。
祇園 いづ重
今日は午前中、京大病院へ検査に行って来ました。検査結果の方は、予想通りひどい数値でした(笑)。約半年かけて下げた数値を元に戻してしまいました(笑)。体重も2㎏ほど増えましたからね。食生活の乱れの方は、もう正月も終わったので大丈夫ですが、左肩痛のため筋トレが今後もしばらくは出来そうににないということが大変痛いです。次回3月の検査まで、少し節制して頑張ってみましょう。でもまあ、すぐに死ぬようなことでもないのでね(笑)。
検査の関係で、本日の開店は13:00~になりましたが、開店前にお昼を食べてきました。今日は、以前にご紹介するつもりだったところが、順番待ち状態だったために断念した、祇園のお寿司屋さんのいづ重さんに行って来ました。
場所は、祇園石段下の北西角の並びにあります。検査が終わって祇園に着いたのが11時半頃でしたが、今日は並ぶことなく直ぐに席に着くことができました。こちらは、お昼の12時ごろになると、順番待ちのお客さんがお店の前の椅子に座っていることが多いです。
店内は民芸調の雰囲気で、京都らしい奥深い造りになっています。壁の最上部には、古伊万里の色絵皿がずらりと並べて掛けられていました。席数はテーブル席で、20席程度かと思います。今日は、むし寿司と鯛の赤だしをいただきました。
むし寿司は、簡単に言えばちらし寿司を蒸したものです。寒い冬にお寿司を温かくいただくために、主に関西で冬限定で提供されるお寿司です。発祥は京都とも大阪ともいわれますが、時期的には明治末期頃からといわれています。こちらのむし寿司は、焼きアナゴ、焼き鱧、煮イカ、椎茸を混ぜ込み、錦糸玉子、焼きアナゴ、エビ、イカ、木くらげ、青豆をのせて、せいろで蒸しあげてあります。今年は暖冬ですが、寒い京都の冬にはお寿司は冷たくて体が冷えてしまいますが、むし寿司は冷えた体を温めてくれます。お値段は1,800円+税です。
鯛の赤だしは、鯛のあらが入った赤だしのお味噌汁です。あらの中には鯛のお頭の一部が入っていて、その中の目玉が美味です。コラーゲンたっぷりの目玉をほじくり出して、ちゅるちゅると美味しくいただきました(笑)。600円+税というお値段は、お味噌汁としては「高っ!」と思われるかもしれませんが、一度食べるとまた欲しくなるお味です。ぜひお試しください。
他にも、鯖寿司、鱧寿司、季節によっては鮎のお寿司などもありますし、お求めやすいお値段の稲荷寿司や巻きずしなどもあります。もちろん、持ち帰りもできます。
営業時間は10:30~19:00頃(完売次第、早仕舞いする場合有り)で、定休日は当店と同じ水曜定休です。