「京のお食事処」
こちらでは、京都のお食事処をご紹介しております。
京都の骨董街にいらっしゃった方々のお役に立つよう、骨董街や骨董市への行き帰りなどに、ご利用していただきやすい地理的条件のお店を中心にご案内しております。
1,000円以内のランチから懐石やコース料理まで幅広くご紹介しておりますので、京都へお越しの折には、ぜひご参考になさってください。
三条白川 三味洪庵本店
今月に入って、しばらくぶりのブログ更新です。10日までは骨董のイベントもなく、12日に検査があるので、晩酌の記事も書けず(ビールは飲んでましたけどね(笑))で、しばらくこちらを更新出来ずにおりました。
昨日の晩ご飯に、三条白川にある三味洪庵本店で蕎麦御膳をいただいてきました。
こちら三味洪庵さんは、文久元年(1861)に、鳥取藩勘定方をつとめていた初代の岡島嘉平という人が、岩倉具視の命を受けて、京都で北前船が運ぶ食材の仕入れや販売をおこなう商いを始められた際の「大津屋」が、こちらの前身なのだそうです。その後、紆余曲折を経て、1986年に一旦離れていた現在の地に戻り、現在の店名で商いを始められたようです。店舗の建物は、築100年を超える京都市の歴史的風致形成建造物にも指定された京町家なのだそうです。詳細については、三味洪庵さんの公式ホームページをご覧ください。
お店の裏に白川が流れており、テラス席も設けられているのですが、昨日は晩御飯に18:30の予約で伺いましたので、残念ながら、そちらの方は楽しむことはできませんでした。今の季節、さすがにテラス席は寒いですが、お昼なら奥の窓からも白川の流れが楽しめるようです。
昨夜いただいた蕎麦御膳は、二段重に西京漬けを中心としたお料理が詰まっていました。イクラ入りのお膾と黒豆があったため、お正月のような感じもしました(笑)。そこに、天ぷらの盛り合わせ、お蕎麦、デザート(アイスクリームでした)が付きます。お蕎麦は温かいのか冷たいのか、好きな方を選べます。昨日は寒かったですからね。当然温かい方をいただきました。お値段は税別で3,900円でした。
場所は、マルシン飯店のある東山三条から三条通りを東へ行き、2つ目の信号のところ(三条通りと白川が交わるところ)を左に入ったところです。お隣りもお蕎麦屋さんでした。
営業時間は、ランチ 11:00~15:00、ディナー 17:00~20:30。定休日は月曜日で、祝日の場合は火曜日が休みです。白川の景観が楽しめるランチタイムの方がお薦めかもしれません。