「京のお食事処」
こちらでは、京都のお食事処をご紹介しております。
京都の骨董街にいらっしゃった方々のお役に立つよう、骨董街や骨董市への行き帰りなどに、ご利用していただきやすい地理的条件のお店を中心にご案内しております。
1,000円以内のランチから懐石やコース料理まで幅広くご紹介しておりますので、京都へお越しの折には、ぜひご参考になさってください。
木屋町 寿司割烹 蘭 テイクアウト
昨日、ついに新型コロナウィルス感染防止に対する緊急事態宣言が、日本国内全都道府県に対して出されましたね。今日(4/17)の東京の感染者数を201人と初めて1日の感染者数が200人を超えました。新型コロナウィルス感染拡大の勢いはとどまるところを知りません。日本国内の感染者数も10,000人に迫る勢いです。2か月前には、誰がこの状況を想像してたでしょうか。当店も本日から時短営業となりました。詳細はホームページのトップ、「お知らせ」をご覧ください(営業時間に関するお知らせへはこちらをクリック)。
京都では、祇園祭の山鉾巡行が中止となる模様です。7月のことですから、やはり長期戦になりますね。しかし、祇園祭の起源は平安時代に流行した疫病の退散を願って執り行われた祇園御霊会であったことから、中止しないで欲しいという気持ちはあります。まあ、山鉾巡行は神事ではなく、元々祭りの賑やかしのようなものなので、この際なくてもいいですが、神事である神輿渡御の方は何とかできないかと思います。ただ、神輿を担いで回るとどうしても人が集まりますので、何か他の方法でひっそりとやってもらえないかと思います。応仁の乱で中断されていた祇園会(現在の祇園祭)の再興の時、当時の室町幕府は祇園社(現在の八坂神社)に対し「榊をもって神輿に代え、神事を執り行うように」と要請したとの記録があります。戦乱で神輿が消失していたため、幕府が行なった要請のようです。この時は、榊による神事の執行は行われなかったようですが、今年は神輿渡御の代わりに神官が榊をもって氏子地域をひっそりと回るなどの方法ででも、憎き現代の疫病新型コロナウィルスに対する疫病鎮めを行なってもらえないものかと思います。
前置きがいつも長くなってしまうのですが、新型コロナウィルス感染拡大で大きな打撃を被っているのが飲食店業界です。3月、4月というとお花見に送迎会・歓迎会と団体客の多い書き入れ時ですが、コロナ禍で緊急事態宣言前からキャンセル続き、客無し状態です。それで飲食店が取り組んでいるのがテイクアウトです。祇園の有名日本料理店や寿司屋などでも、テイクアウトに取り組んでいます。今日いただいたのは、祇園ではなく木屋町のお寿司屋さんの「蘭」さんのお弁当です。こちらは結構高級なお寿司屋さんで、私は行ったことありません(笑)。お寿司屋さんですが、お寿司はなく、筍ご飯に海老・帆立・野菜などのフライもの、肉じゃが、煮物、玉子サラダなどが入っていました。一杯やって、昨夜の晩酌の記事を書きたいところですが、今日のところはガマンガマン。何故なら、明日は年末にもこちらでご紹介したことのある、祇園の川上さんのお弁当をいただく予定になっているからです。明日はそちらで晩酌します。お楽しみに(笑)。こんな時こそ家飲みを楽しみましょう。