「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
久しぶりの아름다운 차박물관(美しい茶博物館)
こちらのブログでは月初めには今月の京都の骨董関連イベントの案内を中心にお届けしているため、昨日はソウル情報の方はお休みしましたが、今日からまた続きをお届けします。
前回5月に3年半ぶりにソウルを訪れた際には、思った以上に雑務に時間をとられたため、行けなかったところが多かったのですが、そんな前回行けなかったところの一つがご紹介する아름다운 차박물관(美しい茶博物館)でした。
아름다운 차박물관(美しい茶博物館)はこれまでにもこちらでご紹介して来ましたが、仁寺洞にある伝統茶のお店です。場所は仁寺洞のメイン通りから路地を入った奥の方にあります。決してわかりやすい場所ではありませんが、詳しい店の位置につきましては、過去の記事に詳しく記載しておりますので、そちらをご参照ください(過去の記事〈2018年12月14日作成〉へはこちらをクリック)。
今回は初日と二日目の午後、夕食前にホテルへ一旦戻る直前の時間帯に伺いました。前回確認はしていなかったのでお店が存続しているのかも少々心配でしたが、ちゃんとありました。よかったです。
今回は1日目に五味子(オミジャ)茶(写真4番目)を、2日目はスジョンガ(干し柿の入ったシナモンの香りのする韓国伝統茶)が飲みたかったのですが、メニューになかったんですよね。それで冷たい桂皮茶(写真5番目)をいただきました。お値段の方がどちらも8,000₩で以前より安くなっていたような気がします。以前は大体10,000₩以上だったように記憶してます。
また、これまで通り焼いたお餅も付いてきました。こちらでは、時代のある高麗青磁や三島の小鉢をお餅を提供する際の器として出してくれたのですが、今回もやはりそれは受け継がれていてよかったです。今回は高麗青磁の小皿でご提供いただきました。しかも今回、偶然にも2日とも同じ青磁の小皿で出てきました。写真6番目~8番目が1日目。9番目が2日目です。今回のようにカセや土錆びのあるもので出てくることがありますので、骨董好きではない人にとっては抵抗があるかもしれませんが。
お餅は熱々に焼いた物を持って来てくれますので、飲み物より少し遅れて出てきます。なので写真を撮りたい場合はすぐに飲み物は飲まずに待った方がいいと思います。
2日とも奥の席に他のお客さんがいたので、店の中の写真は3番目の写真しか撮れませんでした。こちらにつきましても過去の記事(2018年12月14日作成分)に写真がありますので「こちらをクリック」をクリックの上ご確認ください。
また、ギャラリーがあり現代作家の作品や高麗~李朝初期頃の青磁や三島、白磁なども展示されています。今回は現代作家の作品ではなく、高麗・李朝の青磁や白磁が展示されていました(写真10番目~12番目、最後の3枚)。ギャラリーは無料です。