「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
ソウルタワーの見える風景 2025年3月末~4月初
今回の渡韓から帰国してもう10日以上が過ぎました。今回の報告はこれで最後になります。
前回は해방촌 (ヘバンチョン)と国立中央博物館などへ出かけて、そちらでのソウルタワーの見える風景をご紹介しましたが、今回は宿所の地下鉄1号線南榮(남영 ナミョン)駅から4号線淑大入口(숙대입구 スクテイプク)駅近くで撮ったもののみです。
1番目の写真は4月1日に撮ったものです。手前の塀は米軍基地の塀で、塀の向こう側は米軍基地です。米軍基地の塀越しに見たソウルタワーです。ソウルタワーがものすごく霞んで見えているのは黄砂のせいです。この日は相当黄砂が多く飛来していたようです。まあソウルではこの時期にこの程度では特別なことではないようですけどね。
2番目と3番目の写真は同じところから撮ったソウルタワーですが、日が違いまして2番目が4月2日に撮ったもので、3番目は到着した日の3月31日に撮ったものです。天気も違ったとは思いますが、4月1日と2日あたりがソウルでは黄砂が酷かったようですね。現地の人は全く気にしてないようでマスクもしてませんでしたけどね(笑)。
今回も행운 미용실(ヘンウン(幸運) 美容室)で髪を切って来ました(写真4番目)。その행운(ヘンウン)ですが、今年の6月で今の店は閉めて移転するとのことでした。移転先が私の定宿のRAINBOW HOTELの向かいに数年前から建設中の建物があるのですが、その中に店舗を借りるのだそうです。もう週6日仕事をするのはしんどいので、息子と一緒に自分は週2日だけ勤務するようにするのだそうです。次また来る時は電話してくれと言って電話番号を書いて渡してくれました。かつての私の通勤路からまた一つ当時の風景が消えていくんですね。さみしいです。
5番目と6番目の写真は행운 미용실(ヘンウン美容室)のあるかつての私の通勤路から撮ったソウルタワーです。
こちら京都市内は雨が降ったり止んだりの変なお天気ですが、予報では明日はいいお天気のようで、明日の平安蚤の市の開催が決定していますね。明日は定休日ですが午前中に平安蚤の市を見に行って、午後は5時頃までは店にいますので、平安蚤の市の帰りにお時間があれば寄ってみてください。
【ソウルお食事処】2025.4 Part2
3日目はおよばれの1日でした。お昼は延世大大学院の指導教授の先生と12:30に地下鉄3号線 경복궁(キョンボックン 景福宮)駅の2番出口でお会いすることになってましたので、その近辺でお昼をご馳走になりました。待ち合わせ場所から結構歩いて移動したところの食堂でした。「신의주 찹쌀순대(新義州もち米スンデ)」というフランチャイズチェーンの店でした。신의주(新義州)は北朝鮮の平安北道にある都市で、スンデは豚の血やもち米、春雨のような麺などを豚の腸に詰めて蒸した料理です。私はスンデはあまり好きではないのでユッケジャンを注文していただきました(写真2・3番目)。ユッケジャンは牛肉ともやしやワラビなど様々な野菜が入った、辛みのあるスープの料理です。久しぶりに食べましたね。美味しかったですよ。先生もお元気そうで何よりでした。私の1日の食事は朝と晩の2食しか食べないのですが、このような時は朝ご飯を食べずに出かけて2食としてます。
この日の夕飯は新村でカルビをいただきました。この日の午後は新村で昔の下宿と延世大学校を訪れていましたので、友達との待ち合わせ場所を新村にしてもらっていました。私が新村に約5年住んでいたのが90年代の話ですので、街の様子も全く変わってしまっていて、飲食店なども当時あった店というのはもうほぼ残ってなかったですね。かろうじて형제 갈비(ヒョンジェカルビ)という牛カルビのお店だけが残ってましたので、そちらで友達に牛カルビをご馳走になりました。建物も立派になっていて、以前よりも高級な感じのお店になっていましたね。
こちらで生カルビ(写真6・7番目)とヤンニョムカルビ(写真8番目 最後)をそれぞれいただきました。こちらのお肉はの質の方は間違いないですよ。写真見れば分かりますよね(笑)。場所は地下鉄2号線新村駅から延世大学校までの道の中間あたりにあります。
【ソウルお食事処】2025.4 Part1
今回は初日と2日目は남영동(ナミョンドン)即ち地下鉄 南榮駅・淑大入口駅周辺で食事を済ませました。ホテルの近くですね。今回もホテルは地下鉄1号線近くのRAINBOW HOTELでした。
初日の晩は元々約束があったのですがドタキャンされました(笑)。あちらではドタキャンが結構よくあります(笑)。先にご紹介したとおり、この日はSNSで見た餡子たっぷりの잉어빵(インオパン 鯛焼き)を買ってそれを2個食べて、あまりお腹が空いていなかったので、初日定番の「본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)の마늘 치킨(マヌルチキン にんにくチキン)をテイクアウトしてホテルで食べるか」と思ったんですが、この日はいつもの마늘 치킨(マヌルチキン にんにくチキン)とヤンニョムチキンを半々にして1羽分を食べましたが、これが大失敗(笑)。1羽分食べてると後半は冷めて冷たくなってきますので、冷えたチキン食べるのはキツイんですよね(笑)。テイクアウトは반마리(パンマリ 半羽)がいいようです(笑)。
※잉어빵(インオパン 鯛焼き)については2025年4月7日の記事をご参照ください。2025年4月7日の記事へはこちらをクリック。
2日目の朝は前回12月に来た時に発見した李朝の壺が沢山のパン屋さんの경성빵공장(景星パン工場)でパンを食べました。9時半頃に店に着いたのですが、何か営業時間が変わっていて10時からだということでしたが、今回だけはということで2階で食べました。この日はプチトマトの大きなピザとーストみたいなパン6,000ウォン、ねじった硬揚げドーナツみたいなのが3,500ウォン、リンゴパンが5,300ウォン、アップルティーが5,500ウォンで計20,300ウォンでした。日本円で2,080円ぐらいです。朝食としては高いですね。リンゴパンの中身はリンゴをポテトサラダみたいな状態にした物が入ってました。
私は食事を朝晩も2回しかしませんので、これぐらいしっかり食べますが、3食を食べる方の朝食なら大きなピザトースト1つか、他の2つだけぐらいで十分だと思います。
それとこれはかなり重要なお知らせですが、ここの2階での食事はお勧めできなくなりました。2階への階段の一段一段の高さがかなり違うので危険です。上がる時はまだそれが見えるので大丈夫ですが、降りる時に上から見ると段の高さの違いが分からないので大変危険です。前回も今回も降りる時に足を踏み外しそうになりました。前回の時は私が前日に膝を痛めていたので、そのせいだと思っていたのですが、今回階段に問題があることがはっきり分かりました。今後はこちらのパンは持ち帰りのみにするつもりです。皆様も階段が危険ですので、どうぞこちらの店に行っても2階では食事をなさらないでください。
2日目の晩は約束もありませんでしたので、これまでもご紹介した남영(南榮 ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)でサムギョプサルを食べました。こちらのサムギョプサルは冷凍の薄切り三枚肉ではなく、写真のような固まりの肉を焼きながらハサミで切っていくというスタイルです。テンジャンチゲ付きです。2人前頑張って食べました(笑)。
久しぶりの新村 延世大学校へ 2025.4
引き続きまして、新村の延世大学校へ行って来ました。10年ぶりぐらいになるでしょうか。
昨日の投稿でお話ししたとおり地下鉄2号線の新村駅から北へ一直線の道で延世大学校へ行けます。歩いて5~10分ぐらいでしょうか。また地下鉄駅から地下通路を通って延世大学校へ行く道の中間点辺りまで行くことも出来ます。その地下通路の出口が1番目の写真です。エスカレーターがあります。
一本道を進んでいくと高架があってその下をくぐり抜けたところが延大の正門なんですが(写真2番目)、高架のすぐ手前右側に教会があります(写真3番目)。これは当時のままでした。教会のさらに手前に독수리다방(トクスリタバン)という喫茶店があったのですが、それが教会の手前(写真右側)の建物の中に現在はあるようです(写真4番目)。
ちょっと正面から撮れなかったので分かり難いですが5番目と6番目の写真が正門です。韓国は3月から開講ですので学生さんが大勢信号待ちしていました。校内に入ると案内図があるんですが(写真7番目)、広過ぎて文字が細かくてこれではよく分かりませんね(笑)。しばらく行くと박물관(博物館)と書かれた建物があります(写真8番目)。これは100周年記念館という建物でコンサートホールもある建物です。当時常時公開はしてなかったと思います。中に入ったことは無かったですね。
さらに進むと左手に中央図書館(写真9番目)、右手に学生会館(写真10番目)の建物があります。建物の外観は当時と変わりなかったですね。学生は朝イチに図書館に行って席取りしてそこで勉強し、授業などの時間は席を確保したまま出て行って、終わったらまた戻って来るみたいな感じでしたね。図書館は当時は確か12時まで開館してたと思います。スナックコーナーがあって学生はお腹がすいたらそこでカップラーメンとか食べてましたね。
学生会館には当時は学食3箇所、郵便局と銀行、散髪屋がありました。今もそれらはあるようでしたが、学食のレベルは上がりましたね。当たり前ですが(笑)。当時の学食は1階に1箇所確か600ウォンで食べられるところがあり、2階には2箇所あって確か階段を上がって左側がも少し高い食堂、とは言っても1,000ウォンか1,200ウォンぐらいだったと思いますが。右側にカフェテリアと言ってましたが、おかずやご飯を好きなのを選んで取って、最後に計算してもらうシステムの食堂がありました。ここは調子に乗って沢山取ると3,000ウォン超えちゃったみたいな感じでした。左右はもしかしたら逆だったかもしれませんが。今は小ぎれいでおしゃれな学食になってました(写真11番目~14枚目)。値段も5,000~7,000ウォンぐらいでお手頃価格でしたね。今は高くなって外食するとお昼でも10,000ウォン以上かかってしまいますからね。
さらに進むと創始者の名を冠した「アンダーウッド館」が正面に見えます(写真15番目)。銅像の人が創始者のアンダーウッド氏です。銅像の後ろに見えるのが大学院事務所の建物でした(写真17枚目)。講義の登録や成績表を受け取ったりをここでしてましたね。
18番目の写真の建物が当時私たちが講義を受ける教室や先生方の研究室があった棟です。確か当時は인문관(人文館)だったと思ったんですが、違う名前になってましたね。次(最後から2番目)の写真の建物は当時교수식당(教授食堂)でした。教授しか入れないわけではなく、学生も入って食事ができましたが値段が高めでした。それでも当時4,000ウォンぐらいだったと記憶しています。やっぱり今は교수식당(教授食堂)という名前は使われていなかったですね。今の時代に合いませんからね。
今回新村で2時間の時間をとっていたんですが、残念ながら外国語学院(韓国語学堂)の方まで行けませんでした。2時間あれば十分だと思っていたんですけどね。下宿に行く時間が思ったよりかかっちゃいましたね。次回は他の計画がありますので、それ以降で時間が取れれば語学堂と梨花女子大の方を見に行ってみますかね。新村に行くのは今回で最後と思ってたんですけどね。ちょっと計画が甘かったですね。
久しぶりの新村 下宿へ 2025.4
私は90年代に約8年ソウルにて過ごしましたが、終盤3年は今回も旅の拠点とした地下鉄4号線「淑大入口」駅近くにて暮らし、前半の約5年は延世大学校のある新村で過ごしました。
新村では延世大学校の語学堂(韓国語学院)で半年、大学院修士課程で4年学びました。修士課程は2年なんですが、私は4年かかって卒業しました(笑)。帰国後も指導教授の先生がご在職中は、お会いする時は研究室を訪ねてましたので、新村や延世大学校にも来る機会があったのですが、もう10年近くこちらに来ることはありませんでした。そんな訳で今回は新村と延世大学校を久しぶりに訪れることにしました。
地下鉄2号線新村駅です(写真1番目・2番目)。次の駅が今若者に人気の홍대(弘大 ホンデ)の홍대입구(弘大入口 ホンデイプク)駅です。地上に上がったところが新村ロータリーでここから真っ直ぐ北に行くと延世大学校があります(写真3番目)。今回行ってみるとこの道の街路樹が桜になってましたね(写真4番目)。以前何だったかは覚えてませんが(笑)。
ロータリのところにHYUNDAI百貨店があります(写真5番目)。この百貨店以前はグレース百貨店という百貨店でした。それが出来る前はこの辺りは新村市場という小さな市場がありました。6番目の写真はHYUNDAI百貨店の奥の方なんですが、市場があったのはそのあたりでさらに写真で言うと右側の方に公園があったんです。私は新村に来て最初にここで布団を買いました。面白かったのは、グレース百貨店が出来てしばらくの間、市場の人達が地下で制服を着てそのまま商売していました(笑)。1年かそれ以上でしたかね。多分市場を立ち退くにあたってのそういう条件だったんでしょうね。
その後グレース百貨店は盗難の監視のためだったかで、女子トイレにカメラを設置していたことが公になってテレビのニュースにもなりました。それが直接の原因かは分かりませんが、その後、現在のHYUNDAI百貨店になりました。
延世大学校に行く前に、当時私が5年近くを過ごした下宿の家を探しに行きました。ロータリーから延大に行く道の途中で左に道を入り、坂道をずっと登って行くところで、この辺りで一番高い場所にありました。とにかく当時とは全く景色が違いますので、ここだったかなあという感じで横道を入って行きます。歩いているうちに学校の横を行く坂道を発見しました(写真7と8番目)。
これを登り切ったところにクリーニング屋がありまして(写真9番目)ここの컴퓨터 클리닝(コンピューター クリーニング)の主人が当時のご主人のままでした。嬉しかったですね。当時はワイシャツなどを時々預けていました。
さらにキツイ坂道を登って行って(写真10番目)見つけました!当時の下宿の家!11番目(最後から2番目)の写真の家です。私は2階の向かって右の部屋(狭い部屋でした)にまず入って、その2年後ぐらいに向かって左の少し広い部屋に移りました。当時おばさんと小学生と中学生の娘2人が住んでいた家でした。表札を確認したら当時の主人のおばさんの名前でした。勇気を出してインターフォンを押してみましたが、残念ながらご不在でしたね。
ここ最初は犬を飼ってたんですが、靴を噛んだりどこかへ持って行ったりといたずらがひどかったんです。繋いでなかったのでよその家にまで行っていたずらしたので、ついにはおばさんが怒って殺してしまい보신탕(補身湯 ポシンタン 犬鍋)になったということがありました。それ食べさせられました(笑)。専門店で調理した物でもなく飼っていた犬でもあったので、美味しくもなく気持ちも悪かったです(笑)。普通自分のところで飼っている犬は食べないものなんだそうですよ(笑)。上の娘は食べなかったんですが、下の娘は「ピッピー(犬の名前)の肉!」と言って食べてました(笑)。
その後、下宿の近くにあった国際郵便局を訪ねて行きました。下宿の横の道を下って行くのですが道が当時より広くきれいになってました。ここの郵便局は小さな建物で老夫婦が2人でやっていて、新村にいる間よく利用してました。最後帰国する時にも淑大入口の家にも来てもらって荷物の梱包をして日本に送ってもらいました。ところが到着してみると何とも立派な郵便局がそこにはありました(写真最後)。中に入って訊いてみると今の建物になって10年以上になるそうでした。ご夫婦に会えなかったのは残念でした。
すごく長くなってしまいましたが、まだ延世大学校のことに触れられてませんので、次回にさせていただきます。
仁寺洞 아름다운 차박물관(美しい茶博物館) 2025.4
いつものことですが、今回もまた仁寺洞にある伝統茶店の아름다운 차박물관(美しい茶博物館)に行って来ました。今回は旅行2日目の4月1日(火)に行って来ました。
ここの場所は前回の報告時にもお話したとおり結構分かり難いところなんです。そこで前回より明確に分かりやすく見つける方法をお知らせします。
인사동(仁寺洞 インサドン)のメイン通り(仁寺洞キル)を안국동(安國洞 アングックドン)側から종로(鍾路 チョンノ)へ向かって歩いて行ってください。인사동사거리(インサドンサゴリ)を越えて行くと右に太極旗の張られたお店があります(写真2番目)ので、ここを右に入っていった奥にあります(写真3番目)。これが分かりやすいと思います。逆に종로(鍾路 チョンノ)側から歩いて行くと目印の太極旗が見つけにくくなりますので。
今回は대추차(棗(ナツメ)茶)をいただきました。うちの店でもインスタントのやつをお客さんにお出ししたりするんですが、やっぱり全然違って濃いですね。インスタントもそれなりに香りがあるんですが、薄いし甘さが強いんですよね。
今回もお土産にお菓子持って行ったら、餅やら焼き栗やら随分たくさんサービスでいただきました(写真4番目・5番目)。一人だったのでさすがに全部食べ切れませんでしたけど(笑)。今回も高麗青磁の小鉢で焼き栗を出してくださいました。
今回ギャラリーの方は、神獣(龍・玄武・虎・麒麟・鳳凰・蝙蝠など)が陶片などに書かれた作家さんの作品が展示されていました(写真6~9番目)。
남영역 찹쌀 잉어빵(ナミョン駅もち米鯛焼き)
今回は宿所のRAINBOW HOTELのある地下鉄1号線の남영(南榮 ナミョン)駅の近くの鯛焼き屋さんを訪ねて来ました。
남영역 찹쌀 잉어빵 が店名で直訳すれば「ナミョン駅 もち米 鯉焼き」となりますが、写真でご覧の通り日本で言うところの鯛焼きです。韓国の鯛焼きは、日本の物と比べるとやや小ぶりで、餡子の甘さが控えめな感じです。韓国の鯛焼きは普通「붕어빵(プンオパン)」と呼ばれます。붕어は鮒ですが、今回訪ねたお店は잉어빵(インオパン)で鯉パンです。
これまでソウルに来た時は남영(南榮 ナミョン)駅近辺を拠点に行動していたにも拘わらず、こちらのお店を知りませんでした。今回SNSで知るようになったので、ぜひ行ってみようと思っていました。
お店の場所はホテルのフロントで尋ねたらすぐに分かりました。ホテルからですとホテルを出てナミョン駅の通りに出て信号を向かい側に渡り、左へ行って高架下を抜けて右に曲がったところすぐにあります。
お店はご主人が一人でやっておられて、黙々と焼いてられましたね。やはり人気店のようで8人ぐらいが順番待ちしていました。店内にイスが並べてあって順番に座って待ちます。お値段は3個2,000ウォンとメチャクチャ安いです。一人当たり4,000ウォン(6個)までの販売になっていましたので、4,000ウォン(6個)を購入しました。
こちらの잉어빵はとにかく餡子の量が多くて皮が薄いです。皮の中に餡子があるというより餡子に薄く皮をかけて焼いているという感じでした。最初の写真で黒くなっているところは、黒焦げになっているのではなく、皮から出た餡子なんです。
私は6個買ったうち2個を食べて、1個をホテルの受付の人に、そして今回も「행운(ヘンウン)」(美容院の名)で髪を切ったので残り3個はそちらに差し上げました。
찹쌀(もち米)を使っているせいなのか単に薄いからなのか皮はパリパリしていて、餡子は甘過ぎずあっさりした味なので食べやすいのですが、とにかく中にずっしりと餡子が詰まっていますので、2個食べたら結構お腹に来ましたね(笑)。3つ食べたら1食分の腹持ちにはなりそうな感じでしたね(笑)。次回はこれを2,000ウォン(3個)買って朝ご飯にしてもいいかなと思いました。
※붕어빵(プンオパン・鮒パン)と잉어빵(インオパン・鯉パン)の厳密な違いについて私はよく知りませんでしたが、色々見てみると同類であるが別物ではあるという認識のようです。両者の違いは下記のようなところでしょうか。
붕어빵(プンオパン・鮒パン):皮は小麦粉を使用。皮は厚く餡子は頭から胴体部分にのみ入っている。
잉어빵(インオパン・鯉パン):皮に찹쌀(もち米)を使用。皮は薄く全体にたっぷり餡子が入っている。形状は붕어빵よりスマート。
以上のようなところでしょうか。
ソウル骨董街 長安坪・踏十里・仁寺洞 2025.4
日本で岩手県大船渡市や山梨・奈良・岡山・愛媛など各地で大規模な山林火災が発生して、大きな被害が出ていますが、韓国でも同様の大規模な山林火災が発生しています。南東部の慶尚道に多く発生したようです。私が渡韓する前からのことでした。当時日本のテレビではほとんど報道されていませんでしたが、SNSを通じて知ってはいました。私の渡韓後には日本のテレビでも報道されたようですが。日本でも韓国でも毎年小規模な山林火災は発生していましたが、こんな大規模な森林火災が頻発することは無かった思います。一体どうなっているんでしょう。
今回も到着して2日目に骨董街を長安坪(チャンアンピョン)→踏十里(タプシムニ)→仁寺洞の順に回って来ました。黄鶴洞へは今回は行けませんでした。ソウルのこれら骨董街の場所や行き方などについては、過去の記事に詳しく示していますので、そちらをご参照ください。
仁寺洞(インサドン)作成日:2018/12/10は、こちらをクリック
長安坪(チャンアンピョン)・踏十里(タプシムニ)古美術商街 2018/09/02は、こちらをクリック
長安坪は宇成(ウソン)ビルと松和(ソンファ)ビルの2つのビルからなるのですが、また店の数が減ったように思いましたね。閉まっている店も多かったですね。特に松和(ソンファ)ビルの方が酷かったですね。
踏十里の方は6棟と2棟しか見ませんでしたが、珍しく韓国人の若いお客さん数組を目にしましたね。民俗品を探しているようでした。今回はこちらで少し買い物ができました。昨日早々に売れてしまった物もありましたが。
その後地下鉄5号線で仁寺洞に移動しました。踏十里から仁寺洞へは「踏十里」駅から「鍾路3街(チョンノサムガ)」まで15分ぐらいですかね。地下鉄1本乗り換えなしで移動できるので楽ですね。この日は4月1日でユン大統領の弾劾審判の宣告を3日後に控えており、大統領の罷免賛成派と反対派が安國洞(アングックドン)の辺りでそれぞれデモを行ってました。9番目の写真は罷免に反対派(大統領支持派)のデモの様子です。賛成派の方も写真撮ったのですが、正面からの写真で沢山の人の顔が正面から写ってましたので、こちらには載せませんでした。結果はご存じのとおり大統領罷免の決定が下されましたが。
コングックビル(写真8番目)やスド薬局の通り(写真9番目)にある店数軒を訪ねて来ました。やっぱり店減りましたね。かつては20軒ほどの骨董店が並んだ仁寺洞のメイン通りにはもう最後の写真の1軒しか骨董店は残ってないんですよね。さみしいですよね。
ソウル 2025年3月末~4月初め
先月31日(月)~4月3日(木)の臨時休業期間中にソウルに行って来ました。気候の方は朝晩も気温が氷点下になることは無く、昼間の気温は10℃を超えて15℃位まで上昇しますので、昼間はダウンを着てると暑いんですが、朝晩はダウン無しではちょっと寒い感じでしたね。
前回が12月初めでしたので約4か月ぶりでしたね。前回は滞在中の12月3日の夜には尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が「非常戒厳」を宣言するのをテレビで観ましたが、今回はそのユン大統領の罷免の決定に関する憲法裁判所の判断が下される直前でしたので、安國洞あたりで反対派と賛成派の大規模なデモが行われていました。結局今日(4/4)、大統領の罷免の決定が下されましたね。今後60日以内に大統領選挙が行われるようですが、韓国の政治は今後どうなっていくのか大変心配です。
今回は黄鶴洞には行けなかったのですが、また仁寺洞、踏十里、長安坪と骨董街を回って来ました。全体的に骨董街には活気がなかったですね。
あと今回は10年ぶりぐらいになるでしょうか、新村にも行って来ました。新村では90年代に約5年生活しました。大学院の指導教授の先生がご在職中は、お会いする時には延世大学校の先生の研究室を訪ねてましたので、年1回ぐらいでしたが行くことはあったのですが、ご退職後は他の場所でお会いするようになりましたので、行く機会もありませんでした。久々の新村、延大訪問でした。
そんな訳で明日以降にまたぼちぼちと今回のソウルでの報告をさせていただきます。
帰国直後なので、キムチや韓国のお菓子、韓国海苔などありますので、ぜひお寄りください。
仁寺洞 아름다운 차박물관(美しい茶博物館) 2024.12
すっかり冬らしい気候になりましたね。簡単に言えば寒くなったということですが(笑)。若いころは暑さには弱かったんですが、寒いのはヘッチャラだったんですけどね。年中裸足でしたが、今は冬場夜寝る時に靴下履いて寝てますからね(笑)。
韓国から帰国してもう2週間になります。これで今回のソウルでのご報告も最後になります。
今回もまた仁寺洞にある伝統茶店の아름다운 차박물관(美しい茶博物館)に行って来ました。いつも旅行中に必ず訪ねるお店です。今年から2泊3日ではなく3泊4日の日程で言ってますので、旅行中に2回行くことも可能なんですが、今回は旅行3日目の4日(水)1回だけの訪問になりました。
ここ、場所は結構分かり難いところなんですよね。極めて簡単に説明すると、인사동(仁寺洞 インサドン)のメイン通りを종로(鍾路 チョンノ)から안국동(安國洞 アングックドン)に向かって歩いていく場合は、인사동사거리(インサドンサゴリ)の手前を左に、逆に안국동(安國洞 アングックドン)から종로(鍾路 チョンノ)へ向かって歩いて行く場合は인사동사거리(インサドンサゴリ)を越えて次を右に、それぞれ横道を入っていった奥にあります(写真2番目)。仁寺洞に行ったことの無い方には、やっぱり難しいですかね(笑)。
今回は계피차(桂皮茶)をいただきました(写真3番目)。漢方薬に使われるあの桂皮なんですね。香辛料としてはニッキとかシナモンと呼ばれますね。なのでとてもいい香りがします。桂皮は体を温める効果があるそうで、寒い冬場にはいいですね。
こちらに毎回来るのは、伝統茶が飲みたいためということもありますが、サービスのお餅を年代のある高麗青磁や三島の小皿や小鉢を使って出してくれるのが気に入っているからです。今回は高麗青磁の小鉢でしたね(写真4番目)。
ギャラリーの方は、今回は누비(ヌビ)の手法で作られた作品が展示されていました(写真5~7番目)。누비(ヌビ)とは韓国版の「キルト」で韓国の伝統手工芸です。写真は順に노리개(ノリゲ 韓国の女性が韓服を着た時に付ける装飾品)、주머니(チュモニ 財布)、 안경집(アンギョンチプ 眼鏡入れ)です。
既に本ホームページのTOPベージや「お知らせ」欄でご報告のとおり12月27日(金)~2025年1月5日(月)の期間を年末年始休業期間とさせていただきます。ご承知おきの程、何卒よろしくお願いいたします。