「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
ソウル骨董街 2024年3月
今回は3月4日(月)~7日(木)までの3泊4日の日程でソウルに行って来ました。
今回は黄鶴洞(ファンハクトン)へは行けず仁寺洞と踏十里・長安坪骨董街の方へは行って来ました。黄鶴洞(ファンハクトン)へはまた次回行った時には行ってみようと思っています。
今回は収獲が少なかったですよ。最初の写真の木製八角盆(幅約32cm、高さ約5cm)の他には、お客様から依頼を受けていた物1点とその他にはもう1点だけでしたから。物が無い訳ではないのですが、今円が弱いですからね。コロナ禍前のここ10年ほどの間は、円対ウォンのレートが大体 1対10 ぐらいの時が多かったのですが、今は 1対8.7~8.8 ぐらいですからね。2010年代初めごろの円が強い時は 1対15.5 ぐらいの時さえありましたからね。こうなって来ると日本で買う方が安いですからね。
今でも韓国に行けば韓国の骨董品が日本の骨董店で買うよりも格安で買えるとか思っている人もいるかも知れませんが、そんなのははるか昔のお話ですよね。
今回も踏十里・長安坪はあまり活気が無かったですね(写真2~3番目)。日本人のお客さん、特に業者はもうほとんど来ないと言ってましたね。円安が解消されるまでは難しいですね。店も閉まっている店や一応電気がついていて開いているようではあるのですが、店主不在で鍵がかかっているような店が特に長安坪の方では多かったですね。
仁寺洞の方も店が減りましたね。メイン通りにはもう骨董店は1軒のみです。横道の店も閉店や他の店に代わってるところもありましたね。今仁寺洞の骨董店の店舗は前回ご紹介した건국(コングク)ビルに多くが移って来ているようです。
건국(コングク)ビルの位置は仁寺洞サゴリから三一路(サミルロ)に出るすぐ前の左手にあります。位置詳細については過去の記事に詳しいのでそちらをご参照ください(過去の記事へはこちらをクリック)。
건국관(본관〈本館〉)・경운관(キョンウン館)・인사관(インサ館)という3つの建物から成る건국(コングク)ビル(写真4~7番目)には건국관(본관〈本館〉 写真5番目)を中心に骨董店の店舗が10数店舗ほどはあるようです。경운관(キョンウン館 写真6番目)・인사관(インサ館 写真7番目)は、写真の反対側が三一路(サミルロ)に面しており、そちら側にある骨董店数店もこの건국(コングク)ビルに属しています。写真8~10番目に경운관(キョンウン館)の案内図を示しています。これを見ると2階より上の階にも骨董店らしい店舗がいくつかあります。
今回は出来ませんでしたが、次回は事前に情報を得た上で調査してみるつもりです。全館の案内図が作れたらいいのですが。
ただ店舗は全てガラスの扉で外から中が見えるようなスタイルではなく、鉄の扉で中の見えない事務室のスタイルですので、なかなかハードルが高いです(笑)。