「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
ソウル 踏十里(タプシムニ)古美術商街
8月28日(火)~30日(木)の夏期休業期間に、韓国ソウルに行ってきました。ソウルには、過去に8年間ほど住んでいたことがあります。
ソウルの主な骨董店街としては、観光地としても有名な仁寺洞の他、踏十里(タプシムニ)古美術商街、黄鶴洞の3か所があります。今回は、飛行機が行き1時間半、帰り3時間も遅れるということがあった上に、初日にはゲリラ豪雨にも襲われたため、当初のスケジュールが大いにくるってしまいました。2泊3日と元々タイトなスケジュールだったので、今回は黄鶴洞には行けず、仁寺洞ではゲリラ豪雨のため、写真を撮るどころでもありませんでした。
そんな訳で、今回は踏十里古美術商街についてお伝えし、仁寺洞、黄鶴洞については、また後日に概略のみご紹介します。
踏十里古美術商街は地下鉄5号線「踏十里(タプシムニ)」駅近くの踏十里古美術商街の2棟、5棟、6棟とそこから少し離れた 宇成(ウソン)ビルと松和(ソンファ)ビルの長安坪(チャンアンピョン)古美術商街からなります。地図の1・2・3・4・5です。それぞれ建物の1階部分(長安坪は2階にも店舗有り)のほぼ全てに骨董店が入っており、その数は150店程かと思います。1980年代初めにできた韓国最大規模の古美術商店街です。商品は、仁寺洞に比べるとお手頃なお値段の物を探すことができます。
「踏十里」駅の1番出口か2番出口を出ると2棟、5棟、6棟の近くに出ますが、1番出口がエスカレータ、2番出口が階段ですので、1番出口を出て2棟から見て回るのがよいと思います。
大まかな説明になりますが、2棟が建物の規模、店舗数、品揃え(陶磁器・民俗品・書画など)とも最も充実しています。5棟はほとんどが中国物のお店。6棟は建物の規模は小さいですが韓国物のお店が多いです。長安坪は、店舗数が減っていて、元は1階で営業していたお店が、2階に移っているようなケースも多いです。売り上げが悪くなると賃貸料の安い2階に店舗を移すのです(そういう当店も2階ですが、これは元からですので(笑))。
そういうことですので、時間に余裕のある場合は、踏十里2棟→5棟→6棟→長安坪の順に見ていかれたらよいと思いますが、時間に余裕のない場合は、踏十里の2棟と6棟を中心にご覧いただくのがよいと思います。