「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
耕仁美術館・伝統茶院と아름다운 차박물관(美しい茶博物館)
ソウル仁寺洞には、韓国の伝統茶を楽しむことができるお店が多数あります。昨年12月には仁寺洞の아름다운 차박물관(アルンダウムチャパンムルグァン、美しい茶博物館)をご紹介しましたが、今回は、仁寺洞伝統茶房の元祖とも言える耕仁術館内にある伝統茶院に行ってきました。
庭園を備えた韓国伝統家屋のカフェ「伝統茶院(チョントンタウォン)」は、「耕仁(キョンイン)美術館」に併設する形で1980年代末にオープンしました。趣ある伝統家屋の店内の他に、テラス席も設けてあります。私がここを訪れたのは、80年代末に韓国の知り合いに韓国の伝統茶が飲める雰囲気のある茶房があるといって、連れて来てもらったのが最初でした。仁寺洞でこれだけ長く続いているお店もなかなかありません。
まずその場所ですが、아름다운 차박물관(アルンダウムチャパンムルグァン)と同様に結構分かり難いと思います。まず、メイン通りの仁寺洞キルの수도약국(スドヤックク 首都薬局)のある筋を入って、道左側の단청(タンチョン)という骨董屋の横の筋を入ったところにあります。どこの路地だったかが分からなくなってしまいがちなのですが、수도약국(スドヤックク 首都薬局)のある筋というのを覚えておけば大丈夫かと思います。
この日は1枚目の写真のスジョンガ(干し柿の入ったシナモンの香りのする韓国伝統茶)をいただきました。お値段は8,000ウォンだったと思います。
今回も아름다운 차박물관(アルンダウムチャパンムルグァン、美しい茶博物館)にも行ってきました。位置などの詳細情報は、昨年12月の本ブログの記事をご参照ください。(2018年12月14日作成「아름다운 차박물관(美しい茶博物館)」へはこちらをクリック)
今回こちらでは、五味子(オミジャ)茶をいただきました。夏場は冷たいオミジャ茶の酸味が最高ですね。お餅は今回、高麗青磁の小鉢で出てきました。時代のある器で出していただけるところが、こちらの魅力ですよね。他にそういうお店無いですから。今回はギャラリーにも現代作家の作品ではなく、時代のある青磁や粉青砂器(三島)の器が展示してありました。