「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
【ソウルお食事処】 南榮(ナミョン)駅前の朝食処
私はいつもソウル滞在時には、地下鉄1号線 南榮(ナミョン)駅前のHOTEL RAINBOWを定宿にしています。南榮(ナミョン)駅はソウル駅の次の駅で、そのナミョン駅から徒歩30秒のところにHOTEL RAINBOWはあります。
ここは90年代に私がソウルで過ごした8年のうち、終盤の3年を過ごした地域でもあります。近くに淑明女子大という大学があり、ホテルから徒歩3分ほどのところには、地下鉄4号線숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅があり、交通の至便なところです。空港からも空港リムジンバスが淑大入口(スクテイック)まで出ており、仁川空港までの行き帰りも便利です。もちろん、地下鉄で一駅先のソウル駅(淑大入り口からも一駅です)まで出れば、空港鉄道を利用してお安く行き来することもできます。
そんな南榮(ナミョン)駅とHOTEL RAINBOWの周辺で、今回朝ごはんを食べたお店を紹介いたします。以前はホテルのすぐ隣に、朝ごはんのできる食堂があり、そちらをよく利用したのですが、2年ほど前に無くなってしまいました。それで今回は、南榮(ナミョン)駅前の横断歩道を向かい側に渡ったところにある食堂2店で朝食を食べてみました。
まず二日目の朝は、これまでも何度か利用したことのある얌샘김밥(ヤムセムキンパプ)に行ってみました。「キンパプ」という店名から、キンパプ(海苔巻き)のお店であることは分かりますが、キンパプ以外にも洋食屋や麺類・ご飯類もあります。メニューは全部ハングル表記ですが、全品ではありませんが写真のある物もありますので、その中から選べばよいでしょう。 私はこの日は、떡만두국(トックマンドゥクック(餅餃子汁))を注文しました。その名の通り、韓国の餅である떡(トック)と餃子(만두 マンドゥ)の入った汁物です。餅だけが入った떡국(トッククック)と餃子だけが入った만두국(マンドゥクック)もありますが、両方入ったトックマンドゥクックがお得感があります。お味の方は特筆することはありません。普通です。美味しいということでもなく普通です。ただ、寒い朝には体を温めてくれる一品です。でも、7,000ウォンは高いかな。
今回、こちらに来て変わっていた点があります。以前は奥のカウンターで注文して料金先払いというシステムでしたが、今回行ってみると写真のように自動販売機で食券を買うシステムに変わっていました。これは、ハングルが読めない日本人の方には大変です。しかしながら、大丈夫です。入り口にある自販機はスルーして、奥のカウンター内にいるおばちゃんにメニューを指さして注文して、その場で料金を先払いすればOKです。
最終日の朝は、얌샘김밥(ヤムセムキンパプ)から少し交差点側(駅とは反対側)に行ったところにある서울 국밥 국수(ソウル クッパプ ククス)で돌솥비빔밥(トルソッビビンパップ 石焼ビビンバ)を食べました。こちらのお店に入るのは初めてでしたが、こちらのお店も食券式でした。食券を買い、奥のカウンターのおばさんに渡して待っていると、料理が出来たら呼んでくれます。呼ばれたので受け取りに行くと、なんとご飯に目玉焼き一つがのっただけの物を渡されました。えっ!と思って見ていると、横を指さしてセルフだと言います。カウンターの横にビビンパプの具材があり、それをセルフで好きなものを盛るのだそうです。韓国の食堂のほとんどは、お水はセルフですが、ビビンパプのセルフは初めてでした(笑)。写真が私がセルフで盛った石焼ビビンバですが、いかがでしょうか?こちらはお値段5,500ウォンでした。石焼ビビンバのお値段としてはお安いですが、セルフというのがどうなんでしょうかねえ(笑)。
今回の朝ごはん情報は、南榮(ナミョン)駅前限定の情報なので、その他の地域にご宿泊の場合はあまりお役に立ちませんね(笑)。しかしながら、ここ南榮(ナミョン)駅前には、RAINBOWの他にも近くに가야(カヤ)ホテルやHotel Elle Innなどの宿泊施設もあり、便利な場所です。仁寺洞・黄鶴洞へは地下鉄1号線で、踏十里古美術商街へは4号線から東大門歴史文化公園駅で5号線に乗り換えていくことができます。また、大学前なので飲食店も多いです。宿泊地に一度ご検討ください。