「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
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昨夜の晩酌(益々成長中の盃の巻)
今日がプロ野球日本シリーズ第7戦です。昨日の第6戦で阪神に優勝決めてほしかったんですがね。オリックスの山本投手に完投勝利許して5対1で負けてしまいました。今日は第2戦で打てなかった宮城投手が先発ですからね。ちょっと阪神不利ですかね。
昨日の敗戦は2回のタイガースの攻撃につきると思っています。先頭のノイジーのホームランで1点先制。さらに次の佐藤選手が右中間の当たりを激走して2塁打に。続く指名打者に入った糸原選手のセンター前ヒットで「タイムリーで1点追加、2点目!」と思ったところが、2塁ランナーの佐藤選手を3塁で止めました。あの当たりと飛んだコース、佐藤選手の走力を考えると回してもよかったと思ったんですけどね。山本投手からはそう簡単に点取れませんからね。まだ序盤だったので慎重に行ったんですかね。「ああ、この回に追加点とれんかったら、阪神今日負けるなあ」と思ったんですが、案の定、満塁まで行ったんですが追加点は取れず、逆転されて負けでしたからね。
でもまあ、今日の試合が残っていますから、なんとか勝って38年ぶりの日本一を達成してもらいたいです。第7戦は当初地上波もBSの放送も予定がなかったのですが、フジテレビの地上波で観られるようになったのでよかったです。
そんな残念な日本シリーズ第6戦をTV観戦しながら、昨夜は久しぶりに日本酒での晩酌をいたしました。体調不良のため、2週間以上アルコール類を断っていましたからね。ようやく声もまともに出るようになったので、よかったです。
盃は過去に「育ち盛りの盃」としてご紹介した盃です。李朝の後期から末期頃に民窯で焼かれたものでしょう。手取りは少し重いですが、口径が7cm、高さ4cmとよいサイズです。見込や胴部・底部に深い貫入が出ており、いい味に育っています。本当によく育ってくれましたね。底部に窯割れがありますが、見込の方まで抜けているものではありませんので、漏れはありません。この盃の成長ぶりをご確認いただくために、ぜひ過去の記事(2022年6月7日と2021年8月5日)をご覧ください。画像から、この盃の成長過程をお楽しいただけます。(2022年6月7日の記事へはこちらをクリック。2021年8月5日の記事へはこちらをクリック)
久々の日本酒で試運転のような感じでしたので、昨夜の徳利は小振りな黒高麗の徳利に登板してもらいました。8月に一度こちらでご紹介していますので、短い登板間隔ですね。容量が一合に満たない八勺程の徳利です。試運転なので、まあこれぐらいでいいですよね(笑)。ちなみに状態は無傷です。
お料理の方はいつも通りにいただきものでしたが、おでんは李朝末期の陶器の鉢に、じゃがいも煮は李朝初期白磁の平盃に、高野豆腐煮は高麗青磁の小鉢に、それと白菜かと思いきやキャベツとお揚げ、人参の炊いたんは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。