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昨夜の晩酌(可惜夜の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(可惜夜の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年08月05日(木)

DSC 4681 2昨夜はオリンピック野球準決勝の日韓戦を観ながらの晩酌でした。日本が勝って決勝進出となりよかったですね。決勝は韓国と米国の勝者と戦うことになるので、決勝もまた日韓戦になる可能性はありますが。でも正直なところ、そろそろプロ野球の方を見たいですね。阪神が首位で折り返してるし、ルーキーの佐藤選手の豪快なホームランをまた見たいです。三振の方も豪快ですけどね(笑)。

今日の京都は最高気温が38℃の予想です。外を歩いてると気分が悪くなってきます。また、新型コロナウィルス感染拡大により、福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の計8県に「まん延防止等重点措置」が新たに適用されることになるようです。熱中症と感染症対策を考えたら、できるだけ家でおとなしくしていた方がいいですね。

そんな訳で、オリンピックは自宅でテレビ観戦しながらの家飲みという、感染症対策のお手本のような私の昨夜の晩酌でした(笑)。

こちらの盃は初登板です。李朝の後期から末期頃に民窯で焼かれたと思われる、なんということのない盃なのですが、いかにも今後使い込んでいくとよく育ちそうな盃です。見込の底部に薄っすらと赤みが出ています。またピンホールからも雨漏りのシミが出て来ています。裏面の底はベタ底で窯割れがあり、胴部には深い貫入が走っています。少し時間はかかるかもしれませんが、使い込んで行くと見込みの赤味が深くなって行き、貫入もさらに深くなって行き、サイズもいいのでいいアジの盃になりそうです。残念ながら、もう今の私にはこの盃をそこまで育てることは出来ませんので、そのうち店に出してお買い上げいただいたお客様におまかせしようと思っています。

高麗の土器の徳利は、今回が3度目の登板となります。胴部に自然釉がダラダラと豪快に流れ落ちた素晴らしい景色の徳利なのですが、胴部の反対側にキズがあり修理されています。最初共直しがされていた物を銀直しをしてもらっています。残念な傷物ではありますが、この素晴らしい景色は酒器として充分に楽しめます。こちらの徳利の詳細につきましては、過去の記事をご参照ください(2019年7月3日の記事へはこちらをクリック。2020年12月13日の記事へはこちらをクリック)。

お料理の方は、魚そうめんは李朝初期の堅手茶碗に、三嶋亭さんの牛肉の佃煮は李朝初期の白磁小皿に、小芋煮は伊羅保手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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昨夜のお酒は菊正宗製造の「可惜夜(あたらよ)」をいただきました。こちらは、兵庫県三木市「嘉納会」特A地区産の山田錦100%使用。それ以外は謎に包まれた新しい日本酒で、菊正宗の伝統を凝縮し、今までにない魅力を存分に味わえるお酒とのことです。2017年から販売が開始されたようで、2021年夏季限定250本とのことです。実は、菊正のネットショップで7月の初めごろに購入していたのですが、先月は眼の手術・入院があったので昨日が初飲みになってしまいました。720mlが1本3,300円と結構いいお値段でした。私は日本酒は辛口の菊正宗と決めているのですが、普段は一番お安い菊正ピンをいただいています。今回の「可惜夜」のお味はというと、うーんピンでいいかなぁという感じでした(笑)。どうも私はいい酒を飲むとしつこく感じてしまいます。値打ちないですよね(笑)。

ちなみに「可惜夜」は「明けてしまうのが惜しい夜」という意味だそうです。

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