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昨夜の晩酌(憧れの染付盃?の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

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昨夜の晩酌(憧れの染付盃?の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年04月20日(土)

DSC 5351 3昨夜の晩酌です。

李朝の盃を集め出した当初は、李朝末期分院や民窯のサイズのいい椀形のものばかりを買いあさっていましたが、そのうちに染付の入った盃が欲しいと思うようになりました。本当に欲しいのは、後期分院の牡丹や菊、福壽の文字等の描かれたものですが、そんなものはそう簡単に見つかりませんし、あったとしてお値段の方がべらぼうに高くて手が出ません。民窯で、何が描かれているのか分からないような紋様の絵付けのものでもいいので、染付の入った盃が買えないものかと思っていた時、出会ったのがこの盃でした。染付とは言っても、見込みに薄く短い線を二本、筆で描いただけのものです。買ってからしばらくは、悦んで使っていましたが、長くは続かなかったように記憶しています。

鉄砂徳利は以前2018年10月3日付「昨夜の晩酌」で紹介したものと同様に、口を欠いていてぐるりと銀直しが施されています。この手の鉄砂徳利で完品のものは見たことがありません(2018年10月3日付「昨夜の晩酌」へはこちらをクリック)。しかしながら、こちらの徳利は口の部分がまだ少し残っています。先にご紹介したものよりは小ぶりで、容量は1合2勺程度でしょうか。独酌によいサイズです。

いかの塩焼きは李朝初期の白磁皿に、白和えは三島の小鉢に、野菜の煮物は高麗青磁の深皿に盛り付けてみました。高麗青磁の深皿は、見込みの三方に白象嵌の菊花紋が配されています。品のいい深皿で私はこれ、気に入ってます。

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