昨夜の晩酌
カテゴリ: 昨夜の晩酌
作成日:2018年10月02日(火)
昨夜の晩酌です。
白磁の盃は後期分院のものです。口縁に1箇所金直しがあります。
鉄砂徳利は口を欠いており、ぐるりと銀直しが施されていますが、このように独酌サイズの鉄砂徳利は希少です。
両面に木の枝なのか草なのか、よく分らない絵が描かれています。この手の鉄砂徳利は、両面に同じような絵が描かれていることが多いのですが、この徳利は写真のように絵が少々違ってます。1枚目の絵の方が複雑で面白いですが、鉄砂が薄いです。対して2枚目の絵の方は4つに枝分かれした単純な絵ですが、鉄砂の色が濃く力強いです。容量は1合半程度です。
もずく酢は三島の小鉢に、ひじき煮は李朝初期の茶碗に盛り付けてみました。
「昨夜の晩酌」はシリーズ化されます(笑)。お楽しみに。