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昨夜の晩酌(雨漏り堅手平盃の巻) - 韓国骨董 李好

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(雨漏り堅手平盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2021年05月16日(日)

DSC 3833 3昨日は鯛のお刺身をいただきましたので、晩酌することにしました。いただいた鯛のお刺身などを持って家に帰って来たのですが、玄関のカギが開かない!カギが鍵穴の奥まで入らない!こういうことは時々あるのですが、何度か試みるうちにカギが入って開けられることが多いのですが、昨夜はダメでしたね。

生ものもありましたので、時間をかけてもいられないため、鍵屋さんに救援をお願いしつつ、引き続き自力でも開錠を試みていました。15分以上やり続けたら、もう手が痛くなって限界が来てしまい、大人しく救援を待つことにしました。しかし、20分位過ぎても鍵屋さんが来てくれないので、最後の自力での試みをしてみたところ、なんと!開きました!直ぐに鍵屋さんにキャンセルの電話を入れて、その後、慌てて生ものを冷蔵庫に仕舞いました。

鍵屋さんに電話する前にも、多分15分ぐらいは自力での開錠を試みていましたので、45分ぐらいは締め出し食った状態でした(笑)。そんな苦労の後の昨夜の晩酌でした(笑)。

李朝初期堅手の徳利は、今回が3度目の登板になります。前回が2020年3月13日でしたから、ほぼ1年ぶりの登板になりますね。下膨れの形のいい徳利で、胴に釉垂れと線刻があります。容量は2合ほどです。口に3箇所「白金(シロキン)」による直しがあります。こちらの徳利の以前の記事をご確認いただくには2020年3月13日作成の記事と2019年08月2日作成の記事をご覧ください(2020年3月13日作成の記事へはこちらをクリック。2019年08月2日作成の記事へはこちらをクリック)。

盃の方は、今回が初登板の李朝初期堅手の平盃です。平盃は口径が10cm超えるようなサイズのものですと、膳の上で場所をとってしまうのですが、これは直径が9.2cmと大変良いサイズです。何よりも見込と裏面にも、ぽつぽつと雨漏りが出ており魅力的です。お酒を注ぎますと、さらに雨漏りがくっきりと出て、見込の中心部にも赤みが出て来てよい景色となります。さらに嬉しいことには無傷完品です。

お料理の方は、鯛のお刺身は三島菊花紋の深皿に、鶏の肝煮は三島の小鉢に、大豆ひじき煮は李朝末期の染付小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

昨夜はテレビで巨人・阪神戦を観戦しながらの晩酌でした。今年は阪神が強いですね!昨日は負けましたけどね(笑)。最近、かつて阪神の助っ人外国人選手として活躍した、ハル・ブリーデンさんの訃報がありました。70年代後半にラインバックさんと一緒に来日され、1年目から40本のホームランを放たれたバッティングは豪快でした。しかし、私の中ではホームランよりも、多分後楽園球場での巨人戦でのこと、チャンスで三振した後に悔しがってバットをたたきつけたら、バットがバシッと折れたというシーンが頭に残っています。まさに、怪力ブリーデンでした。ご冥福をお祈り致します。

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