「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
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昨夜の晩酌(激アマ韓食の巻)
10月に入ったというのに毎日日中は暑いですね。日中の最高気温が30℃の日が続いてます。なので、まだ衣替えは出来ないですね。仕事の時はスーツ着ますけど、夏用のスーツに半袖のワイシャツです。昨日はお休みでしたが、外出時はボロシャツ1枚でした。来週ぐらいからは少し涼しくなるのでしょうかね。
昨夜も阪神戦のナイター中継を観ながらの晩酌でした。昨日はロハスジュニアの2ランホームランで2-0で阪神快勝でした。阪神、今年優勝してしまうかもしれませんね。でも、ここに来てヤクルトが強いですね。
昨日は久しぶりにマッコリで一杯やりました。マッコリといえば白濁した日本でいうところのどぶろくなのですが、写真のお酒は白くもなく濁ってもいませんいませんよね。これ、上澄みだけを注いだものです。マッコリは容器を立てた状態で置いておくと、下の方に白いドロッとした部分が溜り、これを振って混ぜてから飲むのが普通の飲み方ですが、今回は振らずに上の濁りの無い澄んだ部分だけを注いだものです。こういう飲み方は、ソウルに住んでいた時に知ったのですが、こうすると甘みが抑えられ少し酸味の強い味になり、カロリーも下げることができます。底に溜まった白いドロドロは捨てます。贅沢でしょ(笑)。
ところが、日本で市販されているマッコリは激アマなため、上澄みだけにしても結構な甘さでした。甘いことは予想してましたので、冷蔵庫で冷やすのではなく氷を入れて薄めながら冷やすという手をとったのですが、やっぱり甘かったです(笑)。写真のキムチも実は日本製のため、これも結構甘いんです。なんで韓国の飲食物って、日本に来ると味が激アマになってしまうんでしょうかね。辛すぎると日本では売れないんでしょうけど、それとやっぱり日本人は甘いのが好きなんでしょうね。早くまた、ソウルに行けるようになったらいいのになと激アマ晩酌しながら思ってました(笑)。
その激アママッコリは、味付き過ぎトロトロの李朝片口でいただきました。容量は2合程度、状態は薄いニュウが口縁に3本ほど見られるだけで、割れ・欠け、直し等はありません。李朝の片口自体が数が少ないのですが、これは注ぎ口の付け根の周りに鉄砂がかけられており、さらに希少な一品です。こちらは以前にも1度、マッコリで晩酌の時にご紹介しています(2019年3月9日の記事(リベンジの巻)へはこちらをクリック)。
盃は、三島のやや大振りな盃です。小鉢のサイズですが、マッコリを飲むのには最適なサイズです。三島の盃というと、これぐらいのサイズの物になってしまいますが、日本酒には少し大きいですが、マッコリにはちょうどいいです。側面に白象嵌で縄簾紋が付されているのみで、見込には何の図柄もありません。せめて見込みに白象嵌の丸紋ぐらいはあってもよさそうなもんですが、本当にシンプルなスタイルです。
チャプチェは李朝初期堅手の大皿に、キムチは三島の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。チャプチェは乾麺とレトルトの味付き具材の入ったインスタントに豚肉とピーマンを加えた物ですが、これも結構甘かったです(笑)。