「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(いづ重 上箱寿司の巻)
オミクロン株による新型コロナウィルス感染拡大が驚異的なペースで進んでいます。昨日までここ3日連続で全国の新規感染者数が2万人超えです。私はこちらのブログで感染拡大のピークが先週から今週にかけてだろうと言ってましたが、その通りになっちゃいましたね。と言うか、感染者数に関しては予想をはるかに上回る急拡大です。年末年始と先の連休による感染者数がこの時期にピークを迎えると考えたんですが、さらに感染者数が激増して行きそうで心配です。
沖縄・山口・広島に続き首都圏一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)もまん延防止等重点措置の要請を行うようですね。関西の二府一県(大阪・京都・兵庫)も早く要請した方がいいと思いますね。
そんな心配な中ではありますが、昨夜は祇園 いづ重さんの上箱寿司をいただきましたので、それを肴に晩酌しました。
ご覧のような美しい箱寿司です。この箱寿司、数日前にテレビで京都の人気(?)お土産の一つとして紹介されていたのをたまたま目にしたところでした。どこの局のなんという番組だったかは覚えていません。何か面白い物が無いかなとチャンネルを変えて見ていたところ、京都のお土産みたいなことをやっていた番組があったので、しばらく見ているとその中の一つとして紹介されてました。
祇園 いづ重さんといえば鯖寿司が有名ですが、私は鯖寿司があまり好きではないので、お店ではちらし寿司や冬場は蒸し寿司をいただくことが多かったですね。こちらの鯛のアラの味噌汁というのが、また美味なんですよね。(いづ重さんの過去の記事へはこちらをクリック)
いづ重さんは現在店舗改装のため、仮店舗にてお持ち帰りのみの販売になっています。なので残念ながら今は鯛のアラの味噌汁はいただけないでしょうね、多分。
いづ重さんは祇園の西北角のあたりに店舗がありますが、仮店舗はその店舗から四条通を西に10m程歩いて右手にある小さな路地にあるようです。詳細につきましては、いづ重さんのホームページでご確認ください。
いづ重 ホームぺージ https://gion-izuju.com/
さて酒器の方ですが、共に金継ぎが施されていますが、どちらも以前に私が自分でしたものです。盃の方が一番最初に自分で金継ぎしたもので、徳利は一番最後にしたものです。これを最後に自分でするのはやめました。自分ではなかなかうまく行かず、失敗する度に金(きん)を無駄にしてしまうので、もったいないからやめました(笑)。たまにうまく行く時があっても、たまたまなので何がよかったのかが分からないため、次に生かせなかったんです(笑)。今はプロにお願いしています。こうして見てみると、最初も最後も特にレベル的に変わりないですね。進歩がなかったですね(笑)。
李朝初期堅手の徳利は容量が1合ジャスト。盃は李朝後期~末期に民窯で焼かれた物でしょう。見込に出た鉄砂が魅力です。どちらも過去にご紹介したことがあります。菜の花のお浸しは李朝初期堅手の小鉢に、おからは伊羅保手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
当店では、新年も引き続き李朝・高麗の酒器を追加出品中です。李朝酒器をお買い上げ時の日本酒(銘柄:菊正宗)のプレゼントに付きましても引き続き実施中です。詳細につきましては「お知らせ」欄にてご確認ください。(「お知らせ」欄の該当記事へはこちらをクリック)
こんな時期ですから外食・外飲みは控え、新しい李朝酒器で家飲みをお楽しみください。