「京のお食事処」
こちらでは、京都のお食事処をご紹介しております。
京都の骨董街にいらっしゃった方々のお役に立つよう、骨董街や骨董市への行き帰りなどに、ご利用していただきやすい地理的条件のお店を中心にご案内しております。
1,000円以内のランチから懐石やコース料理まで幅広くご紹介しておりますので、京都へお越しの折には、ぜひご参考になさってください。
鰻 西陣 江戸川 ※2023年9月閉店
昨日の天神さんの帰りに、千本今出川近くの鰻屋さん、西陣 江戸川さんでうな重をいただいてきました。
昨日は水曜日で定休日でしたので、天神さんの見物を終えてダイソーで買い物をした後に、お昼ご飯をこちらも千本今出川近くにある、とんかつの西陣 大江戸へ行くつもりで、笹屋町通りを千本通りに向かって東へと移動しました。笹屋町通りの千本通りに出る少し手前に鰻屋の西陣 江戸川さんがあります。こちらのお店は、この仕事をする前から天神さんの帰りに、お昼を食べようと寄ったことが度々あったのですが、その度にことごとく閉店でした。ところがこの日は、前を通りかかってみると暖簾が掛かっており、営業しているではないですか!即座に予定をとんかつから鰻に変更し「大江戸」さんではなく「江戸川」さんでのお昼ご飯となりました。「大江戸」さんと「江戸川」さんって、場所も近いし店名も似ているし、何かややこしいですよね(笑)。
こちら西陣 江戸川さんは、大正時代創業80年余りという鰻屋の老舗です。背開きで蒸してから焼く江戸前の鰻を提供しておられます。メニューの方は、鰻丼・鰻重で、並 鰻丼が1,500円、上 鰻重が3,000円、特上 鰻重が4,200円~ です。鰻丼には吸い物、鰻重には肝吸いが付きます。特上のお値段は4,200円~ということですが、これは焼きあがってから値段が決まり、上限5,000円までには収まるのだそうです。私は鰻重の特上をいただきましたが、お値段は4,600円でした。ちなみに、特上は鰻が一匹分とのことでした。
お味の方はといいますと、私の好きな蒸してから焼く江戸前鰻で、ふわふわとした食感が大変美味です。それとタレが甘ったるくなく、さっぱりしていてよかったです。ただ、他のお店の鰻重と比べて、特別においしいとか、特別にボリュームがあるだとかいうことはありません。ただ、普通に何の問題もなく江戸前の鰻として美味しいということです。なので、あまり期待し過ぎないでください。
9月にやはり天神さんの帰りにお昼を食べた、「うなぎ おぜき」さんをご紹介しましたが、あちらは蒸しの工程の無い、関西風の焼き方でした。おぜきさんのお昼の鰻丼セットも同じ4,600円でしたが、肝吸い・漬物の他におかず二品が付いてました。機会がありましたら両方食べ比べてみてください。おぜきさんについては2019年9月年26日作成の「うなぎ おぜき」の記事をご参照ください(2019年9月年26日作成記事「うなぎ おぜき」へはこちらをクリック)。
西陣 江戸川さんのお店の場所は、上京区笹屋町通り千本西入(千本今出川を下がって(南に行って)二筋目を西)です。最寄りのバス停は「千本今出川」でバス停からは、徒歩で約3分程でしょう。営業時間は11:30~13:30(売り切れ次第終了)とお昼のみの営業で、金曜定休です。
※江戸川さんは2023年9月に閉店されました。