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ソウル情報 - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

ソウル情報

「ソウル情報」

こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。

お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。

【ソウルお食事処】남영동(ナミョンドン)と仁寺洞 2024年5月

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年06月09日(日)

今回もまた定宿にしているHOTEL RAINBOWの最寄り駅、地下鉄1号線 남영(南榮 ナミョン)駅と地下鉄4号線숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅周辺と仁寺洞でのお食事のご紹介になります。

今回こちらに行ってみたら、いつも必ず利用する味成(ミソン)会館のある通りに写真のような看板が立って「남영동 먹자 골목」(ナミョンドン飲食店通り)と名付けられていました(写真1番目と2番目)。確かにこの通りには、食堂や호프(ホップ ビアホール)、カフェなど飲食店が多いというよりも、道の両側全てが飲食店という感じですからね。숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅周辺はコロナ禍後寂れてきた感じなので、この通りが活気付いて行ってくれるといいんですけどね。

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初日の晩は、미성회관(ミソンフェグァン)でカルビ食べようと思って元銀行員の友人と「남영동 먹자 골목」(ナミョンドン飲食店通り)に行ったのですが、何と미성회관(ミソンフェグァン)が工事中でした。それで仕方なく向かい側にあった「족과의 동침(チョッククァエ トンチム)」という족발(チョッパル 豚足)と보쌈(ポッサム)の店に行きました。ポッサムというのは茹でた豚肉とキムチ、ニンニクなどの薬味をサンチュで巻いて食べる韓国料理です。こちらは初めて入る店でした。この日は족발(チョッパル 豚足)と보쌈(ポッサム)のセットのサイズ中を注文しましたが、これが二人で食べるには結構な量でした。皿にそれぞれ半分ずつ盛られて出てくるものと思ってたら、写真(5番目・6番目)のようにそれぞれ別々にドカッと出て来ました。「豚肉食ったあ~」という感じでしたね(笑)

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2日目の晩は、仁寺洞で参鶏湯を食べました。これまで参鶏湯は明洞の「明洞 参鶏湯」だったんですが、前回来た時に無くなっていることが分かりましたので、こちらに行ってみました。こちら무교参鶏湯は以前よく行っていた「仁寺洞競売」という骨董の競売場のあった建物の1階です(写真7番目)。4階が競売場でしてまだ看板もあったので、頑張って4階まで階段を上って見て来ましたが、扉が閉まっていて今はもうやっているような感じではなかったですね。そんな関係でこの店の存在は昔から知っていましたが、入るのは今回が初めてでした。こちらは店主さんが一人でやっておられて、大変に忙しそうでした。また次から参鶏湯の時はここですかね。

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最後の晩は「남영동 먹자 골목」(ナミョンドン飲食店通り)の「味成 中國館」で海鮮チャジャンミョンを食べました。実はチャジャンミョンが食べたくて行ったというより、隣の味成会館の今後の情報を知りたくて行きました。初日の晩には無かった豚の絵の看板が気になりました(写真11番目)。どうやら経営者は変わるけど肉の店には変わりないようです。よかったです。どんな感じに変わるのか、ちょっと心配ではあります。

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チャジャンミョンの後、昔住んでいた時によくテイクアウトしていた「바니 치킨(バニーチキン)」で、ヤンニョムチキンをテイクアウトしてホテルで食べました。ちょっと甘いんですけどね。懐かしい味でした。これまでは初日にホテル近くの본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)でマヌルチキン(にんにくチキン)を食べてましたが。この懐かしい味もいいですね。次回からは初日マヌルチキン、最終日バニーチキンにしようかな(笑)。

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仁寺洞 건국(コングック)ビル 2024.5

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年06月04日(火)

20240604 1今回の旅行2日目の5月28日(火)にソウルの仁寺洞の骨董店を見に行って来ました。5/31付の記事でも触れたように、骨董店が減ってましたね。仁寺洞は90年代から2000年代初めごろまでは、メイン通りに骨董屋が20軒ぐらいあった思うんですが、それが今残っているのはは1軒のみです。さらには、横道にあった店も減っていましたし、店舗はあっても営業しているのか分からないような店も結構ありましたね。

そんな仁寺洞の건국(コングック)ビル内の骨董店について、昨年末あたりから調査をしてみたい旨をこちらで記してきましたが、今回ようやくそれに着手することができました。まだ途中経過的なご報告になりますが、ようやく今回できることとなりました。

その前に、今一度仁寺洞の건국(コングック)ビルについて、ご説明しておきましょう。ただ、そもそも仁寺洞の地理について全く分からないという方は、まず過去の記事(2018/12/10付け「仁寺洞(インサドン)」)をご参照ください。※2018/12/10の記事へはこちらをクリック

まず건국(コングック)ビルの位置につてご説明します。メイン通りの仁寺洞キルと仁寺洞4キルが交わる仁寺洞サゴリから、三一路(サミルロ)の方向(東)に歩いて行きますと、道の左側にコンビニのセブンイレブンが見えます。それを越えてすぐに駐車場があり、その奥に건국(コングック)ビルのビル群があります。

1番目の写真の案内図のように駐車場の奥が건국(コングック)館、右手前が인사(インサ)館、右手奥が경운(キョンウン)館です。建物の写真では2番目の写真が건국(コングック)館、3番目が인사(インサ)館、4番目が경운(キョンウン)館です。

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今回現地業者にも協力いただき調査した結果、これらのビルに現在(2024/5/28)17店舗の骨董店があることが分かりました。その内容は下記の通りでした。

건국(コングック)館

1階  100  흙 고미술(陶磁器)   102  한강 갤러리(金属)  107  KAN Auction (?) 

       107-1 고현아트(陶磁器)(?)

2階    205   이도옥션(Leedoauction) (陶磁器)   208  수목화랑(絵) (?)    

     208-1  동서고미술(東西古美術)(陶磁器 中国・韓国)

     211-1 우정 정응균 문인사(絵) (?)    213   윤옥션(陶磁器) (?)    

3階    309  정경구 보물 찾기 (陶磁器・民俗品)(?)

경운(キョンウン)館

1階   101  고금사 (?)    103  해와 달(陶磁器) 

2階   201  토성 (?)    203  케이에스(KS)옥션(全般 陶磁器中心)     

인사(インサ)館

1階    102  세보가(陶磁器) 

3階    303  고문당 (?)      307  예담(陶磁器) 

最初の数字が部屋番号です。次が店名、( )内がおもな取扱品、(?)が付いているのは今回店内を確認できなかった店です。今回店内を確認できたのは8店舗ですから、私が行った時には全体の半分しか店が開いていませんでした。

また、ここは元は大学の建物(건국(建国)大学校)だったので、店舗というより事務室スタイルです。ガラスの扉で店内が見える店は少なく、ほとんどが5~7番目の写真のように鉄の扉が閉められています。最後の写真の동서고미술(東西古美術)は漢字表記がありますが、こういう店舗はほとんどありません。なので、すごく入りづらいと思います。

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何より思ったより店舗数が少なく、しかも当日は開いていた店が少なかったので、かなりガッカリしています。次回もまた今回確認できなかった店の方を訪ねてみるつもりです。

もし今回の報告をご覧いただき、건국(コングック)ビルに行ってみようと思われた方には、店名の漢字表記などはほぼありませんので、上記の部屋番号を頼りに探していただければと思います。ガラスで店内が見える店が数軒ありますので、そういう店を訪ねてみられたらよいかと思います。鉄の扉の店はさすがにハードルが高いと思います(笑)。

ソウル骨董街2024.5(黄鶴洞 踏十里・長安坪)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年06月02日(日)

今回もソウルの骨董街を巡って来ました。初日はホテル(いつもの定宿 RAINBOW HOTEL)に到着したのが午後3時過ぎでしたので、まずは今回もまた행운 미용살(ヘンウンミヨンシル 幸運美容室)で髪を切りました。相変わらず、おばさん言うこと聞きませんが(笑)。

時間もなかったので、この日は黄鶴洞にだけ行くことにしました。黄鶴洞は地下鉄1号線のの동묘앞(トンミョアップ 東廟前)が最寄り駅です。3番出口を出て進行方向の反対方向へ15m程歩いて右に折れてあとは真っ直ぐです。途中、多くの露店が並ぶ東廟前蚤の市を通過して行きます。この日は古い時計の露店に多く人がいましたね。一生懸命探していましたが、故障した高級時計なんかが見つかったりするんでしょうかね(写真1番目)。無いでしょうね(笑)。左前方に「ロッテキャッスルベネチア」というアパート(マンション)が見えてきます(写真2番目)。その建物の道を隔てて向かって右側の区域が黄鶴洞になります。その前にある清渓川という川を越えてすぐのところです。(写真3番目)。

ここはもう骨董屋と言えるような店は1軒しかありません。残念ながらその1軒も今回は閉まってました(写真4番目)。長い間2軒だったんですが、もう1軒はコロナ明けに来たら無くなってましたのでね。90年代~2000年代の初め頃までは、まだ5番目の写真のようなガラクタしか置いてないような店が何軒かあったのですが、そういう店すらもうほぼ無くなりましたね。

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こちら동묘앞(トンミョアップ 東廟前)に来ても、いつも東廟は素通りでしたので、今回初めて中に入ってみました。編集したので分かりませんが「동묘공원」と書かれた石柱のすぐ横にまで露店がありました(写真6番目)。中に入ってみると周りの雑沓からは想像できないぐらいに人がいませんでした(笑)。동묘(東廟)についての日本語の説明文がありましたので写真撮っておきました。ご関心おありの方はご参照ください(写真9番目)。「…1601年(宣祖34年)、壬辰倭乱(文禄の役)の際に…」と年代のおかしな記述もありますが。

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2日目は仁寺洞、3日目は踏十里(タプシムニ)・長安坪(チャンアンピョン)を見て回りましたが、仁寺洞は건국(コングク)ビル店舗の調査の件がありますので、また別にご報告いたします。

3日目の踏十里(タプシムニ)・長安坪(チャンアンピョン)は変わりないですね。いつもお客さんの姿はほとんどなく活気が無いのは同じですが、今回は欧米系のお客さんを数組見ましたね。踏十里は2棟・5棟・6棟とありますが、5棟はほぼ完全に中国物の店ばっかりになってます。最初の写真6枚(10番目から15番目)が踏十里、あとの3枚(16番目~18番目)が長安坪です。踏十里の店内の写真4枚(12番目から15番目)は장미방(チャンミバン)と예명당(藝明堂 イェミョンダン)にご協力いただきました。それぞれのお店については過去の記事をご参照ください(예명당(藝明堂 イェミョンダン)はこちらを、장미방(チャンミバン)はこちらをそれぞれクリックしてご確認ください)。

先に触れた黄鶴洞の無くなっていた店が。今回長安坪(チャンアンピョン)の宇成(ウソン)ビル1階に移っていたことが分かりました。前回来た時は分からなかったんですが、その時は閉まってたんでしょうかね。

買い物の方は、残念ながらよい収獲はあまり得られなかったですね。今円が弱いですからね。

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ソウル(2024年5月27日~30日)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年05月31日(金)

臨時休業の5月27日(月)~30日(木)の間3泊4日の日程でソウルに行って来ました。

その間、日本では各地で結構な雨が降ったようで、鴨川の水位もかなり上がって濁流が流れている様子をSNSの投稿などで見ました。ソウルの方はと言いますと、その間は全く雨は降らずいいお天気でした。朝晩は結構涼しかったのですが、昼間はこの時期としては結構暑かったです。

空港は関空も仁川も前回ほどの混雑は無かったですね。幸いでした。前回は何だったんでしょうね。関空出国時も仁川での入国時もものすごい行列でしたからね。

ソウルの骨董街は、仁寺洞、踏十里(タブシㇺニ)・長安坪(チャンアンピョン)・黄鶴洞(ファンハクトン)まで見て来ましたが、どこも店が減ってましたね。仁寺洞なんかは90年代から2000年代初めごろまでは、メイン通りに骨董屋が20軒ぐらいあったんじゃないですかね。それが今は1軒のみで、横道にあった店も無くなっていたり、店舗はあっても営業しているのか分からないような店が増えてましたね。

しばらく前からお伝えしていた仁寺洞の건국(コングック)ビルにつて、今回調査して来ました。途中経過ですが今後報告いたします。

骨董の収獲の方は、この円安の状態ですからね。最初から期待はしていませんし、今は韓国で買う時期ではないですね。円の勢いが戻るのを待ちましょう。いつになるかは分かりませんが(笑)。

詳細につきましては、また明日以降にぼちぼち報告していきますので、よろしくお願いいたします。

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ソウルタワーの見える風景 (2024.3) Part2

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年03月29日(金)

20240329 1当時この通りにあった店で、無くなってしまった店は多いですが、残っているお店もあります。

2番目の写真の바니 치킨(バニーチキン)はまだありました。フライドチキンのお店で、店内で食べたことはなかったですが、よくテイクアウトして宿所でビールのあてにしてました。当時のお店があると嬉しいですね。でも今はホテルに近い본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)でマヌル(にんにく)チキンばっかり食べてますけどね(笑)。次回はまた久しぶりにこちらのチキンをテイクアウトしてみようかと思ってます。

もう1軒、当時利用してた美容室の「행운(幸運)」も健在でしたね(写真3番目)。今回こちらでカットして来ました。料金が15,000ウォンでした。昔住んでた頃は6,000ウォンか7,000ウォンぐらいでしたから、随分値上がりしてます。まあ20年以上前の話ですからね(笑)。ここは私が通い始めたころは主人とメガネのおねえさんと2人でやってて、当時私の担当はメガネのおねえさんだったんですが、この人ががよかったんですけどね。技術的にもそうですが、何よりこちらが「もう少し短く刈ってくれ」とか「もう少しすいてくれ」とか言うとその通りにやってくれましたんで。当たり前のことだと思われるでしょうけど、おばさんだと言うこと聞かないんですよね(笑)。「そんなに刈ったらおかしい」とか「これぐらいにしといた方がいい」とか客の注文を本当に全然聞きませんよ(笑)。個人差はあるでしょうけど、他のお店でも私の経験上はそうでしたね。この通りは女子大の近くということもあってか美容室が多かったんですが、当時に比べると大分少なくなってましたね。

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当時住んでいたVillaも見て来ました。このソウルタワーが見える通りから細い道を入ってすごい急な坂道に出て、その坂道を登り切ったところのVillaです。5番目の写真がその坂道を下から見たもので6番目の写真が上から見たものです。これが結構な勾配でしかも長いんです。雪が積もった後なんかは足滑らすと下まで転げ落ちそうで恐ろしかったですよ(笑)。帰りはこの坂を上るの結構きつくて、3年間足腰が鍛えられましたね(笑)。

5番目の写真で左の一番上の茶色い建物、6番目の写真で右手前の車が止めてある建物が当時私は住んでいたVillaで、その2階部分に住んでました。建物が当時の主人のままということはないと思いますので、建物を正面から撮った写真を載せるのは控えました。キッチン兼居間の他に2部屋がありましたので、結構ゆったりと暮らせてました。ただ場所が分かり難いので、出前を頼んだ時には、なかなか一度目ではすんなりと届けてもらえませんでしたね(笑)。

このあたりの住所は、当時후암동(フアムドン)と갈월동(カルウォルドン)だったのですが、今は한강대로92길(ハンガンデロ92キル)とか96길と呼ばれるようになっています(写真4番目)。でもここへ来るとやっぱり懐かしいですね。

実は現在の私の自宅の2階物干しからは京都タワーが見えます(写真最後)。もちろんソウルタワーが見える風景が懐かしくて今の家を選んだ訳ではなく、ただの偶然なんですけどね(笑)。

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ソウルタワーの見える風景 (2024.3) Part1

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年03月28日(木)

20240328 1私は1992年から2000年の約8年間、ソウルに在留しておりました。90年代のほとんどをソウルで過ごしました。

最初の約5年は延世大学校の語学堂と大学院に通っていた時期でしたので、新村(신촌 シンチョン)というところにおりました。最後の3年間は、龍山区(ヨンサンク)の厚岩洞(후암동 フアムドン)に移り住みました。地下鉄の最寄り駅で言うとソウル駅から一つ先の4号線淑大入口(숙대입구 スクテイプク)駅と1号線南榮(남영 ナミョン)駅になります。

新村も学生生活を過ごした町で思い出深い場所なのですが、私は最後の3年間を過ごした후암동(厚岩洞 フアムドン)と갈월동(葛月洞 カルウォルドン)の淑大入口(숙대입구 スクテイプク)駅周辺が好きです。帰国後これまでも個人的にソウルを訪れた時は、今回同様に南榮駅近くのRAINBOW HOTELを定宿として来ました。

このあたりも私が住んでいた90年代に比べると次第に変わって来ています。まあ、私が帰国してから四半世紀が過ぎようとしている訳ですから、当然と言えば当然なんですけどね。今後再開発が進むという噂も聞いたりしましたので、今回当時のことを振り返りながら思い出深いこの地域のことを、写真と文章で留めておきたいと思いました。

当時私が住んでいた후암동(フアムドン)のVillaから地下鉄4号線淑大入口(숙대입구 スクテイプク)駅9番出口を出てすぐの職場までは徒歩で5分程度でした。毎日徒歩で行き来しており、出勤時はソウルタワー(南山タワー)を背にして、退勤時にはソウルタワーを正面に見ながら歩いていました。私はこのソウルタワーの見える風景が気に入っていました。帰りはライトアップされたソウルタワーを正面に見ながら宿所に向かうその風景は、何かホッとするものがあり心が和みました。

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4号線淑大入口(숙대입구 スクテイプク)駅2番出口を出て交差点の広い道を真っ直ぐ東に進み、信号のところを左に折れて行くとすぐに細い道があり、それを右に折れて真っ直ぐ行った先に当時の宿所がありました。4番目と5番目が行き、6番目が帰りの方向です。

7番目(最後)の写真は当時利用していたクリーニング店の백조사(ペクチョサ)ですが、今はもう営業していませんね。この隣あたりに不動産屋もあったのですが、これもなくなってますね。この通りに食品(菓子・乾物中心)・酒類・生活用品など色々なものを売っている店があって、そこで日本酒に近いお酒を一升瓶で売っていたので、よくそこで買って飲んでいたのですが。その店も跡形も無くなくなりましたね。

懐かしさから大分長くなってしまいましたので、2回に分けることにします。(Part2に続く)

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RAINBOW HOTEL(定宿)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年03月19日(火)

20240319 1先に【お食事処】の時にもお伝えしたとおり、今回も定宿にしているHOTEL RAINBOWに宿泊しました。2000年4月にソウルを離れてからもう20余年になりますが、その間プライベートでソウルを訪れた際にはずっとこちらのホテルを利用して来ました。

90年代ソウル在住約8年のうち終盤の3年間をこの地域で過ごしましたので、食事・移動・買い物などの生活面からも、こちらの地域で宿泊するのが楽ですのでね。

外観は1番目と2番目の写真のような感じで、入口は1枚目向かって左側にあります。この規模のこの程度のレベルのホテルは、韓国では大体ラブホ兼用みたいな感じで、お客さんは私のような一般の宿泊客と休憩(宿泊の場合もあるでしょうが)の客とが混在しています。昔からそうだったんですが、コロナ禍前の2016年か2017年ごろに大幅改装した後は、よりラブホ寄りなスタイルになりました。フロントの写真を撮るの忘れたんですが、それ以前に比べるとかなり暗くなって、よりそっち寄りな感じになりました(笑)。

室内は写真(3~6番目)のような感じです。こちらのホテルはシングルルームはありませんで、ダブルかツインになります。毛布やシーツがちょっと乱れてますが、これは入室して直ぐではなく一晩寝た翌朝になって撮ったものなのでこんな感じになってます。室内には大きな画面のテレビ、パソコン(使ったことありませんが)、鏡・ドライヤー・整髪料(これも自前を使うので使ったことないですが)にテーブルとイス、小さな冷蔵庫などがあります。室内の照明も以前よりも暗くなりましたね(笑)。

ユニットバスとトイレは同じ場所にありまして、韓国のこのレベルのホテルのシャワーは大概そうなのですが、シャワーカーテンがありませんので、注意しないとトイレの方までビショビショにしてしまいます(笑)。

宿泊料は現金で1泊70,000ウォンです。コロナ禍前は確か55,000ウォンでしたから、大分上がりましたがそれでも今のレートで8,000円ぐらいですから安い方でしょう。※料金が2024年12月に行った際には1泊現金で80,000ウォンに値上がりしていました。

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場所は最寄り駅の地下鉄1号線 남영(南榮 ナミョン)駅から徒歩30秒の距離です。改札を出て右に行き次の道をまた右へ曲がったところです。もう一つの最寄り駅の地下鉄4号線숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅までも徒歩約3分程です。

大学街なので飲食店も多く、남영(南榮 ナミョン)駅の通りに出て信号を渡ったところには「LOTTE FRESH」というスーパーがありその左隣りの階段を地下に下りれば「다이소(ダイソー)」もあり便利です(写真7番目)。

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仁川空港との行き来は空港リムジンバス6001番で1時間弱です。停留所は숙대입구(淑大入口 スクテイック)で料金は17,000ウォンです。

骨董街への移動も、仁寺洞・黄鶴洞へは地下鉄1号線で、踏十里・長安坪へは4号線で東大門歴史文化公園で5号線に乗り換えて行けますので、私にとって大変動きやすい宿です。

これだけ説明しましたけど、これを読んでいただいた方の中に一人でも「次回ソウルに行ったらRAINBOW HOTELに泊まってみようか」と思われた方がいらっしゃいましいたら幸いです(笑)。

아름다운 차박물관(美しい茶博物館) 仁寺洞にて

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年03月18日(月)

20240318 1今回もまた仁寺洞の伝統茶店아름다운 차박물관(美しい茶博物館)に行って来ました。今回は旅行2日目と3日目の2回寄って来ました。

今回は2日目に一人で行きセンガン茶(生姜茶)を注文しました。やはり前回と同様に、今回もセンガンユジャ茶(生姜柚子茶)で出て来ました(写真1番目と3番目)。3日目は大学院の時の指導教授の先生に仁寺洞の鳥金(조금 チョグム)でお昼をごちそうになった後、こちらにご案内しました。私はオミジャ茶のアイスを、先生は確か대추차(テチュチャ ナツメ茶)だったと思いますが、それぞれいただきました(写真6番目)。今回もサービスの焼いた餅が高麗青磁の小皿にに盛られて出て来ました。ここはこれがいいんです(写真4・5番目)。

先生もこちらのお店を気に入っていただけたようで、帰りに店の名刺を持って帰られてましたので、よかったです。

前回、オーナーさんらしい女性からこちらのお店のお茶(紅茶)をいただきましたので、お礼に生八つ橋をまた持って行ったのですが、残念ながら今回はオーナーの方にお会いする事は出来ませんでしたので、従業員の方によろしくお伝えいただくようお願いしてお渡しして来ました。

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こちらはお店を入ってすぐの正面ところにお土産用のお茶の販売スペースも設けられています。私がいただいたお茶(紅茶)もそこに置いてありました(写真7・8番目)。

また店を入ってすぐ右にギャラリー(無料)のスペースがあります。ギャラリーでは、今回は高麗青磁・粉青沙器(三島)・白磁等が展示されていました(写真9~13番目)。

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お店の場所につきましては、過去の記事に詳しく記しておりますので、そちらをご参照ください。(過去の記事〈2018年12月14日作成〉へはこちらをクリック)。

【ソウルお食事処】南榮駅・淑大入口駅周辺と仁寺洞

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年03月16日(土)

今回も定宿にしているHOTEL RAINBOWに宿泊しました。地下鉄1号線 남영(南榮 ナミョン)駅から徒歩30秒の距離です。もう一つの最寄り駅の地下鉄4号線숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅までも徒歩3分程でしょうか。

仁川空港からはいつも空港リムジンバス6001番を利用します。숙대입구(淑大入口 スクテイック)で停車しますのでそこから徒歩3分程です。料金は17,000ウォンと空港鉄道 A’REX(直行便9,500ウォン、一般4,250ウォン)に比べると割高にはなりますが、鉄道のように荷物をもって駅内を移動してエレベーターやエスカレーターで上がったり下がったりする必要もないので、雨さえ降っていなければかなり楽です。時間も1時間以内です。

今回も남영(南榮 ナミョン)駅・숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅周辺と仁寺洞でのお食事をご紹介したします。

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初日の夕食は南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)で、友人とサムギョプサルをいただきました(写真1~3番目)。ここのサムギョプサルは三枚肉の薄切り肉ではなく、固まりの肉を焼きながらハサミで切っていくというスタイルです。この店最近いつ来てもお客さんが少ないです。以前コロナ禍前はもっと繁盛してたんですけどね。

その後、初日の定番본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)で、マヌル(ニンニク)チキンをいただきました。今回はマヌルチキンとフライドチキンを1人前ずついただきました(写真4番目)。マヌルチキンは、メチャクチャニンニク臭いです。なので帰国前日とかには食べられませんので、必ず旅行初日にいただきます(笑)。場所は남영골(ナミョンゴル)の道の斜め向かい側、ホテルからは徒歩10秒以内の距離です。

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二日目の晩は初日とは別の友達と食事する予定でしたが、急に仕事が入ったとのことで来られなくなったので、미성회관(ミソンフェグァン)で떡갈비정식(トクカルビ定食)を食べました(写真5・6番目)。ハンバーグ定食に見えますよね(笑)。こちらは炭焼きカルビやトゥンシムなどが人気です。なんか少し物足りなかったので、お隣の「味成(ミソン) 中國館」で삼선간짜장(サムソンカンチャジャン、海鮮入りチャジャンミョン)も食べました(写真7番目)。両店の場所は地下鉄4号線 숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅の6番出口を出て、そのまま行って左の道に入って20mほど先にあります。

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三日目はこちらの大学院の指導教授の先生に仁寺洞の鳥金(조금 チョグム)でごちそうになりました。前回にもこちらの業者の方に鳥金(조금 チョグム)でごちそうになりました。先生とはコロナ禍前にお会いして以来なので、4年半ぶりぐらいになりますが、お元気そうで何よりでした。今回も조금솥밥(チョグムソッパプ 鳥金釜めし)をいただきました(写真8番目)。店の場所は、仁寺洞メイン通りの안국동(安国洞 アングックトン)側入口近く、観光案内所の向かい辺りになります。こちらは釜飯の専門店です。食事のあと先生とは仁寺洞の아름다운 차박물관(美しい茶博物館)でお茶を飲みましたが、その件はまた日を改めて。

晩ご飯は、参鶏湯(サムゲタン)を食べようと思って明洞の「明洞参鶏湯」を目指して行ったのですが、なんとお店が無くなっていました。仕方がないので、久しぶりに明洞カルグクスと餃子を食べようかと思い行ってみたら大行列でしたので、また地下鉄4号線で숙대입구(淑大入口 スクテイック)に移動して前日と同じ미성회관(ミソンフェグァン)で돌솥갈비탕(トルソッカルビタン 石釜カルビタン)を食べました。注文時に「돌솥갈비탕(トルソッカルビタン)は15分ぐらいかかるけどいいか?」 と聞かれました。なんでそんな時間かかるんやと思いましたが、注文して焼酎を飲みながら待っていると、何とご飯が釜飯でした(写真9番目、最後)。そら時間かかるわ。それやったら돌솥갈비탕(トルソッカルビタン 石釜カルビタン)やなくて돌솥밥갈비탕(トルソッパプカルビタン 石釜飯カルビタン)やんって思ってしまいました(笑)。

ソウル骨董街 2024年3月

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2024年03月15日(金)

20240315 1今回は3月4日(月)~7日(木)までの3泊4日の日程でソウルに行って来ました。

今回は黄鶴洞(ファンハクトン)へは行けず仁寺洞と踏十里・長安坪骨董街の方へは行って来ました。黄鶴洞(ファンハクトン)へはまた次回行った時には行ってみようと思っています。

今回は収獲が少なかったですよ。最初の写真の木製八角盆(幅約32cm、高さ約5cm)の他には、お客様から依頼を受けていた物1点とその他にはもう1点だけでしたから。物が無い訳ではないのですが、今円が弱いですからね。コロナ禍前のここ10年ほどの間は、円対ウォンのレートが大体 1対10 ぐらいの時が多かったのですが、今は 1対8.7~8.8 ぐらいですからね。2010年代初めごろの円が強い時は 1対15.5 ぐらいの時さえありましたからね。こうなって来ると日本で買う方が安いですからね。

今でも韓国に行けば韓国の骨董品が日本の骨董店で買うよりも格安で買えるとか思っている人もいるかも知れませんが、そんなのははるか昔のお話ですよね。

今回も踏十里・長安坪はあまり活気が無かったですね(写真2~3番目)。日本人のお客さん、特に業者はもうほとんど来ないと言ってましたね。円安が解消されるまでは難しいですね。店も閉まっている店や一応電気がついていて開いているようではあるのですが、店主不在で鍵がかかっているような店が特に長安坪の方では多かったですね。

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仁寺洞の方も店が減りましたね。メイン通りにはもう骨董店は1軒のみです。横道の店も閉店や他の店に代わってるところもありましたね。今仁寺洞の骨董店の店舗は前回ご紹介した건국(コングク)ビルに多くが移って来ているようです。

건국(コングク)ビルの位置は仁寺洞サゴリから三一路(サミルロ)に出るすぐ前の左手にあります。位置詳細については過去の記事に詳しいのでそちらをご参照ください(過去の記事へはこちらをクリック)。

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건국관(본관〈本館〉)・경운관(キョンウン館)・인사관(インサ館)という3つの建物から成る건국(コングク)ビル(写真4~7番目)には건국관(본관〈本館〉 写真5番目)を中心に骨董店の店舗が10数店舗ほどはあるようです。경운관(キョンウン館 写真6番目)・인사관(インサ館 写真7番目)は、写真の反対側が三一路(サミルロ)に面しており、そちら側にある骨董店数店もこの건국(コングク)ビルに属しています。写真8~10番目に경운관(キョンウン館)の案内図を示しています。これを見ると2階より上の階にも骨董店らしい店舗がいくつかあります。

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今回は出来ませんでしたが、次回は事前に情報を得た上で調査してみるつもりです。全館の案内図が作れたらいいのですが。

ただ店舗は全てガラスの扉で外から中が見えるようなスタイルではなく、鉄の扉で中の見えない事務室のスタイルですので、なかなかハードルが高いです(笑)。

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