「ソウル情報」
こちらでは、ソウルの骨董情報をご提供しております。ソウルの骨董街、仁寺洞、踏十里・長安坪古美術商街、黄鶴洞等の関する情報のご提供。また、それら地域の骨董店のご案内も致しております。
お食事処につきましても、骨董街の周辺を中心にソウルのお食事処を幅広くご案内致します。 ソウルの骨董街へお出かけの際には、ぜひご参照の上、ご利用ください。
ソウル 2024年3月4日(月)~7日(木)
4日(月)~7日(木)まで臨時休業とさせていただきましたが、その間ソウルに行って来ました。そんな訳で6日(水)の平安蚤の市のご報告は出来ませんでした。
今までは2泊3日での渡韓でしたが今回は3泊4日の期間にしました。2泊3日の時は到着初日に少しでも仕事をしたいので、朝4時前に起きて京都駅5:45分発のJRはるかに乗って、関空9:00発の便で仁川空港まで行っていたのですが、そんなタイトなスケジュールで行くのがもうしんどくなってきました(笑)。それにバスが走っていない時間帯なので、その時間のはるか号に乗るためには京都駅まではタクシーに乗るしかないのですが、そのタクシーの予約ができないんです。コロナ禍でタクシーの仕事がなくなって多くの運転手の人たちが辞めて他の仕事に移ってしまったのですが、観光客が増えた今再び運転手を雇用しようにもなり手がおらず、運転手不足が京都では特に深刻な状態です。そんな訳で、朝タクシーがつかまらない場合に市バスででも京都駅まで行ける時間帯の便で行くことにしました。そうなると2泊3日ではダメで3泊4日となるんですね。
関空での出国手続き時は相変わらず人が多くて搭乗できるか心配なレベルでしたが、今回は仁川空港での入国手続きにも50分ぐらい時間を要しました。これまでは仁川空港での入国手続きはそんなに並ばなくても済んでたんですけどね。入国者が日本人よりもほかのアジア圏の国の人が結構多かった印象でしたね。
今回もソウルの骨董街は仁寺洞と長安坪・踏十里と回って来ましたが、今円安ですのでね。向こうでの買い物にはうまみがないですね。収獲はほぼ無し。まあ円が弱い時に無理して買う必要もないですからね。
今回は、友達一人が急に仕事が入って会食できなくなりましたが、大学院の指導教授の先生ともう一人の友達とは会食できましたので、よかったです。
まだ確定申告の方が終わっていませんので、まずそちらを終えて来週の後半あたりからソウルでのご報告をぼちぼちしていきたいと思っておりますので、今しばらくお待ちください。
【ソウルお食事処】 2023年12月
今回の初日4日(月)は晩ご飯を久しぶりに仁寺洞の鳥金(조금 チョグム)で食べました。こちらは釜飯の専門店です。看板には英文で「DORI KING」とも書かれており、日本語で「とりきん」と読ませたいのでしょうね。箸袋には「TORIKIN」とありました。名前からして鳥釜飯のお店かと思いますが、こちらの釜めしはどちらかというと海鮮系です。写真のように甘エビ・芝エビ・カニかま・かまぼこ・筍・マッシュルーム・銀杏・カイワレなどがのってます。これが今回いただいた조금솥밥(チョグムソッパプ 鳥金釜めし)ですが、アワビ入りの전복솥밥(チョンボクソッパプ アワビ釜めし)というのもあります。
今回は仁寺洞の業者の人にごちそうになったので、値段は分からなかったんですが結構いい値段のはずです。5年ぶりまでは行きませんが4年半ぶりぐらいでしょうか。本当に久しぶりでした。
店の場所は、仁寺洞メイン通りの안국동(安国洞 アングックトン)側入口近くです。
初日の晩の楽しみとして外せないのが본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)の마늘 치킨(マヌル(ニンニク)チキン)です。カリッと揚げたチキンにニンニクソースをたっぷり絡めたこのチキンは、美味しいのですがメチャクチャにんにく臭いので、帰国前夜には絶対に食べられないのです(笑)。今回は半人前を持ち帰りにしてホテルで食べました。場所は地下鉄1号線南榮(남영 ナミョン)駅から徒歩30秒以内です。
二日目の晩は미성회관(ミソンフェグァン)でカルビタンを食べました。韓国で食事するとおかずが沢山出てくるのがいいですね。メインの料理が出てくる前におかずをあてに焼酎飲みながら待てますからね。こちらはこれまでもご紹介していますが、お肉の店で炭焼きカルビやトゥンシムなどが人気です。場所は地下鉄4号線 숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅の6番出口を出て、そのまま行って左の道に入って20mほど先の道の右側にあります。
朝食は、2日目の朝はスンドゥブとピビンパㇷ゚セット、帰国日の3日目はオムライスにしました。なぜ韓国に行ってまで朝ごはんにオムライスなのかというと、これもニンニク臭を抜くためでした(笑)。90年代にソウルにいた時も含めて、あまりあちらでオムライスを食べた記憶がないのですが、今回食べたオムライスは最後の写真のように、中のご飯がケチャップライスではなく白いご飯の焼きめしでした。今回も朝食は、南榮(ナミョン)駅の道路向かい側にある얌샘김밥(ヤムセムキムパㇷ゚)でとりました。お値段はどちらも確か8,000ウォンでした。朝食代としては高くなりました。
仁寺洞 아름다운 차박물관(美しい茶博物館)
前回8月に来た際に久々に訪れた仁寺洞の伝統茶店아름다운 차박물관(美しい茶博物館)。今回も行って来ました。前回は2日続けて行きましたが、今回は1日だけにしました(笑)。
仁寺洞の決して分かり易くないお店の場所につきましては、過去の記事に詳しく記しておりますので、そちらをご参照くださいね。また、今回も他のお客さんがいて店内の写真が撮れませんでしたので、店内の様子につきましてもそちらの写真でご確認ください(過去の記事〈2018年12月14日作成〉へはこちらをクリック)。
今回はセンガン茶(生姜茶)を注文したのですが、センガンユジャ茶(生姜柚子茶)で出て来ましたね。器の底に柚子が潜んでいました(写真4番目)。お値段は確か9,000₩だったと思います。もう10日以上経過しましたので、記憶が曖昧です(笑)。
いつものように、サービスの焼いた餅が時代のある器に盛られて出て来ました。今回は高麗青磁の小皿で出て来ました。これが楽しいので、必ずこちらでお茶をいただきます。支払い際のに「いつも餅を高麗青磁や粉青の時代のある器で出してくれるのがいいので、いつもこちらに来ているんです」と言って、お土産に持って来て余ったものですが、皆さんでどうぞと言って生八つ橋を差し上げたら随分喜んでいただいて、帰りにお茶をいただきました(写真5番目)。紅茶でしたね。こちらではお店を入ってすぐのところにお土産物のお茶の販売スペースも設けられています。
ギャラリー(無料)では、今回は족두리(チョクトゥリ)などが展示されていましたね。족두리(チョクトゥリ)というのは、韓国の女性が婚礼など礼装の際に使用した冠の一種です。展示されていたのは時代のあるものではなく、現代作家の作品でした。
今回店の外観の写真を撮るのを忘れてしまいましたので、そちらも前述の過去の記事でご確認くださいね。申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
ソウル骨董街 黄鶴洞と踏十里・長安坪
先週の訪韓のご報告です。初日は順調に飛行機が到着し、入国審査もほとんど並んで待たずに通過、荷物も受取場所に着いた時には既に出て来ていて、空港バスにも5分待ちぐらいですぐ乗れるというように、全てがスムーズに行きましたので、思ったよりも早くホテルに着きました。そこで初日に仁寺洞へ行く前に黄鶴洞(ファンハクトン)を、2日目は踏十里(タプシムニ)・長安坪(チャンアンピョン)骨董商街を見て回りました。黄鶴洞はコロナ禍後、今年5月と8月にソウルに行った際にも行けなかったところで、今回4年ぶりでした。まずはその黄鶴洞からご紹介します。
黄鶴洞に行く時は、私の場合地下鉄1号線で동묘앞(トンミョアップ 東廟前)駅へ行きます。동묘앞(トンミョアップ 東廟前)駅は、동대문(トンデムン 東大門)駅の次になります。3番出口を出て東廟前の蚤の市を抜け、清渓川という川を渡ったところになります。位置や行き方については過去の記事に詳しく記していますので、そちらをご参照ください(「黄鶴洞(ファンハクトン)」へはこちらをクリック)。
동묘앞(トンミョアップ 東廟前)から黄鶴洞に行くまでの東廟前の蚤の市はいつも人は多いですね。ここは骨董と言えるような物は無く、衣類や日用品の中古品、食品などの露店が並んでいます(写真2∼5枚目)。外国人の姿も結構見受けられます。いつも黄鶴洞に行く行く時にはここを通って行きますが、ここで何かを買ったことはないですね(笑)。
清渓川の橋を越えたところに「ロッテキャッスルベネチア」というアパート(マンション)が見え(写真6番目)、その建物の道を隔てて向かって右側の区域が黄鶴洞になります。
かつてはここにも多くの骨董店があったのですが、今は冷蔵庫、洗濯機などの大型家電製品や機械類などの中古品を扱う店が集まっています。骨董品を扱う店も少なくなっていたので、この区域で私が出入りしていた店はもう2軒しかなかったのですが、今回行ってみたらそのうちの1軒が無くなっていました。残ったのはもう1軒のみになってしまいましたね。残った1軒というのが1番目の写真と7番目の写真ですが、いつも7番目の写真の店舗に息子がいて、声をかけると主な商品のある1番目の建物2階の店舗に連れて行ってくれます。今後ここが無くなったら、もう黄鶴洞に行く事もなくなってしまいますね。
踏十里(タプシムニ)・長安坪(チャンアンピョン)古美術商街も今回はしっかり回って見て来ましたよ。地下鉄5号線「踏十里」駅を下車、エスカレーターで1番出口を出て踏十里古美術商街2棟→5棟→6棟と見て回り、さらに少し離れた(徒歩5分ぐらい?)の 長安坪(チャンアンピョン)古美術商街まで見て来ました。長安坪の方は開いていない店が結構多かったですね。1時半頃でしたから、お昼ご飯に出ていた店が多かったのかも知れませんが。しかしながら、今回はそこそこの収獲を得ることができましたので、よかったです。盃ばかりでしたが(笑)。また「昨夜の晩酌」の方でご紹介していきますので。
踏十里・長安坪についても、位置・行き方情報は過去の記事に詳しく記していますので、そちらをご参照ください(「ソウル 踏十里(タプシムニ)古美術商街」へはこちらをクリック)。
ソウル骨董街 仁寺洞 건국빌딩(コングクビル)
昨日から当店では年末年始に向けて李朝酒器の追加出品中です。その準備等があって、先週の訪韓のご報告が出来ていませんでしたので、今週からボチボチさせていただきます。
今回もソウルの骨董街を回って来ました。初日に仁寺洞、2日目に踏十里・長安坪、それから今回は前回、前々回と行けていなかった黄鶴洞にも久しぶりに行って来ました。
仁寺洞はやっぱり骨董店が減りましたね。移転した店もありました。今回仁寺洞でしばらく会っていなかった業者と偶然出会いました。仁寺洞のメイン通りで小さな店をしていたのですが、オークションハウスをやってうまくいかず、仁寺洞→長安坪→仁寺洞メイン通りと移って、その後連絡が取れていなかったのですが、今回건국(コングク)ビル内で偶然会いました。この건국(コングク)ビル内にも骨董店が入って来ています。건국(コングク)ビルの位置については過去の記事に詳しいのでそちらをご参照ください(過去の記事へはこちらをクリック)。건국(コングク)ビル内の店の紹介記事なのですが、後半最後の方で건국(コングク)ビルの位置の説明をしています。
この건국(コングク)ビルは駐車場を中心に건국관(본관〈本館〉)・경운관(キョンウン館)・인사관(インサ館)という3つの建物から成ります。写真の案内図をご参照ください。これらは、元々は韓国の건국대학교(建国大学校)の建物だったそうですので、多分事務棟と研究棟だったのだと思います。
私が出入りするのは、この中の건국관(본관〈本館〉)内の数店舗だけなのですが、他の경운관(キョンウン館)と인사관(インサ館)にも骨董店があるようです。元々が店舗用というよりの事務室用の店舗になっているので、普通のお店の店舗のようにガラスの扉で外から中が見えるようなスタイルではなく、鉄の扉で中が見えず扉の上に部屋番号と店名等だけが書かれているスタイルの店がほとんどです。そのため、店を見つけにくいですし、なかなか入りづらいという感じのところです。
また少し時間を作って、この건국(コングク)ビルを探ってみて、お勧めできるようなお店があれば。こちらでご紹介できればと思っています。でもまあ勇気のある方は、その前にでもどんどん探しに入って行ってみてください(笑)。
また、仁寺洞の位置情報などにつきましても過去の記事に詳しいので、こちらをクリックの上ご参照ください。
ソウル 2023年12月
お知らせしていました通り、4日(月)と5日(火)を臨時休業、6日(水)が通常通り定休日で3日間お休みさせていただきました。その間、2泊3日でソウルに行っておりました。
冬のソウルに行くのはもう4年ぶりでしたね。今回は思ったより寒くなかったですね。というか、事前にネットの世界の天気予報で確認していたのですが、3日間とも最高気温が10℃以上、最低気温も2~3℃ぐらいの予報でした。例年この時期ですと少なくとも最低気温の方は氷点下になるんですけどね。お天気も良かったですしね。ただ、今日は西日本でもそのようなんですが、ソウルでも黄砂が飛んで来ていましてニュースなどではマスクの着用を呼び掛けていました。確かにマスクを着用している人が思ったよりも多かったように思いましたね。まあインフルエンザや肺炎も流行しているようでしたので、そちらの影響の方が大きかったのかも知れませんが。
あと地下鉄の1号線を仁寺洞への行き帰りによく利用したのですが、鍾路3街辺りから仁川や水原方面行がメチャクチャ混んでました。次の列車を待つ人でホームが溢れかえっていて、階段を下まで降りられないぐらいで、電車が来ても直ぐぎゅうぎゅう詰めになるぐらいでした。ちょっと怖いぐらいでしたね。
今回もまた骨董街をめぐるだけの旅をして来ました(笑)。5月と8月に行った時は黄鶴洞には行けていなかったのですが、今回は黄鶴洞の方にも足を伸ばして来ました。あそこに行ったのも4年ぶりになるんですかね。
今回はそこそこの収獲も得られましたし、今話題のトコジラミにも刺されることなく無事帰国しました(笑)。
10日(日)から酒器の追加出品をするため、その準備の方を優先しますので、そちらが落ち着いた来週から今回のソウルでの報告をさせていただきます。
【ソウルお食事処】 南榮駅・淑大入口駅周辺
今回も私は地下鉄1号線 남영(南榮 ナミョン)駅前のHOTEL RAINBOWに宿泊しました。 南榮(ナミョン)駅からHOTEL RAINBOWまでは徒歩30秒の距離です。もう一つの最寄り駅の地下鉄4号線숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅までも徒歩3分程でしょうか。
90年代に約8年ソウルで過ごしましたが、ここではその終盤の3年を過ごしましたので、ソウル市内を動く際の拠点として私には最適なんです。空港リムジンバス6001が淑大入口(スクテイック)まで出ており、仁川空港までの行き帰りも便利です。
そんな남영(南榮 ナミョン)駅・숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅周辺での今回のお食事をご紹介したします。
初日の夕食は南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)で、元銀行員の友人とサムギョプサルをいただきました(写真1番目)。ここではいつもテジカルビを食べてましたので、サムギョプサルは今回が初めてでしたが、一般的な三枚肉の薄切り肉ではなく、固まりの肉を焼きながらハサミで切っていくというスタイルでした。その他の白っぽい細切りの肉は友人が注文していて何とか言っていましたが、もう名前忘れてしまいました(笑)。
その後は初日の定番본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)で、マヌル(ニンニク)チキンをいただきました(写真3番目)。ニンニクソースたっぷりのマヌルチキンは、日本でやっているところを知りませんし、あったとしても日本では翌日のニオイが気になって食べられたものではありません(笑)。なのでこれは、必ず旅行初日にいただきます。場所は남영골(ナミョンゴル)の道向かい側、ホテルからは徒歩10秒以内です。
2日目の夕食は、淑大入口(スクテイック)駅6番出口近くの「味成(ミソン) 中國館」で酢豚とチャジャンミョンをいただきました。私が90年代にこのあたりに住んでいた頃にあった中華料理店は、もう全て無くなってしまいましたので、いつも肉料理をいただく味成会館(ミソンフェガン)のこちらの店に友人と行って来ました。
韓国の中華料理店で食べる酢豚は、衣をつけて揚げたスティック状の豚肉とピーマン・玉ねぎなど野菜入りの餡が別々に出て来て、それを目の前でかけてくれるというスタイルだったのですが、今回は餡をかけた状態で出て来ました。豚肉の形も違ったし、なんかちょっと期待外れでした(写真5番目)。友人もこんなのは初めてだと言っていました。チャジャンミョンは本当に久しぶりで懐かしかったです(写真6番目)。もう一つの赤い汁のものは、友人が注文したチャンポンです。日本と違って赤くて辛い出汁です。
2日目と最終日3日目の朝食は、南榮(ナミョン)駅の道路向かい側にある얌샘김밥(ヤムセムキムパㇷ゚)でとりました。2日目の朝はスンドゥブとビビンパㇷ゚のセット(スープはセルフ)を最終日の朝はチャムチサラダキムパㇷ゚(ツナサラダキムパㇷ゚)をいただきました。
いつもホテル周辺の食堂ばかりのご紹介になってしまい申し訳ございません。しかしながら、このあたりは骨董街巡りするには大変便利な場所です。仁寺洞と黄鶴洞へは地下鉄1号線乗り換えなしで行けますし、踏十里・長安坪古美術商街へは4号線淑大入口(スクテイック)駅から東大門歴史文化公園駅で5号線に乗り換えて行けます。
久しぶりの아름다운 차박물관(美しい茶博物館)
こちらのブログでは月初めには今月の京都の骨董関連イベントの案内を中心にお届けしているため、昨日はソウル情報の方はお休みしましたが、今日からまた続きをお届けします。
前回5月に3年半ぶりにソウルを訪れた際には、思った以上に雑務に時間をとられたため、行けなかったところが多かったのですが、そんな前回行けなかったところの一つがご紹介する아름다운 차박물관(美しい茶博物館)でした。
아름다운 차박물관(美しい茶博物館)はこれまでにもこちらでご紹介して来ましたが、仁寺洞にある伝統茶のお店です。場所は仁寺洞のメイン通りから路地を入った奥の方にあります。決してわかりやすい場所ではありませんが、詳しい店の位置につきましては、過去の記事に詳しく記載しておりますので、そちらをご参照ください(過去の記事〈2018年12月14日作成〉へはこちらをクリック)。
今回は初日と二日目の午後、夕食前にホテルへ一旦戻る直前の時間帯に伺いました。前回確認はしていなかったのでお店が存続しているのかも少々心配でしたが、ちゃんとありました。よかったです。
今回は1日目に五味子(オミジャ)茶(写真4番目)を、2日目はスジョンガ(干し柿の入ったシナモンの香りのする韓国伝統茶)が飲みたかったのですが、メニューになかったんですよね。それで冷たい桂皮茶(写真5番目)をいただきました。お値段の方がどちらも8,000₩で以前より安くなっていたような気がします。以前は大体10,000₩以上だったように記憶してます。
また、これまで通り焼いたお餅も付いてきました。こちらでは、時代のある高麗青磁や三島の小鉢をお餅を提供する際の器として出してくれたのですが、今回もやはりそれは受け継がれていてよかったです。今回は高麗青磁の小皿でご提供いただきました。しかも今回、偶然にも2日とも同じ青磁の小皿で出てきました。写真6番目~8番目が1日目。9番目が2日目です。今回のようにカセや土錆びのあるもので出てくることがありますので、骨董好きではない人にとっては抵抗があるかもしれませんが。
お餅は熱々に焼いた物を持って来てくれますので、飲み物より少し遅れて出てきます。なので写真を撮りたい場合はすぐに飲み物は飲まずに待った方がいいと思います。
2日とも奥の席に他のお客さんがいたので、店の中の写真は3番目の写真しか撮れませんでした。こちらにつきましても過去の記事(2018年12月14日作成分)に写真がありますので「こちらをクリック」をクリックの上ご確認ください。
また、ギャラリーがあり現代作家の作品や高麗~李朝初期頃の青磁や三島、白磁なども展示されています。今回は現代作家の作品ではなく、高麗・李朝の青磁や白磁が展示されていました(写真10番目~12番目、最後の3枚)。ギャラリーは無料です。
ソウル(2023年8月28日~30日)
夏期休暇中の8月28日(月)~30日(水)の3日間、ソウルに行って来ました。帰りの便の出発が45分か50分ぐらい遅れましたが、無事帰って来ました。関空⇔京都は今回もハローキティのJRはるか号でした。はるかは全車両キティになったみたいです。
ソウルの骨董街は、仁寺洞、踏十里(タブシㇺニ)、それと前回は行けなかった長安坪(チャンアンピョン)までは見て来ましたが、今回ももう1か所の黄鶴洞(ファンハクトン)までは行けませんでした。長安坪は、店が結構減ってましたね。主人が不在で閉まっている店も多かったですしね。次回は黄鶴洞の方も見て来たいのですが、もう以前から既に再開発で昔の雰囲気はなくなってましたから、あまり期待はできないでしょうけどね。
仁寺洞・踏十里・長安坪・黄鶴洞など、骨董街の位置などについては、過去の記事で詳しく説明していますので、下記をご参照ください。
仁寺洞についてはこちらをクリック。踏十里・長安坪についてはこちらをクリック。黄鶴洞についてはこちらをクリック。
前回コロナ禍明け3年半ぶりの訪韓時には、久しぶりに会って食事を予定していたを友人2人がそれぞれ体調不良と仕事の関係で会えなくなって、夕食を2日続けて一人でするということにもなったりしましたが、今回は彼らとも久しぶりに会って食事することもできました。
今回天気の方は残念でしたが、気温の方は昼間の最高気温が29℃ぐらいでしたので、大変涼しくて過ごしやすかったですよ。帰ってきたらまたこの猛暑ですが(笑)。関空で建物から出たとたんにあのムウっとした蒸し暑さを感じて、がっかりしましたね(笑)。やっぱり向こうとは、気温もそうですが湿度が違いますね。
明日以降またご報告していきますので、よろしくお願いいたします。
【ソウルお食事処】 남영골(ナミョンゴル)
2日目の晩はこちらも以前にご紹介したことのある、地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)でテジワンカルビ(豚のカルビ)をいただきました。以前紹介したことのある所ばかりで申し訳ございませんが、やはりコロナ禍で3年半ぶりになじみのある店に行ってみたかったことと、現地ソウルに在留している訳ではないので、新しいお店を開拓するのはなかなか勇気がいりますね。2泊3日の短期間の旅行で知らない店に行ってみて、期待外れだったら、やっぱりイヤですからね(笑)。
骨の付いた豚のカルビを炭火で焼き、写真のようにハサミで適当な大きさに切ります。スライスしたニンニクも一緒に焼きます。韓国人はニンニクを焼かずに生のままで肉と一緒にサンチュに巻いて食べますが、私は胃が悪くなるので焼いたものしか食べません。生のまま食べると翌日に臭いも強く残りますからね。ブレスケアぐらいでは対応できませんからね、生のニンニクは(笑)。
テジワンカルビ(豚のカルビ)1人前が、今回17,000ウォンでした。コロナ禍前の2019年に来た時は、1人前12,000ウォンでしたから、こちらも結構値上がりしてましたね。もう韓国の食事が安いとは言えなくなってしまいましたね。
それと今回気になったのは、こちらのお店、以前はいつもお客さんがいっぱいで賑わっていたのですが、今回はガラガラでした。当日入店したのが午後6時頃でしたので、少し時間は早かったのですが、最初お客さんは私だけ。帰るまでに3組のお客さんしか来ませんでした。特に味やサービスの内容が変わったようにも感じなかったのですけどね。どうしたのでしょうか。あの日だけのことだったらいいんですけどね。
ナミョンゴルの場所は、地下鉄1号線南栄(ナミョン)駅を出て右へ20mほど先の横断歩道を渡り、右へ15mほどのところです。地下鉄4号線の「淑大入口(숙대입구 スクテイプク)」駅からも徒歩3分程と近いです。最後写真のように店の入り口は狭いですが、中は広く200席あるようです。