平安蚤の市と第131回古裂會オークション下見会
今日は同じ左京区の岡崎公園内で平安蚤の市と古裂會のオークション下見会が開催されましたので、朝から行って来ました。
平安蚤の市が9時頃から、古裂會の下見会は10時からの開催ですので、9時半過ぎ頃の現地到着してまずは平安蚤の市から見て回りました。
今日は天気がどうかと心配されていましたが、無事に開催されました。こちらは梅雨に入ってからも大雨による被害もなくありがたいことですが、ここ2週間ほどは九州や中国地方を中心に大雨による被害が出ているようで、心配ですし大変気の毒に思います。
今日雨は降りませんでしたが、蒸し暑かったですね。平安蚤の市は開催場所が屋外の平安神宮前広場ですので、とにかく暑かったです。それでも人は結構多かったですね。お店の方もよく出ていましたしね。
骨董の会でご一緒のNさんご夫婦も出店されていました。今日の目玉は3番目写真のなんでしょう?ラックという呼び方でいいんでしょうか?それと4番目写真の後方にある木製の氷を入れて冷やす昔の冷蔵庫でした。どうぞ熱中症にお気を付けくださいね。
平安蚤の市は、岡崎公園内の平安神宮前広場に多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まる骨董市です。基本毎月10日開催です。こちらは東寺・弘法市や北野天満宮・天神市とは違った業者の方々が多く出店されています。次回は8月10日(木)開催予定です。また来月も暑いでしょうね。
その後、同じ岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で開催の古裂會のオークション下見会へと移動しました。こちらは屋内なので涼しくてよかったです(笑)。第131回の今回は【特集】 屏風でした。
これまで7月の【特集】屏風の時は、祇園祭関係の鉾や巡行の屏風や軸物が多く出品されていたのですが、ここ数年はそういった類の物の出品が少なくなりました。今回も鉾の軸が1点と巡行の様子が描かれた洛中洛外図屛風と祭礼図屏風ぐらいでした(写真14番目∼16番目)。
今年も祇園祭は通常通り開催されるようですが、宵山の時期(7/14~16)に山鉾町にある旧家・老舗が所蔵する屏風をはじめとする美術品・調度品などを飾り、公開してくださる屏風祭というものがあり、遠い昔に見物させていただいた記憶があります。今どうなっているでしょうね。山鉾町のあたりもマンションやホテルがたくさん建って、旧家も減ってしまっていると思いますし、屏風祭の件数も減ってしまったのではないでしょうか。気になるなら実際に見に行ってみればいいのでしょうが、もうあの宵山の人の多い蒸し暑いところには近づきたくないんですよね。気にはなりますけどね。
以前よりご紹介している通り、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられまして、2か月に1回奇数月にこちらの「みやこめっせ(京都市勧業館)」で下見会が開催されます。下見会は明日12日(水)も同じみやこめっせで10:00~16:00の時間帯で開催されます。
次回は9月に【特集】中国・朝鮮美術で会場みやこめっせにて開催されます。