南座「吉例顔見世興行」まねき上げ 2023
今日、南座で歌舞伎の「吉例顔見世興行」の出演者らの名前が書かれた看板を看板を掲げる「まねき上げ」がおこなわれました。
歌舞伎役者の名前が勘亭流というのだそうですが、独特の太く丸みを帯びた書体で記されます。このこの書体で書くのは、隙間なく客が入るようにということだそうですよ。毎年ご紹介しているようですが(笑)。
今年の「吉例顔見世興行」は、「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」としても開催されるようで、今日團十郎さんと息子の市川新之助さん、娘の市川ぼたんさんが南座の前であいさつをされたようですね。私はもちろん見に行ってはいませんが、ただでさえ人が多いのに大変だっただろうということは、十分に想像がつきますね。
年末恒例の吉例顔見世興行、今年は12月1日から24日まで開催されるようです。さすがにもう今年は、コロナ禍による規制などは一切ない通常通りの開催になりますね。
私は顔見世興行は1度も見に行ったことが無いですし、今後も多分見に行くことはないと思います(笑)。しかし、やはり毎年のことながら南座に顔見世の「まねき」が上がっているのを見ると、年の瀬を感じますね。京都に年の瀬を告げる南座の顔見世ですので、招きの看板を見ると京都人はあわただしい気持ちになって来ますね、やっぱり(笑)。