初天神 2024年
昨日から日本海側を中心とする各地で豪雪による被害が相次いでいますね。能登の震災被災地にも降雪があり復興支援に支障が出るのが心配ですね。鉄道や高速道路、空の便にも昨日まで運休や通行止め、欠航など生じていましたからね。
「顕著な大雪に関する気象情報」なるものもテレビを見ていると滋賀県や京都府の北部もでしたかね、何度も表示されていました。どうやら「特別豪雪地帯・豪雪地帯の一部において短時間に顕著な降雪が観測され、今後も継続すると見込まれる場合に、気象台から発表される情報」ということのようですが、これまで耳にした記憶の無かった用語でした。
京都市内は昨日と今朝にも雪が降りましたが、当初心配した程の降雪は無くホッとしています。雪が積もると滑るから怖いんですよね。特に自宅前は結構な坂道で、両側に家がある道幅が細い道のため日陰になるので、雪が積もってしまうとなかなか溶けないで凍ってしまうんで怖いんですよね。
今日1月25日は北野天満宮の天神市、年の初めの初天神なのですが、昨日からの雪が昨夜から今朝にかけてどうなるか心配でしたが、道に積もるほどのことはありませんでしたので、無事に行って来ることができました。ただ、予想してはいましたがやっぱり露店は少なかったですね。参道も結構スカスカな感じでしたね。境内はあちこち軽く雪が積もったいい感じの雪景色になっていましたね(写真6~9番目)。2番目の写真は屋根に雪の積もった祇園の八坂神社の西楼門です。
楼門を入ったところのお守りを売っているところに見慣れない「新年 招福の梅の枝「思いのまま」初穂料1,000円」と書かれた横断幕がありました。梅の枝に「災難厄除」「疫病退散」などのお札と瓢箪がぶら下げてあるものでした。これは初めて見ましたね。
猿回しはいつものように準備中で、絵馬堂前に飛び移り台だけが置かれていましたね。後ろの絵馬堂内にはお正月に子供たちが書き初めに書いたものと思われるお習字が貼られていました。毎年の初弘法での光景ですね。
骨董関係の露店の出店もやっぱり少なかったですね。大雪の関係で来られなかった他府県の業者もいたでしょうからね。御前通りも北門の前の通りもいつもとは違いスカスカでしたね。
しかしながら、今日は久々に骨董の収獲ありでしたよ。最後の写真2枚の計4点でした。李朝初期の碗と高麗青磁の深皿などですが、晩酌時の酒の肴を盛る器としてして活躍してくれそうな物ばかりです。一番大きな白磁の碗はサイズ的に茶碗としても使えますね。青白色のきれいな肌で、無傷なのも嬉しいところです。
今回はどうして久しぶりにこのような収獲を得られたのか。長く当ブログをご覧いただいている方なら、多分お分かりになるでしょうね。